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Pretenderの備忘録

市川海老蔵改め 十三代目 市川團十郎白猿襲名披露 十二月大歌舞伎     八代目 市川新之助初舞台

2022-12-24 15:30:21 | 歌舞伎
鞘當、歌舞伎らしい一幕で、中車が久しぶりに出演。中車が歌舞伎に入ることを発表した頃、当時の染五郎、松緑、海老蔵で日生劇場で歌舞伎をやったことがあり、その時の口上で、「今日は暁星の先輩の香川さんが観にいらしている」とやったのを懐かしく思い出した。

二人道成寺、この二人の組み合わせはないが、二人とも玉三郎と舞った経験があり、息は合っている。最後に團十郎の押し戻しで花を添える。

毛抜、九歳の新之助の主役が話題。九歳の子どもが役の背景等をわかるのは難しいし、声変わり前の子どもが一生懸命声を出すと早口で何を言っているかよくわからない箇所も少なくない。手順はきちんと踏んでいるので、それは良い年て、お客さんはご祝儀で暖かく見守っているのだろう。将来、毛抜をやった時に、「9歳でやった時を観た、ここまで成長した」と今回の観客が言う楽しみを与えたという以上の意味はないと思う。

歌舞伎座

昼の部
其俤対編笠
一、鞘當(さやあて)

不破伴左衛門
留男
名古屋山三
  松緑
  中車
  幸四郎

二、京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)
鐘供養より『歌舞伎十八番の内 押戻し』まで

大館左馬五郎 
白拍子花子
所化







白拍子花子

後見
海老蔵改め團十郎
     勘九郎
     彦三郎
     坂東亀蔵
     萬太郎
     種之助
     男寅
     中村福之助
     玉太郎
     歌之助
     菊之助

     家橘

三、歌舞伎十八番の内 毛抜(けぬき)
八代目市川新之助初舞台相勤め申し候

粂寺弾正
腰元巻絹
秦民部
八剣数馬
小野春風
秦秀太郎
錦の前
八剣玄蕃
小原万兵衛
小野春道
  初舞台新之助
     雀右衛門
     錦之助
     歌昇
     新悟
     児太郎
     廣松
     右團次
     芝翫
     梅玉
コメント
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