2年越しの投稿になります。 奄美大島の旅で紹介しきれなかった植物を集めました。
名前のわからないのもありますが、わたしの興味関心のままに・・・
あやまる岬は、広々とした原っぱの丘でした。そこにいっぱい咲いていたのが
サイヨウシャジン。ちょっと葉っぱが細いんだそうです。それと
サイヨウシャジンとの色の取り合わせもいいのですが、名前を聞き逃しました(ガイドさんから離れていたので)
海が見える場所まで行く途中にあったのが、2メートルくらいの木なんですが
実がね、うちのガジュマルそっくりだったんです。葉っぱも似てるんだけど、うちのは葉も枝も実ももっとまばらなもんで、やっぱり違うかな?
野生の花で心に残ったのは
かわいい。なんだかうちの方にもあるような・・・・
えらく花の大きいシロノセンダングサ
ウインターコスモスを少し小さくしたくらい。花びらもきちんとついています。もしかしたらうちの方にあるのはすべてコシロノセンダングサで、これがシロノセンダングサか?
白い花びらにばかり目がいったせいでしょうか、花びらのない、うちの方で普通に(というか大量に)見かけるセンダングサは見ませんでした。
園芸植物も普通に大きいのでびっくりです。
ポインセチア。2メートルくらいあります。弟がよく、「ポインセチアをクリスマスの花にしてしまったせいで、クリスマスが過ぎると全く売れん。」と怒っていましたが、わかります。売れ残ったら廃棄するしかありませんものね。本当はこんなに大きく立派になるのです。
アサガオの仲間? 野生なのか園芸種なのかー
葉っぱはどれ? 5つに分かれたのがそう? 上の濃い紫の花もそうですが、わたしのなじんでいるアサガオの葉とは違うようなのです。単に隠れて見えないだけなんでしょうか?
手前のピンクはハイビスカスですが、向こうのアサガオらしき花。やはり葉っぱがどんな形なのかよくわかりません。
今が花盛りだというサキシマフヨウ
この木は植えられていたものですが、バスの窓からは山や道ばたに咲いているのをたくさん見ました。まるでムクゲのように大きな木ばかりでした。
向こうにもハイビスカスが見えますね。 いろいろな色があってきりがないので撮りませんでした。
これは
マンデビラ?
名前のわからないのはたくさんありました。
道の駅で売られていた花。
バックヤードというか、通り道に置かれていたソテツの実
こんなのが3,4袋あったかな? 何に使うんでしょう。
名前が思い出せません。うちのほうでは園芸種として小さな鉢に植えられている物
大きくて見事ですよ。
パパイアの木と。
そしてゲットウ。名前がすてきですよね。月桃ショウガ科ハナミョウガ属
実がなっていました。奄美パーク、教会の庭、カヌーをしたところ、いろいろなところに植えられていました。わたしの背丈ぐらい大きい植物です。
お土産に月桃茶を買って帰りました。お湯を注ぐとふんわりとショウガの匂い、飲んでみると、ミントとレモンバームを合わせたような匂い。
で、ゲットウに似ているのですがうんと小さいこの植物は?
藪の中に咲いていました。野生の植物のようです。
ああ、ハナミョウガだ、と思ったんですよ。ところがガイドさんは「アオノクマタケラン」とおっしゃる。
わたし、よく似た植物を「ハナミョウガ」として記事にしたことがあります。もしかして間違ってた?
気になって、帰ってから確かめに行きました。
これが、わたしがハナミョウガだと思っている植物の実。実の付き方がアオノクマタケランよりは密でした。そして実が、ちょっと細長くて先に爪楊枝のようなのが突き出ていました。アオノクマタケランの方が実が丸かったです。
葉っぱ
葉脈が、アオノクマタケランのほうがくっきりしていますかね。
すると、これはハナミョウガでいいのでしょうか。ちなみにゲットウもアオノクマタケランもハナミョウガもショウガ科ハナミョウガ属でした。よく似ているはずだ。
野生植物に戻ります。展望台の頂上で咲いていたスミレ。
秋冬に咲くのはパンジーくらいだと思っていました。
野生植物に戻ります。展望台の頂上で咲いていたスミレ。
秋冬に咲くのはパンジーくらいだと思っていました。
最後に、ホテルから海岸に降りるところの草原。
他の場所でも見ましたが、チガヤの穂波です。11月も末だというのに。
うちの方ではこういう姿は5月に見られます。なんだか季節感がおかしくなりそう。
松山空港に帰って来て、市内を車で走っていて思いました。「奄美大島とは街の色が違うねえ。」
そしてはっと気づきました。
木々の紅葉がまだ残ってる。
そう、青々とした色の島からたそがれ色の街へ帰ってきてやっと旅の終わりを実感したのでした。
実は奄美大島で見たカラスのこともご紹介したかったのですが、長くなるのでやめます。何かの機会があればUPしますが、ボツにするかも。
長い旅行記におつきあい頂いてありがとうございました。