バス旅行を申し込みました。
「栗林公園」「和三盆(干菓子)手作り体験」「男木島 瀬戸内国際芸術祭作品鑑賞」豪華三本立て。ものすごく楽しみにしていたのに、出発の朝、時計を抱いたまま眠りこけ、バスにおいて行かれました。
人生で一度もしたことのない大失敗と、楽しみがおじゃんになったことと二重のショックで落ち込みましたが、幸い2日後の便で行けることになりました。
代わりに行くことになったその日は・・・・日本全国雨マーク。でも、ぐちぐち言うまい、今日でよかったと言える日になる・・・・はず・・・・と念じて出発しました。
バスは満席ではなく、二人分の席を占領して、調子の悪い神経痛をかばいながらのうのうと座って考えました。
連れがいなくてよかった、いたらこんなにゆったりとは座れないし、そもそも一昨日の時点で大変な迷惑をかけるところだった。
出発の頃はまだ雨は降っておらず、途中で降ったり止んだり、香川県の栗林公園に着く頃には続けて降るようになりました。が、傘を差しても写真は撮れる状態。よかった、今日のような大雨だったら、わたしは2日前の大失敗を後悔し続けたでしょうが・・・・
公園の入り口
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栗林公園は、小規模ながら、ミシュランガイドでは三つ星で紹介されるほど美しい庭。何度も来たことがありますが、秋に紅葉の赤が点在する風景はそれはきれいで今も心に残っています。
だからいつでも行ける場所なんですが、今日はベテランの(強調しておこう)ガイドさんが案内してくれます。ユーモアと下ネタとを交えてわかりやすく楽しく案内してくれました。それもまたよかった。
栗林公園は高松藩主松平家の下屋敷として使用された場所でお殿様のための大名庭園です。広さ約23万坪ただしこれは背景の紫雲山を含みます。平地の庭園部は5万坪弱、園内には1400本の松がありそのうちの1000本が庭師によって手入れされているそうです。
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小ぶりなのに幹は古い歴史を物語っています。こんな松が園内の随所に。ほとんどが黒松だそうで、本来なら背の高いおおきな松になっているところですが、あえて上には伸ばさずこぢんまりと仕立てているそうです。
だからこんなに明るくて広く感じるのか・・・と納得
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園内で一番美しいと言われる鶴亀の松
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下を亀、上を鶴が舞う様子を表しているそうです。写真の撮る場所が悪かったか、まだ手入れの前の状態だったのか、そのようには見えないけど。
箱松・屏風松
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松をこのような形に仕立てるのは、素人が考えても難しいと思うけど、300年以上の手入れの積み重ねだそうです。
茶室 「日暮里亭」の案内
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茅葺きの茶室は改修費だけでも一億何千万とやら。ガイドさんによると、以前、それを聞いたお客の一人がしげしげとこれを眺めて「一億ねえ」とつぶやいたそうで、
「お客様、一億はそれではありませんよ、あの奥にある建物」
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それを聞いて一同大笑い。
密かに同じこと考えていた人、多数いると思われます。
それからいぼいぼのあるおおきな葉っぱ(蓮? でも花が違う。初めて見ました)で埋め尽くされている小さな水路の橋を渡り
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大茶屋と呼ばれる掬月亭へ
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きれいにお手入れされて清々しい建物でした。
建築物としてもいろいろな工夫がされているそうで、たとえばこの雨戸は角のところでくるっと回して向こうへ持って行けるそうです。???どうなってるのか?
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それから11代将軍から頂いた盆栽をそのまま地植えしたという根上がりの松
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五葉松です。
で、このあたりから、地図を見ながら思い出してもどこをどう通ったかわからない・・・
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いつの頃かのお姫様の供養塔で、葵のご紋がついていたーと思う
サルスベリやクサギの茂る池の周りをぐるっと回って
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ハートの植え込みがありました。
鯉がいっぱい。
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鯉のえさを売っていて、自由に上げることができます。そのせいか鯉は人間についてどこまでも泳いでくる・・・・
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君たち、そろそろ帰ったらどうかな。わたしたちは出口に向かってます。
風情のあるゴミ箱
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道後公園とそっくりな場所があってびっくり
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出口に近い売店「花園亭」でガイドさんはお買い物のお手伝いに早変わり。ね?超ベテランです。売り上げ大夫UPしたと思います。そして、蓮池のあるところを聞いたら、すぐそこなので案内します、とのこと。それからも数分、お買い物案内に忙しいガイドさんを待って、蓮池に行きました。
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残念、もうほとんどが実になっていました。が、池とつながる水路には
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睡蓮がいっぱい。ほんとに残念、ゆっくり見る時間がありません。
萩の植え込みを通って再び集合場所へ急ぎました。
この蓮池のあるのは北庭園で、ほかにも梅林や菖蒲園もあるようです。わたしたちの回ったのは南園でこちらは和船に乗って池から景色を眺めることもできます。一年中緑を茂らせている松を中心に、その1割程度の楓や桜の木を交え、季節の花々を随所に取り入れて、四季を通じて楽しめる庭に仕立てていることがわかりました。
帰り道はこの前を通りました。
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商工奨励館。たしかこの近くに民芸館もあったと思うのですが、その中に飾られている虎の張り子がめちゃめちゃかわいいんです。時間があればねえ。わたしたちには次の行程が待っています。ーつづく
「栗林公園」「和三盆(干菓子)手作り体験」「男木島 瀬戸内国際芸術祭作品鑑賞」豪華三本立て。ものすごく楽しみにしていたのに、出発の朝、時計を抱いたまま眠りこけ、バスにおいて行かれました。
人生で一度もしたことのない大失敗と、楽しみがおじゃんになったことと二重のショックで落ち込みましたが、幸い2日後の便で行けることになりました。
代わりに行くことになったその日は・・・・日本全国雨マーク。でも、ぐちぐち言うまい、今日でよかったと言える日になる・・・・はず・・・・と念じて出発しました。
バスは満席ではなく、二人分の席を占領して、調子の悪い神経痛をかばいながらのうのうと座って考えました。
連れがいなくてよかった、いたらこんなにゆったりとは座れないし、そもそも一昨日の時点で大変な迷惑をかけるところだった。
出発の頃はまだ雨は降っておらず、途中で降ったり止んだり、香川県の栗林公園に着く頃には続けて降るようになりました。が、傘を差しても写真は撮れる状態。よかった、今日のような大雨だったら、わたしは2日前の大失敗を後悔し続けたでしょうが・・・・
公園の入り口
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栗林公園は、小規模ながら、ミシュランガイドでは三つ星で紹介されるほど美しい庭。何度も来たことがありますが、秋に紅葉の赤が点在する風景はそれはきれいで今も心に残っています。
だからいつでも行ける場所なんですが、今日はベテランの(強調しておこう)ガイドさんが案内してくれます。ユーモアと下ネタとを交えてわかりやすく楽しく案内してくれました。それもまたよかった。
栗林公園は高松藩主松平家の下屋敷として使用された場所でお殿様のための大名庭園です。広さ約23万坪ただしこれは背景の紫雲山を含みます。平地の庭園部は5万坪弱、園内には1400本の松がありそのうちの1000本が庭師によって手入れされているそうです。
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小ぶりなのに幹は古い歴史を物語っています。こんな松が園内の随所に。ほとんどが黒松だそうで、本来なら背の高いおおきな松になっているところですが、あえて上には伸ばさずこぢんまりと仕立てているそうです。
だからこんなに明るくて広く感じるのか・・・と納得
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園内で一番美しいと言われる鶴亀の松
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下を亀、上を鶴が舞う様子を表しているそうです。写真の撮る場所が悪かったか、まだ手入れの前の状態だったのか、そのようには見えないけど。
箱松・屏風松
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松をこのような形に仕立てるのは、素人が考えても難しいと思うけど、300年以上の手入れの積み重ねだそうです。
茶室 「日暮里亭」の案内
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茅葺きの茶室は改修費だけでも一億何千万とやら。ガイドさんによると、以前、それを聞いたお客の一人がしげしげとこれを眺めて「一億ねえ」とつぶやいたそうで、
「お客様、一億はそれではありませんよ、あの奥にある建物」
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それを聞いて一同大笑い。
密かに同じこと考えていた人、多数いると思われます。
それからいぼいぼのあるおおきな葉っぱ(蓮? でも花が違う。初めて見ました)で埋め尽くされている小さな水路の橋を渡り
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大茶屋と呼ばれる掬月亭へ
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きれいにお手入れされて清々しい建物でした。
建築物としてもいろいろな工夫がされているそうで、たとえばこの雨戸は角のところでくるっと回して向こうへ持って行けるそうです。???どうなってるのか?
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それから11代将軍から頂いた盆栽をそのまま地植えしたという根上がりの松
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五葉松です。
で、このあたりから、地図を見ながら思い出してもどこをどう通ったかわからない・・・
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いつの頃かのお姫様の供養塔で、葵のご紋がついていたーと思う
サルスベリやクサギの茂る池の周りをぐるっと回って
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ハートの植え込みがありました。
鯉がいっぱい。
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鯉のえさを売っていて、自由に上げることができます。そのせいか鯉は人間についてどこまでも泳いでくる・・・・
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君たち、そろそろ帰ったらどうかな。わたしたちは出口に向かってます。
風情のあるゴミ箱
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道後公園とそっくりな場所があってびっくり
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出口に近い売店「花園亭」でガイドさんはお買い物のお手伝いに早変わり。ね?超ベテランです。売り上げ大夫UPしたと思います。そして、蓮池のあるところを聞いたら、すぐそこなので案内します、とのこと。それからも数分、お買い物案内に忙しいガイドさんを待って、蓮池に行きました。
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残念、もうほとんどが実になっていました。が、池とつながる水路には
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睡蓮がいっぱい。ほんとに残念、ゆっくり見る時間がありません。
萩の植え込みを通って再び集合場所へ急ぎました。
この蓮池のあるのは北庭園で、ほかにも梅林や菖蒲園もあるようです。わたしたちの回ったのは南園でこちらは和船に乗って池から景色を眺めることもできます。一年中緑を茂らせている松を中心に、その1割程度の楓や桜の木を交え、季節の花々を随所に取り入れて、四季を通じて楽しめる庭に仕立てていることがわかりました。
帰り道はこの前を通りました。
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商工奨励館。たしかこの近くに民芸館もあったと思うのですが、その中に飾られている虎の張り子がめちゃめちゃかわいいんです。時間があればねえ。わたしたちには次の行程が待っています。ーつづく