今までなかなか機会に恵まれず、行きたくても行かれなかったのだが、今回ようやく。
人形を遣うのは、ハムレットとオフィーリアのみ。それ以外の登場人物は、パネルのようなものを利用。平は、声色を変えて全役を。不思議な感じ。こういうのは初めて観た。
ハムレットを再構成した芝居は、ちょっと焦点がボケたかもしれない。
宮田が選曲した全34曲はシーンにマッチしており、演奏は言わずもがな見事だ。芝居の流れを見事に把握していると感心した。彼は、こういう色々な多ジャンルの人との共演もいろいろな楽曲への理解の力としているのだろうと思った。
出演
脚本・演出・美術・人形操演:平常 音楽構成・チェロ:宮田大 |
曲目
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007より「プレリュード」 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌより コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8より ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ第3番 イ短調 RV43より 等 |