あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

念願のあこう飯

2008-08-17 00:25:09 | くらし

 釣り人からたくさん魚をいただきました。 すでに下ごしらえしてくれてあります。


 なかにひときわ大きな魚が。 こ、これは・・・・


 「あこう」ではないですか。 別名「キジハタ」とも言うそうです。
 


 この魚がスーパーの店頭に並んでいるのはあまり見たことがありません。 たまに売られているのをみると、鯛よりもお値段が高いです。 高級魚です。 まあ、こんなのいただいていいのかしら。
 昔、やはり釣りの好きな人から、あこうは鯛よりもおいしい、とくにご飯に炊いたら最高だ、と聞いたことがあります。 一度は食べてみたいなと思っていましたが、普段の食事にはちょっと贅沢な気がして買ったことはありません。 
 


 やったあ、念願のあこうの炊き込みご飯が食べられる。



 昨日、テレビで、各県のご自慢の料理をランク付けする番組がありました。
 愛媛県はなんだろね、 そりゃあ、瀬戸内海の鯛でしょう、 鯛のどんな料理? そんな会話をしながら見ておりましたら、鯛飯がでてきました。 
 ほらあ、やっぱり鯛だろ。 
 鯛飯はその時点で5位にランクづけされておりました。 もっとも後から出てきた料理に押されて、5位をキープはできなかったようですが。 
 ともかく、それくらい鯛飯はおいしいのです。 「あこう」はそれを上回るというのですから、どんなにおいしいことか。
 わくわくしながら準備をします。


 米は4合、新米ですよ~。  どうもこの新米、水分が多いのか、きのう少し水を控えて炊いたのに、おかゆみたいに柔らかかったのです。 ですから今日は水をうんと控えめに、米と同量にしておきました。 塩、しょうゆ、みりんで味付けします。 白だしなどの余分な調味料は要らないと思います。 お酒があった方がいいとは思いますが、なくても新鮮な魚なので臭みは全く感じません。 魚は鍋に入りきらなかったので二つに分けました。 あとは魚を乗せて普通に炊きます。


 (魚の臭みを消すためにあらかじめ焼いたのを入れて炊いたり、酒をふりかけておいたりもするようですが、 新鮮な魚だとそういう手間をかけなくても十分おいしいです。)


 さあ、炊けました。



 骨をていねいに取り除き、身をほぐしながら混ぜ込みます。


 できあがり。 具は「あこう」の身だけというシンプルな炊き込みご飯。



 鯛よりもおいしいと言うのは本当でした。 ご飯の硬さもちょうどよかった。 娘婿のぶじおくんが3ばいもおかわりしてくれて、あっというまになくなりました。 ごちそうさまでした。


日記@BlogRanking

コメント (2)
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