休演や代役があり、立ち見がずらりだった。
ちょっドタバタ感はあったが、喜劇を楽しんだ。
三谷の役は自分が書き、演出してきたものの上に、自分と重なる部分もあろうから、きちんと演じていた。松也、浅野、新納、小林、今井、峯村等々の舞台役者に交じって、ウエンツも良くやっていたと思う。鈴木京香がどう演じたのだろうという興味はある。時間は予定より15分くらい短かったのではないか。
初期の作であり、人間の深みの考察のようなものはあまりないけれど、ニールサイモンを彷彿とさせるコメディだった。
世田谷パブリックシアター
<作・演出>三谷幸喜
三谷幸喜(鈴木京香休演の代役) 尾上松也 ウエンツ瑛士 浅野和之
新納慎也 藤本隆宏 今井朋彦 小林隆 シルビア・グラブ 峯村リエ 秋元才加 井上小百合 小澤雄太 中島亜梨沙 大野泰広 荻野清子