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Pretenderの備忘録

訂正可能性の哲学

2024-01-04 21:19:05 | 読書
東浩紀著 ゲンロン叢書 2023

なんとも刺激的で面白かった。東のことは名前くらいしか知らず、初めて読んだが、知的にスリリングだった。プラトンから現代思想までを網羅し、時に、AIを論じる際には落合陽一や成田まで視野に入る。ルソー等のトリビア的人間性に触れながら、独自の視点で思想を斬る。

学生時代に、西洋思想史等で、学んだ知識が、有機的に湧き上がってくるような興奮を覚えた。

大学教授を辞して市井の文筆家として活動しているようで、ばかばかしいかもしれないが、「啓蒙」をもっとおこなってほしいと思った。
コメント
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