第一回 中村福助・児太郎の会

児太郎の口上が、良い。辛い話も冗談を交えて明るく沸かせる。良い青年役者になった。

傳次郎一座の素演奏。

鷺娘。玉三郎のものばかりに馴染んでいると、こういうんだっけという感じ。小さい会場だと胸の筋肉が目立ってしまう。女形は大変だなあと。

道成寺。鐘無しでやりにくかったろう。道成寺から和尚が来ていたそうだ。これからに期待。

最後は配信の作品だったが雰囲気は異なっていた。福助、なんとかきちんと立てる、ゆっくりなら歩けるが、動くのは左手のみ。ということは

左脳をやられてるから、言語も大変だろう。もう九年という。

第一回に、道成寺と鷺娘、第二回以降はどうするのだろうか、藤娘と。。。

草月ホール

演目

一、「口上」

中村児太郎

二、素演奏『雛鶴三番叟』

田中傳次郎
亀井太　一

三、舞踊『鷺娘』長唄囃子連中

中村児太郎

四、舞踊『京鹿子娘道成寺』長唄囃子連中

中村児太郎

五、新作舞踊『光福～華～』

中村福　助
中村児太郎

志の輔らくご in 下北沢

恒例牡丹灯籠

私にとっての夏の歳時記。

今年で14回目。私は11回目くらいだろうか。

志の輔と下北沢の思い出、牡丹灯籠の相関図が前半1時間ちょっと。

パネルがちょっと変わっていた。

後半は、カランコロンから仇討ち、そして彼が付け加えるまで。

最後に、速記の話等。

枕でも初めて聴いた話もあった。前半の語りの順番も多少入れ替えたり。

後半の落語も、力点を入れるところが異なる。

今後も進化していくだろうと本人が言っていたので、楽しみ。