前半は正直どうでもよかった。長すぎるプログラムだし、アンコールまであって、勘弁という感じだった。ケフェレックは十数年前に金沢で聴いた。随分年をとったなあと感じた。円熟という感じにはならないのかな。
後半、マーラー9番、シノポリを感じるような繊細な透明感と前半思っていたら、後半のうねりと抑揚で死のクライマックスに持っていく。凄かった。
マケラといい、ヴァルチュハといい、世代交代を感じる。今後が楽しみ。
出演
指揮:ユライ・ヴァルチュハ
ピアノ:アンヌ・ケフェレック
読売日本交響楽団
ピアノ:アンヌ・ケフェレック
読売日本交響楽団
曲目
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K. 595
ヘンデル/ケンプ編:メヌエット ト短調(ピアノ・アンコール)
マーラー:交響曲第9番 ニ長調