国際交流基金の賞を取ったということで記念対談。
最初に理事の佐藤百合という人が、和服で登場、嚙みまくりでビックリ。調べたら経産省関係の経済学者の天下りみたいだ。。。続いて共催のNTT関係会社の社長のつまらない話、駒場小劇場に触れていたが、それって出身大学アピールになっちゃうでしょ。
聞き手は、宮城嶋遥加という90年代生まれの若い女優さんでSPACの作品にも出ていて、東京大学の修士論文は宮城の演劇論。モデレーターや聞き手としては向いていない。
久しぶりに真面目にメモを取った。なぜ彼が演劇を選んだか、演劇で何を達成しようとしているか、二人一役の話、西洋演劇における近代的自我、公共劇場のディレクターとして、普遍性と郷土芸能。NTTとしては、DXにもっと触れて欲しかったのだろうが、それは、唐突に、負担を減らすというエコノミーの視点で語られるのみだった。それが本来だと思う。それ以上は、チームラボの領域だろう。
色々と、考えさせられる非常に貴重な機会だった。
宮城聰氏 受賞記念
宮城聰氏・宮城嶋遥加氏 対談「演劇が国境を超えるとはどういうことか」
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]