昼食の後はフェリーで男木島へ。香川県の島々では三年に一度「瀬戸内国際芸術祭」が開かれています。前は直島に行きましたが、今日は男木島へ。たのしみ~
だけど船に乗り込んで前から2番目、とても眺めのいい席に座ったとたん眠り込んで、目が覚めたら男木島でした。
下船の時、港に不思議な建物が見えました。
なんだかレースのテーブルセンターをふわっと広げたような。
下から見ると、水にレースが映り込んでまた違った印象です。ジャウメ・ブレンサ作「男木島の魂」男木交流館としてフェリーの待合室やチケットなどの販売場所にも使われています。

港の広場でガイドさんのかなり長い丁寧な説明を聞きました。ここで雨傘は日傘に早変わり。ガイドさんはまだ若い男性で、島を気に入った子どもさんに後押しされる形で移住してきた方。説明にも島への愛があふれています。島内を巡る間に、島の魅力や抱えている課題などをたっぷり聞かせてもらいました。
港に設置されている

「タコツボル」TEAM男気作 集団の制作です。子どもたちが出入りして遊べるようにと作ったそうです。中を覗いてみると
うわっ
子どもよりおおきなタコお化けの目が光っていました。

これね、多分中へ入り込んでしまうと見えないかもしれません。
さて、いよいよ作品を見に行くのですが、最終目的地が・・・・・

人家の途切れた先にある豊玉姫神社
誤算だった・・・・直島のように平坦地ばかりを行くものと思ってた・・・・足は持つか? 腰の痛みは大丈夫か?
人家の密集した島の道は想像以上に狭く、急な登り道で、人がいっぱい、それも若い人が。 この芸術際目当てで来島する人で島は活気にあふれ、移住者も一時は保育園に待機児童が出るほどに増えたそうです。すばらしい。
ここは川島猛とドリームフレンズ作「The Space Flower・Dance・Ring」が展示されている民家の入り口

中に入ると


これ、天井です。


これがハート型に照らされているのわかるかな?

ゆがんだ鏡の前に立つと

観客もアートの一部に(床も彩色されています)
家一軒丸ごと不思議な空間に変えてしまっています。
島には17の作品がありますがわたしたちが見たのはその中のほんの一部。
髙橋治希作「SEA VINEー波打ち際にて」

座敷二間いっぱいに磁器の貝や花
廊下から見ると細い白い波が寄せては帰る景色

波に乗って花や貝が打ち寄せられています。


こんなに薄くて繊細な花々や線が磁器でできているのです。
ここを出ていくつかの作品展示場をやり過ごして豊玉姫神社へ向かいました。
途中の道というのが


味わい深い路地が続きます。どこを取っても絵になる景色。途中の民家の壁には


色とりどりに彩色された壁がありました。まさに島全体がアート。

古い人家のたたずまいも、

几帳面に干された洗濯物も(これも作品かと思ったほど)、島のお年寄りが使う手押し車も、

これって以前テレビで紹介されていましたね。島のおばあちゃんたちが港から荷物を運ぶための手押し車ですが、色とりどりに装飾されています。かわいいね。これを押して歩く元気なおばあちゃんたちも素敵なんだろうと思います。
高台から見える景色も、

女木島

源平の合戦で有名な屋島

魅力でいっぱいでした。
わたしたち息も絶え絶えで神社まで上ってきました。もう傘を差す必要もなく、日傘をさす元気もありません。長傘を持っている人は杖になっていました。汗びっしょりになりましたが、 坂道の石垣が途切れると、涼しい風が心地よくて、添乗員さんが「涼しくてよかったですね。一昨日(わたしが行くはずだった日)はものすごく暑かったそうですよ。」
そして暑さのために途中でリタイアする人が次々と出たんだそうです。そうか、いろいろな意味で今日が一番良かったんだ~
豊玉姫神社ー島の氏神様のようです。

右下のユニークな形の箱は、小学生が作った椅子だそうです。
下りは「急な近道と、緩やかな遠回りと、どちらの道がいいですか?」とのガイドさんの質問に、みんな一斉に
「こっち」

はい、急な近道をチョイス、ひとたび転んだら港まで転げ落ちそうなほど急な石段を下りてきました。
その後、船が出るまでの間に、ちょっと離れた場所にある「歩く方舟」を見に行くのでしたが、これは希望者のみ。時間の都合上早足で行ってくるというのでわたしは遠慮しました。
港に繋がれた漁船にも絵が描かれていました。

港に着いたときに見た、乗船客の長い列を思い出し、早めに乗船口で待つことにしました。同じく腰の痛みで港に残った例のご夫婦と岸壁の縁石に腰掛けて待つ間に、待つ人の列はどんどん長くなり、無理して行かなくてよかったと思ったのでした。
早くに待っていたおかげで最前列の席を確保。お隣に汗臭い人が座ってちょっといや、と思ったけど、多分わたしも汗臭かったことでしょう。それにその匂いが鼻をつく前に、またもや眠りこけていました。
帰りのバスに乗ってスマホを見たら歩いた歩数1万歩越え。よくがんばった。
だけど船に乗り込んで前から2番目、とても眺めのいい席に座ったとたん眠り込んで、目が覚めたら男木島でした。
下船の時、港に不思議な建物が見えました。

下から見ると、水にレースが映り込んでまた違った印象です。ジャウメ・ブレンサ作「男木島の魂」男木交流館としてフェリーの待合室やチケットなどの販売場所にも使われています。

港の広場でガイドさんの
港に設置されている

「タコツボル」TEAM男気作 集団の制作です。子どもたちが出入りして遊べるようにと作ったそうです。中を覗いてみると
うわっ
子どもよりおおきなタコお化けの目が光っていました。

これね、多分中へ入り込んでしまうと見えないかもしれません。
さて、いよいよ作品を見に行くのですが、最終目的地が・・・・・

人家の途切れた先にある豊玉姫神社
誤算だった・・・・直島のように平坦地ばかりを行くものと思ってた・・・・足は持つか? 腰の痛みは大丈夫か?
人家の密集した島の道は想像以上に狭く、急な登り道で、人がいっぱい、それも若い人が。 この芸術際目当てで来島する人で島は活気にあふれ、移住者も一時は保育園に待機児童が出るほどに増えたそうです。すばらしい。
ここは川島猛とドリームフレンズ作「The Space Flower・Dance・Ring」が展示されている民家の入り口

中に入ると


これ、天井です。


これがハート型に照らされているのわかるかな?

ゆがんだ鏡の前に立つと

観客もアートの一部に(床も彩色されています)
家一軒丸ごと不思議な空間に変えてしまっています。
島には17の作品がありますがわたしたちが見たのはその中のほんの一部。
髙橋治希作「SEA VINEー波打ち際にて」

座敷二間いっぱいに磁器の貝や花
廊下から見ると細い白い波が寄せては帰る景色

波に乗って花や貝が打ち寄せられています。


こんなに薄くて繊細な花々や線が磁器でできているのです。
ここを出ていくつかの作品展示場をやり過ごして豊玉姫神社へ向かいました。
途中の道というのが


味わい深い路地が続きます。どこを取っても絵になる景色。途中の民家の壁には


色とりどりに彩色された壁がありました。まさに島全体がアート。

古い人家のたたずまいも、

几帳面に干された洗濯物も(これも作品かと思ったほど)、島のお年寄りが使う手押し車も、

これって以前テレビで紹介されていましたね。島のおばあちゃんたちが港から荷物を運ぶための手押し車ですが、色とりどりに装飾されています。かわいいね。これを押して歩く元気なおばあちゃんたちも素敵なんだろうと思います。
高台から見える景色も、

女木島

源平の合戦で有名な屋島

魅力でいっぱいでした。
わたしたち息も絶え絶えで神社まで上ってきました。もう傘を差す必要もなく、日傘をさす元気もありません。長傘を持っている人は杖になっていました。汗びっしょりになりましたが、 坂道の石垣が途切れると、涼しい風が心地よくて、添乗員さんが「涼しくてよかったですね。一昨日(わたしが行くはずだった日)はものすごく暑かったそうですよ。」
そして暑さのために途中でリタイアする人が次々と出たんだそうです。そうか、いろいろな意味で今日が一番良かったんだ~
豊玉姫神社ー島の氏神様のようです。

右下のユニークな形の箱は、小学生が作った椅子だそうです。
下りは「急な近道と、緩やかな遠回りと、どちらの道がいいですか?」とのガイドさんの質問に、みんな一斉に
「こっち」

はい、急な近道をチョイス、ひとたび転んだら港まで転げ落ちそうなほど急な石段を下りてきました。
その後、船が出るまでの間に、ちょっと離れた場所にある「歩く方舟」を見に行くのでしたが、これは希望者のみ。時間の都合上早足で行ってくるというのでわたしは遠慮しました。
港に繋がれた漁船にも絵が描かれていました。

港に着いたときに見た、乗船客の長い列を思い出し、早めに乗船口で待つことにしました。同じく腰の痛みで港に残った例のご夫婦と岸壁の縁石に腰掛けて待つ間に、待つ人の列はどんどん長くなり、無理して行かなくてよかったと思ったのでした。
早くに待っていたおかげで最前列の席を確保。お隣に汗臭い人が座ってちょっといや、と思ったけど、多分わたしも汗臭かったことでしょう。それにその匂いが鼻をつく前に、またもや眠りこけていました。
帰りのバスに乗ってスマホを見たら歩いた歩数1万歩越え。よくがんばった。