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Pretenderの備忘録

吉例顔見世興行 坂田藤十郎襲名披露

2005-12-20 23:16:23 | 歌舞伎
初めての南座を顔見世で坂田藤十郎の襲名というのは本当に幸せです。
南座って入り口も小さいし、中も小さく、お土産や食堂も皆歌舞伎座や演舞場と比較すると小さいですね。弁当、プログラムが高いです、笑。
お茶場があり、参院議長がちゃんと着物着て来てました。

1階10列10番

最高の席でした。花道にも近く、正面も良く見える。着物を召してらっしゃる方が多いですね。

双蝶々曲輪日記、引窓。我當の長五郎がよかったです。梅玉はまあまあ、存在感が今ひとつ。東蔵、扇雀もそれなりでした。
口上。さすがに藤十郎本人が70を超えているわけで、若い子は出てこないんです。雀右衛門さんは、かなりお疲れの感じがして心配です。仁左衛門さんはいいんですが、菊五郎さん、吉右衛門さん、なんとなく雰囲気にマッチしていません、笑。扇雀は立役でもりりしい感じだと改めて思いました。
本朝廿四考。70過ぎて、女形だけでない人が八重垣姫やるのは凄いと思います。可憐さをだすというのは。人形振りもやってしまう。エビゾリもありました。かなり頑張ってらしたなあと頭が下がります。
相生獅子。芝雀と菊之助、まあ綺麗にまとめ獅子もそれなりでした。間が空くのがちょっと。
三人形。愛之助が楽しみですね。彼が15世仁左衛門じゃないかなあ。松緑は舞踊もこういう路線でいいと思います。孝太郎は、吉原の傾城という感じでもないんだけど。

楽しい、貴重なひとときでした。



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N響 アシュケナージ指揮 ベートーベン第九

2005-12-18 23:00:47 | 音楽 Classic
NHK交響楽団「第9」演奏会
指揮 ウラディーミル・アシュケナージ
ソプラノ 森麻季、メゾ・ソプラノ シャルロット・ヘルカント、テノール ミカ・ポホヨネン、バリトン セルゲイ・レイフェルクス
合唱 二期会合唱団

2階 C19列36番

席が悪かったというのはあります。NHKホールの深い2階の後ろから二列目。三階のひさしが10列以降にかかっているようなところです。
想定内の演奏というところでしょうか。指揮者は、派手なアクションたっぷりに振るけれども、情熱がちっとも伝わってこない。オケも流しているような平板な音。数年前の準・メルクルの時は、もっと良かった気がします。アシュケナージの指揮を生で見るのは初めてでした。あんなに動きが大きいとは。何か空回りしている感じさえしました。

聴衆のマナーは最悪でした。
僕の隣のおばさんは、がーがーいびきをかいて寝ていました。まあ仕方ないんですが。僕の後ろの列の一番済みの30代半ばくらいの女性は、演奏中にバッグのジッパーを開けてがさがさ物を取り出して、というのを平気でやってました。また携帯のマナーモードの音が聞こえてきたのも後ろの列です。

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青山 和食 みな瀬

2005-12-16 23:52:54 | グルメ
骨董通り近くの京料理の店。隠れ家的にあり、なかなか見つけにくいし、ビルの中でも分かりにくい。店はこぎれいで、カウンターから京都っぽい庭が見えるようになっている。店員が若干人数が足りないのか動きが悪いのかと感じたことはあった。

東山懐石(師走)
・八寸
穴子寿司
 才巻海老クリーム煮 
 海老芋田楽焼
 菜の花唐墨和え
 慈姑煎餅
 合鴨ロース煮 柚子胡椒
 鉢入り 
 サーモン蕪重ね イクラ
・先吸
 白子豆腐
 一文字人参・芽蕪・占地茸(口)柚子
・向付
 平目・本鮪・青利烏賊
 縒り人参・胡瓜・花穂・赤芽・山葵
・焚合
 蟹奉書巻
 筍・里芋・粟麩・京菊菜・針柚子
・焼肴
 鰤の酒粕焼
 青味大根諸味噌添え 
・蒸し物
 ぐじ蕪蒸し
 銀杏・木耳・海老・百合根
 銀餡・山葵
・お食事
 牡蠣茶漬け
 三つ葉・海苔・胡麻・山葵 
・香の物
 京漬物三点盛り
・水物
 柚子ムース
 苺・オレンジソース・パウダーシュガー
 セルフィー

税込み価格 6,300円

おいしかった。盛り付けもきれいで、きちんと説明してくれて。満足でした。お酒は焼酎は非常に多く、焼酎ソムリエみたいな方もいます。大人数で行く店じゃないですが、二人とかで行くのにいい店です。

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天衣紛上野初花 社会人のための歌舞伎入門」

2005-12-16 23:44:15 | 歌舞伎
国立劇場
1階16列28番

最初に、スクリーンに黙阿弥関係のイメージや舞台映像が流れる。これで音声解説が入り、昨年の幸四郎のようなので終わりかと思いきや、七三から染五郎登場。洋服でカジュアルに決めている。歌舞伎入門というよりもパンフレットにある「黙阿弥の世界へ」ということで、主としてこの狂言について語り、自身について語り、歌舞伎の魅力について語った。肩に力が入らず、いい味出してるなあと。風邪を引いていたみたいです。

演じられたのは通し狂言のうち、以下

序幕 上州屋見世先の場
二幕目 松江邸書院の場
 同 玄関先の場

幸四郎の河内山、うーん、イメージが違います。この人、喜劇とかワルとかは似合わない。苦悩するとか、悪人とかはいいんだが、かわいいワルは似合わない。声は通らず聞き取りにくいし。全般的に芝居のテンポが世話物にしては遅く、ちょっと退屈な場面も。最後の染五郎の登場がお愛嬌。

直次郎の色気を見せる三幕も確かに見たかったなあ。以前、菊五郎で見たことがあるが、それを染五郎がどう演じるか。彼が和事っぽい方向性を目指すのは悪くないと思う。

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新橋 中華 翠園酒家

2005-12-13 23:03:22 | グルメ
香港の有名グループの東京支店。それほど、立派なつくりでもないんだけど、香港らしい高級感というか。

9,800円コース
■三品前菜の盛り合わせ
■ふかひれ入り鶏蒸スープ
■シーフードと野菜炒め
■翠園特製富貴鶏
■銀鱈の湖南風特製ソース掛け
■蓮の葉包みごはん
■特製デザート

飲み放題
(ビール・紹興酒・ソフトドリンク)

久しぶりに来ました。おいしかったです。ふかひれの量は少なかった。貴鶏はかなり味は濃かった。銀鱈のソースもにんにくが利いていて、全般的に濃い味付けでしたがおいしかったです。
今日は僕が最年少で、元上司のXX再生機構の社長さん他、いろいろな会社の偉いさんが多く緊張しました、笑。



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