歌舞伎座(120年) 1階2列15番
鶴寿千歳
最初に、歌昇、錦之助、孝太郎の三人が舞い、次に大成駒と天王寺屋の人間国宝が。踊りとして見せるべきものがあるとは思わない。お祝いのための顔見世。
連獅子
幸四郎と染五郎。多分、染五郎に変な緊張というか苦手意識みたいなものがあるのではと思うような、硬さが見られる。もっとのびのびやればいいのになあ。幸四郎、決して上手くないが、貫禄みたいなもので見せることが出来るようになってきた。
助六由縁江戸桜
5年前の正月は日本にいなかったので、團十郎の助六は十数年ぶり。最初に観たのが昭和60年の襲名(2バージョンとも観た)。本人も還暦を過ぎて演じた者がいままで成田屋にいないと言っているだけに、これが最後かもしれない。
段四郎の口上、チョい噛んだのもご愛嬌。
福助の揚巻、海老蔵以外に、つまり成田屋以外で誰が演じていくかというのはあるけど、揚巻はちゃんとモノにして欲しい。酔った雰囲気はお手の物、笑。今日はそれなりに美しく、存在感もあった。
左團次の意休、はまり役だろう、13代目仁左衛門の枯れた存在感が強烈だったが、左團次の意休像はできている。梅玉の白酒売、まあご愛嬌。東蔵の通人がなんとも洒落ていた。大成駒の満江、田之助のような大いなる母という存在感がいまひとつ欠けるか。
正月だなあと感じる歌舞伎座。
鶴寿千歳
最初に、歌昇、錦之助、孝太郎の三人が舞い、次に大成駒と天王寺屋の人間国宝が。踊りとして見せるべきものがあるとは思わない。お祝いのための顔見世。
連獅子
幸四郎と染五郎。多分、染五郎に変な緊張というか苦手意識みたいなものがあるのではと思うような、硬さが見られる。もっとのびのびやればいいのになあ。幸四郎、決して上手くないが、貫禄みたいなもので見せることが出来るようになってきた。
助六由縁江戸桜
5年前の正月は日本にいなかったので、團十郎の助六は十数年ぶり。最初に観たのが昭和60年の襲名(2バージョンとも観た)。本人も還暦を過ぎて演じた者がいままで成田屋にいないと言っているだけに、これが最後かもしれない。
段四郎の口上、チョい噛んだのもご愛嬌。
福助の揚巻、海老蔵以外に、つまり成田屋以外で誰が演じていくかというのはあるけど、揚巻はちゃんとモノにして欲しい。酔った雰囲気はお手の物、笑。今日はそれなりに美しく、存在感もあった。
左團次の意休、はまり役だろう、13代目仁左衛門の枯れた存在感が強烈だったが、左團次の意休像はできている。梅玉の白酒売、まあご愛嬌。東蔵の通人がなんとも洒落ていた。大成駒の満江、田之助のような大いなる母という存在感がいまひとつ欠けるか。
正月だなあと感じる歌舞伎座。