先日の蛇越池。
どうしてもサギソウに注目が集まりますが、貴重なのはサギソウばかりではありません。
子どもの頃、勝手に「花火の草」と名付けていた、カヤツリグサの仲間たちも数多く、県の天然記念物に指定されています。
アゼカヤツリグサ・・・かな?
カモノハシ。ふう~ん、なるほどねえ。 これはイネ科です。
コマツカサススキ。 小松ではなく小・松笠ですね。 ミニミニ松笠が集まっています。
その花の形状から名付けられたものが多いように思います。
中でも注目は、看板のこの部分
子犬の鼻ひげ!
犬の鼻ひげ!! まだほかに
糸犬の鼻ひげ!!!
い、糸犬って???
失礼、子犬ではなく小・イヌノハナヒゲ、 糸・イヌノハナヒゲでした。 何とも楽しいネーミング。 でもなんでわざわざ鼻ひげなんでしょうね。
で、実物はこのあたりでしょうか。 イヌノハナヒゲの分類は難しいらしいのです。
これ、オオイヌノハナヒゲ。
実家の看板(老)娘、ゴールデンレトリバーのゆいちゃんです。 うちの子のようにキョロついてないので写真もアップに耐えられます。
カヤツリグサ科のイヌノハナヒゲに似てますか? そう言えば、細い茎が同じ方向にしなだれたところがね。
狭い湿地に多様な植物が共存しています。 この多様性がいつまでも保たれますように、関心を持ち続けていきたいものです。