3日ほど前のこと、へんな柿を見つけました。
どこが変て?
葉っぱがまったくありません。 葉っぱはどこへ行った?
この日照りでとうとう葉っぱを落としてしまったのでしょうか。
今年の夏、豪雨でつらい思いをしている地方があるというのに、こちらでは小雨と暑さとで地面もからからです。 きのう、きょうとやっと雨らしい雨がふって一息つきましたが、まだまだ水不足には変わりありません。
柿畑の柿はそれでも4,5日おきにスプリングクーラーが回って水をもらってますが、道ばたのわずかな三角地に植えられたこの木はそうとう乾いているはずです。 あまりに水が不足すると木々は、葉からの蒸散を防ぐために自ら葉を落として自衛しますね。 だからこの柿も葉っぱを落としてしまったと思ったのですが・・・・・
向こうの柿はまだ葉が残っているみたいです。
と思ったら、なんと!
葉っぱは落ちてしまったのではなく、何者かに喰われてしまっていたのです。 葉っぱが残っていると見えたのは、食い残した葉脈のかけらでした。
犯人はもちろん
毛虫です。 この写真にも何匹か写っているのですが、幸か不幸かどれがどれだかわかりません。 完全な形をした葉っぱは1枚もありません。 5本の柿の葉を全部食い尽くす毛虫って!?。
わたしが推測するところでは、アメリカシロヒトリではないかと思います。 成虫は白い羽の蛾。 蛾にしてはあまり不気味な姿ではありません。
わたしは早々に木から離れました。 頭の上に落ちてきたりしたら大変。 でもちょっとこの毛虫たちの行く末を見てみたい気もします。 大量の白い蛾が一斉に飛び立つところなどは壮観だと思いません?