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Pretenderの備忘録

コクーン歌舞伎 夏祭浪花鑑

2008-06-10 22:42:40 | 歌舞伎
シアターコクーン 1階XB列20番

団七九郎兵衛 中村 勘三郎
一寸徳兵衛 中村 橋之助
徳兵衛女房お辰 中村 勘太郎
傾城琴浦 中村 七之助
三河屋義平次 笹野 高 史
大鳥佐賀右衛門 片岡 亀 蔵
釣舟三婦 坂東 彌十郎
団七女房お梶 中村 扇 雀

初日。
開演時間前に、役者さんがぞろぞろと客席を通って舞台に。舞台には上がらないが串田さんもいる。

そのまま、発端のケンカの場面へ。
住吉鳥居前の場、釣船三婦内の場、長町裏の場と非常に早いテンポで進む。ここまで1時間20分程度。長町裏の場では、串田演出お約束の蝋燭の照明、泥はね。ビニールシートが配られる。
休憩を挟んで、九郎兵衛内の場、同屋根の場。お約束、パトカーはドイツのもので、ベルリンの壁。

前から二列目だったので、臨場感は凄い。加えてテンポが軽く飽きさせない。海外での公演を重ねて、こういう形に洗練されてきたのかなと思う。歌舞伎としての芸というよりも、これは演出と中村屋という興行主の力なんだと思う。勘三郎としては珍しい菊五郎劇団張りの派手な大立ち回りもあり、エンターテイメントとして、十分楽しめた。カーテンコールでは串田さんと勘三郎の挨拶。

コメント
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