ヘンデルのバロックオペラ。休憩1時間を挟んで、4時間半。長い。
バロックなので、激しいうねりのような音楽はない。最終幕でアリアの美しい旋律はある。女性やカウンターテナーが多く、男性歌手は少ない。
不思議な感覚だった。演出も絵画が出てきたり、セットも今一つピント来なかった。シーザーとクレオパトラの物語、もっとドラマチックなオペラを期待してしまう。
観客は評価していたようだ。
前の人がプロレスラーみたいにでかくて、全く見えず、係員に言って、席を替えてもらった。初めて。
新国立劇場 オペラパレス
【指 揮】リナルド・アレッサンドリーニ
【演出・衣裳】ロラン・ペリー
【ジュリオ・チェーザレ】マリアンネ・ベアーテ・キーランド
【クーリオ】駒田敏章
【コルネーリア】加納悦子
【セスト】金子美香
【クレオパトラ】森谷真理
【トロメーオ】藤木大地
【アキッラ】ヴィタリ・ユシュマノフ
【ニレーノ】村松稔之
【合唱指揮】冨平恭平
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団