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Pretenderの備忘録

芥川賞ぜんぶ読む

2022-02-26 23:24:11 | 読書
84年間180作品 菊池良 宝島社 2019

同じ著者のタイムスリップ芥川賞が面白かったので、その底本となってるであろう本書を読んだ。面白かった。
最初に昭和の20作品をベストとして取り上げ、その後、現代から時代を遡っていく。70年代半ばくらいまでは戦争の記憶がまだ多く、60年代は共産党というのがキーワードになることも多い。意外と、海外での生活体験をテーマにしたものもある。これ、第一回から逆に紹介したら、学術書としては面白いだろう。

松岡正剛のように、HPで随時アップデートして行ったらよいと思うのだが。紹介は見開き1ページか2ページだが、WEB上なら選評などももっと厚くできようし。
コメント
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