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Pretenderの備忘録

十二人の優しい日本人

2020-05-10 17:31:42 | 芝居・ミュージカル・バレエ
オンライン版
作 三谷幸喜

甲本雅裕 、相島一之、小林隆、阿南健治、吉田羊、近藤芳正、梶原善、妻鹿ありか、西村まさ彦、宮地雅子、野仲イサオ、渡部朋彦、小原雅人、一橋壮太朗

初演と近いメンバーを集めてズーム配信の後、Youtubeで。貴花田の横綱とか、時代を感じる。そして、30年前経って、このメンバーが今や大活躍しているのは本当に凄いなあと思う。三谷は役者をアンドロイドで代替しようなどとは思わないだろう。

いわずと知れた十二人の怒れる男のパロディである。画面を十二分割して、見せる。一応、多少の画面内の動きや表情はある。朗読ではない、ラジオドラマみたいでもない、やはりリーディングであろうか。前半と後半で、十二分割の並びが異なる。
しゃべっている人を一応ハイライトはしているのだが、それがちょっと遅れたりする。急ごしらえ感がそんなところに出ている。
セリフ劇の新たな可能性を提示したと言えるかもしれない。
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マーラーフェスティバルオンライン2020 #2

2020-05-10 16:37:03 | 音楽 Classic
Documentary Symphony no. 2 ‘Death and resurrection’ 
Concert stream Symphony no. 2 Concertgebouworkest conducted by Daniele Gatti (2016) 
soprano: Annette Dasch
mezzo soprano: Karen Cargill
Netherlands radio choir

Concertgebouworkest 

ドキュメンタリーの部分でジェシーノーマンやトーマスハンプソンが登場。ジェシーノーマンは、タングルウッドでまさにマーラー2番をべランスのメゾとともにBSO、小澤指揮で聴いた思い出がある。
タングルウッドでは二番を二回聞いていて、もう一度は、バーバラボニーがソプラノで、8月6日だった。広島に捧げるということだった。その時、日本人の団体の観光客が来ていて、浴衣に祭の団扇を持って、カーテンコール(カーテンはない野外劇場だけど)の際に大騒ぎしていたのを、「ツアーガイドは何も説明しないのか。今日のコンサートの意味、わかってるのか」と感じたのをよく覚えている。
ハンプソンは同じタングルウッドで、カルミナブラーナをキャスリンバトルと一緒だった。

さて、今回の演奏、前半は緊張感があり、繊細。後半はかなりテンポを緩やかに。まあまあ良かったかな。

ガッティは、セクハラで音楽監督を解任されたが、普通に過去の画像が流れるところが、不祥事があると画像が消えてしまう日本との違いだ。まあ、民事だけの話で刑事にはなってないのだろうが。

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転・コウ・生

2020-05-10 14:26:07 | TV
●第3夜 「転・コウ・生」
<作> 森下佳子  <音楽> 宮崎誠
<出演> 柴咲コウ  ムロツヨシ  高橋一生 

直虎に出ていた面子である。
ちょっとSFっぽくて、ほんわかしているけど。
かなりゆるーい感じ。これだけのスターを使い、もったいないなと、思わないでもない。
まあ、時間も限られており、初めての試みなのだから、仕方ないか。

第一夜は観ることができなかった。第二夜はたまたまやっていて、あまり真面目に観なかった。このコンビで、竹下景子が70を過ぎて出産するというBSドラマを今やってるらしいが、そのコンセプトになんか違和感を持ったからだ。
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寺子屋

2020-05-10 14:04:45 | 歌舞伎
にっぽんの芸能 中村吉右衛門の至芸 NHK ETVより

昨年の舞台より
吉右衛門、幸四郎、菊之助、児太郎、又五郎、福助 等

これは実際に観た。福助の足元がおぼつかず、まだまだリハビリ途上だと感じたのを覚えている。
コロナの影響がなければ、吉右衛門がスタジオに来て、司会の高橋英樹と語ったのだろう。吉右衛門は、時代物の、骨太の役が合っていると思う。

寺子屋や熊谷陣屋では、子供を犠牲にして親の忠義を果たす。これらがGHQによって禁止されたのも良くわかる。冷静に筋を追うと、子供の人格が否定され、滅私奉公の犠牲になっているから。21世紀に生きるわれわれは、古典として位置付けて、しっかり鑑賞していきたい。
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