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Pretenderの備忘録

平常×宮田大「Hamlet ハムレット」(2021年新演出)

2021-12-18 20:26:00 | 芝居・ミュージカル・バレエ
今までなかなか機会に恵まれず、行きたくても行かれなかったのだが、今回ようやく。
人形を遣うのは、ハムレットとオフィーリアのみ。それ以外の登場人物は、パネルのようなものを利用。平は、声色を変えて全役を。不思議な感じ。こういうのは初めて観た。
ハムレットを再構成した芝居は、ちょっと焦点がボケたかもしれない。
宮田が選曲した全34曲はシーンにマッチしており、演奏は言わずもがな見事だ。芝居の流れを見事に把握していると感心した。彼は、こういう色々な多ジャンルの人との共演もいろいろな楽曲への理解の力としているのだろうと思った。

出演
脚本・演出・美術・人形操演:平常
音楽構成・チェロ:宮田大

曲目
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007より「プレリュード」
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌより
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8より
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ第3番 イ短調 RV43より
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十二月大歌舞伎第一部

2021-12-18 19:56:55 | 歌舞伎
伊達の十役は、三代目の作品を、海老蔵や幸四郎が受け継いで、エンターテイメントとして残ったが、いよいよ真打の四代目。ただ、コロナ禍ということもあり、再構成と相成った。先代萩のパートと、所作事で五十三次に絡めて進め、役も一つ変更となった。前半は政岡を見せ、後半は早替りオンパレード。時間も短いし、軽めという感じかな。若い人にはこのくらいの長さの方が良いのかもしれない。


四世鶴屋南北 作
奈河彰輔 補綴・演出
石川耕士 補綴・演出
市川猿翁 演出
市川猿之助 演出
三代猿之助四十八撰の内
  新版 伊達の十役(しんぱん だてのじゅうやく)
市川猿之助十役早替り相勤め申し候
序幕 
 
 
大詰 
足利家奥殿の場
同  床下の場
浄瑠璃
間書東路不器用(ちょっとがきあずまのふつつか)

乳母政岡
松ヶ枝節之助
仁木弾正
絹川与右衛門
足利頼兼
三浦屋女房
土手の道哲
高尾太夫の霊
腰元累
細川勝元

八汐
侍女澄の江/ねずみ
政岡一子千松
妙林
渡辺外記左衛門
松島
沖の井
妙珍
渡辺民部之助
栄御前
猿之助










巳之助
玉太郎
市川右近
弘太郎
寿猿
笑三郎
笑也
猿弥
門之助
中車


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