灯油コンロ

　高山市にある山岳資料館で灯油コンロが展示されているのを見かけ、懐かしいな～と思いました。
　灯油コンロはプレヒートして灯油を熱し気化させてものをポインピングで圧力をかけて着火して使用します。
　時折、山に出かけるとき山でコンロを使っている人を見かけますがブタンガスのボンベを燃料としたコンロで灯油コンロを見かけることは、ここ数年ありません。
　ボンベを燃料としたコンロは軽くて、持ち運びを楽で私も今ではボンベを使っています。
　でも昔はボンベを買おうと思っても登山用品店でしか扱っておらず入手が困難だったし、高コストであったので長期間入山することが多かった私にとっては灯油を燃料とするコンロは燃料が安く、何処でも入手可能であったので使用していました。
　また重いという欠点も若さと体力で気にならず有り難い存在でした。
　といっても私が山へ行くようになった時代でも既に灯油コンロはレア物でしたので全盛期であったのは随分昔のことになります。
　ちなみに、私が使っていた灯油コンロは共同利用していたもので自分自身では所有したことは無いのですが・・・
　展示されていた灯油コンロはホエブスですが我々が愛用していたのではオプティマスのラジウスでした。
　火をつけると独特の音がして魅力的であったことを思い出します。
　一昔前までは登山用品店の片隅にひっそりと置かれていましたが、今ではすっかり見かけなくなりました。
　40歳を越え体力の衰えを実感しだした今では重い灯油コンロを持って山歩きをすることも無いでしょう？あと入手しにくかったボンベも登山ブームにのってボンベを扱う店も増え楽になったし。長期入山することも無いのでボンベの量で十分なので持ち歩くことは二度と無いでしょう。
　でも今思うことは自然災害が発生した時には灯油コンロのような代物は重宝するのではないかな～と漠然と思っています。（管理人）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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山岳資料館

　高山市の飛騨の里の一角にある山岳資料館。
　以前、高山市に住んでいたにも関わらず、先日まで存在する知らなかった・・・
　資料館の建物は高山市桐生町にあった岐阜気象台高山測候所として使われていた木造洋館です。
　高山測候所すら無くなってしまった今となっては、以前に岐阜気象台高山測候所があったことも知らせる価値も出てきたと思います。
　展示内容は山国の飛騨らしく山岳に関する内容で面白い。
　お金もかけず手作り感が漂い私にとっては魅力的な展示でした。
　じっくり時間をかけて見れば良かったかな？と思う一方で迫ってくる台風17号の存在も気になり足早に去ってしまいました...
　最も私が気に入ったのは模造紙に手書きされた飛騨の暦です。
　その中の外套を着る。外套を脱ぐなんて書かれているのがしゃれっ気があって面白かったです！
　また時間をつくり、じっくり展示をみて山岳資料館の魅力を伝えることができたらと思います。（管理人）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



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