エルガーは、のびのびと派手目に。
クセナキスは、難しい曲を熱演。
井上の得意なショスタコはじっくり。
ショスタコのあと、「ショスタコは天才で二枚舌、でないとソ連で生きられなかった。自分の親の世代のような戦争の時代を感じる。ゲルギエフやロシアのオケを外すという動きも嫌な感じ、フルトヴェングラーを思い出す。ゲルギエフはプーチンより頭いいんだから大統領選に出ればいい。最後は明るく」とアンコール。
コロナに続く災難の中で芸術は何ができるか。
オーチャードホール
指揮:井上道義
ピアノ:大井浩明*
ピアノ:大井浩明*
エルガー/序曲『南国にて』
クセナキス/ピアノ協奏曲第3番『ケクロプス』*(1986)〈クセナキス生誕100年〉日本初演
ショスタコーヴィチ/交響曲第1番
クセナキス/ピアノ協奏曲第3番『ケクロプス』*(1986)〈クセナキス生誕100年〉日本初演
ショスタコーヴィチ/交響曲第1番
アンコール
J.シュトラウス II:南国のバラ op.388より コーダ