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Pretenderの備忘録

三月大歌舞伎 昼の部

2008-03-09 21:34:47 | 歌舞伎
歌舞伎座 16列24番

春の寿
 <三番叟>
 翁 我 當
 三番叟 歌 昇
 三番叟 翫 雀
 千歳 進之介

 <萬歳>
 萬歳 梅 玉

 <屋敷娘>
 お梅 扇 雀
 お春 孝太郎

我當は結構姿勢が決まらなかったりするのだが、貫禄で見せる。意外と翫雀が良かった。萬歳は特に印象に残らなかった。屋敷娘はまあまあ。

一谷嫩軍記 陣門・組打

熊谷次郎直実 團十郎
玉織姫 魁 春
平山武者所季重 市 蔵
熊谷小次郎直家/無官太夫敦盛 藤十郎

藤十郎が若々しく演じる。この話、冗長という感じであまり好きになれないのだけど、役者の力で見せるみたいな。

女伊達(おんなだて)

木崎のお秀 菊五郎
淀川の千蔵 秀 調
中之島鳴平 権十郎

昨年末くらいから菊五郎がなんか精彩ないなあと思ってるんですが、今回も、カラダの切れもないし。

廓文章 吉田屋

藤屋伊左衛門 仁左衛門
扇屋夕霧 福 助
太鼓持豊作 愛之助
番頭清七 錦 吾
阿波の大尽 由次郎
吉田屋女房おきさ 秀太郎
吉田屋喜左衛門 左團次

福助の夕霧、よくやっていたのではないか。まあ安心して観ていられる配役。

途中、隣のブロックの人が、発作で倒れたようだった。運び出すまでちょっと時間がかかったように思う。職員にマニュアルはないのだろうか。途中で遅刻して入ってくる人の誘導は丁寧にやっているが、そんなのは入れることない。むしろ、高齢化で急病人対策の方が重要。




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