Running On Empty

Pretenderの備忘録

クリスチャンツィメルマン ピアノリサイタル

2023-12-13 22:41:09 | 音楽 Classic
前半のショパンは、ポピュラーなもの。
後半のドビュッシー、シマノフスキで、祈るようなドラマチックな。
浄化されるような時間。

サントリーホール
出演
ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン
曲目
ショパン:
   ノクターン第2番 変ホ長調 Op. 9-2
   ノクターン第5番 嬰へ長調 Op. 15-2
   ノクターン第16番 変ホ長調 Op. 55-2
   ノクターン第18番 ホ長調 Op. 62-2
   ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 「葬送」 Op. 35
ドビュッシー:版画
シマノフスキ:ポーランド民謡の主題による変奏曲 Op. 10
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「演劇が国境を超えるとはどういうことか」

2023-12-11 22:08:38 | 芝居・ミュージカル・バレエ
国際交流基金の賞を取ったということで記念対談。
最初に理事の佐藤百合という人が、和服で登場、嚙みまくりでビックリ。調べたら経産省関係の経済学者の天下りみたいだ。。。続いて共催のNTT関係会社の社長のつまらない話、駒場小劇場に触れていたが、それって出身大学アピールになっちゃうでしょ。
聞き手は、宮城嶋遥加という90年代生まれの若い女優さんでSPACの作品にも出ていて、東京大学の修士論文は宮城の演劇論。モデレーターや聞き手としては向いていない。

久しぶりに真面目にメモを取った。なぜ彼が演劇を選んだか、演劇で何を達成しようとしているか、二人一役の話、西洋演劇における近代的自我、公共劇場のディレクターとして、普遍性と郷土芸能。NTTとしては、DXにもっと触れて欲しかったのだろうが、それは、唐突に、負担を減らすというエコノミーの視点で語られるのみだった。それが本来だと思う。それ以上は、チームラボの領域だろう。
色々と、考えさせられる非常に貴重な機会だった。

宮城聰氏 受賞記念
宮城聰氏・宮城嶋遥加氏 対談「演劇が国境を超えるとはどういうことか」

会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能声楽家・青木涼子 × フルート・カミラ・ホイテンガによるコンサートとトーク 現代音楽×能 ユハ・T・コスキネンの音楽を中心に

2023-12-10 21:03:33 | 音楽 Classic
50人程度のこじんまりとした会。英語の通訳を付けていたが、不要ではないかと思った。細川俊夫先生や、業界関係者も多かったようだ。終演後に飲みものの提供で軽くネットワーキングもあったよう。

フルートと謡を現代音楽に載せるという不思議な世界。舞いもあり。青木の声は伸びやかに。

ポストトーク。
コスキネンというフィンランドの作曲家が現在能の野宮等をベースに室内オペラを作曲という。現代音楽で、青木の謡が入り、フィンランドの女優の語りもあるようだ。


ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール

プログラム
フェデリコ・ガルデッラ (1979-)「風の声」謡とバスフルートのための (2011)
ユハ・T・コスキネン (1972-)「WAYFARING MOON」謡とフルートのための(2011)
ユハ・T・コスキネン (1972-)「In lucida umbra」フルートのための (2023・世界初演)
ヴァレリオ・サニカンドロ「3つの能の歌」謡とフルートのための (2011)
ユハ・T・コスキネン (1972-) 「Yugao - Dance 」謡とフルートのための(2023-世界初演)

アーティスト・トーク: 青木涼子(能声楽)、カミラ・ホイテンガ(フルート)、ユハ・T・コスキネン(作曲)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神田カレーグランプリ2023 12/3~9

2023-12-10 10:04:25 | グルメ
12/4 丼達
 学生街に相応しい量で勝負、でもなかなか美味しい







12/5 神田ナンバー
 高架下の立ち飲み屋のランチカレー、なかなか本格的





12/6 メナムのほとり 神保町本店
 グループ店5軒で、プレゼントということで回ったががっくり、こんなものかよ







12/7 スープカレー カムイ2号店
 カレーグランプリと並行したクイズが難しい、出直し





12/8 チャントーヤ ココナッツカレー
 お洒落な店








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

データにのまれる経済学

2023-12-08 23:10:22 | 読書
薄れゆく理論信仰 前田裕之 日本評論社2023

前著「経済学の壁 教科書の『前提』を問う」に続いて読んだが、刺激的で大変面白かった。最近の経済学の動向を丁寧に追い、計量経済学、因果推論、RCT等について時代背景、研究状況と共に解説している。
日経には、前田氏や宇沢弘文の評伝を書いた佐々木実氏、優秀な経済の知見をもった記者がいたんだなあと。それが紙面に反映されていたかどうかは別の問題だが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする