みなとよこはまあらぶるいぬのさけび〜しんそう、さんにんきちさ。
休憩なしで2時間ちょっと。三人吉三をモチーフに、横浜を舞台にアウトローを描く。三人吉三については、犬の鳴き声とか、出生の秘密とか、3人と言うのがモチーフになっているが、縛られてない感じで自由な作品。
横浜を舞台というのが、先日の市長選挙とかもぶっこんで来るのかと思ったら、それはなかった。
謎解きみたいのがあるが、あっさり謎が解けたり。三人の親の関係性を重ねるのは物語に厚みを加えるが、結末の回収がちょっとなあ、まあ原作もそういう話だが。
作者、演出が一番訴えたかったことは何なのかが、よくわからなかった。
役者はまあまあしっかり。
神奈川芸術劇場 大スタジオ
作:野木萌
演出:シライケイタ
出演: 玉城裕規 岡本玲 森優作 / 渡辺哲 山本亨 ラサール石井
村岡希美 大久保鷹 筑波竜一 伊藤公一 那須凜 若杉宏二