10月見かけた川の風景です。川底は、水の代わりにどこまでも続く草。
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白く見えるのはおそらくシャクチリソバ・・・だと思う?
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写真に撮るのがちょっと遅くなりましたが、少し前まではもっと真っ白だったのです。
そばの花にそっくりです。けれど畑に植えられたものではありません。もう10年以上も前に、畑の端っこで見かけた時は、畑から飛び出したものかもしれないと思っていたのですが、シャクチリソバという外来種もあるということなのです。
これが、年々この川周辺を拠点にほうぼうに広がっているような気がします。川のそばに多いので水を好むのかなと思っていましたが、
全く水のない別の場所でも見つけました。
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すでに三角の実もついていました。
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こうなると、ますます判別しかねます。この土地でそばを栽培していた可能性もありますので、そばの名残かも? 今まで私の見たソバ畑は、乾いたよく日の当たるところにありました。それともこれはそばで、川の中のとは別物?
一枚目の写真でうっすらピンクに見えるのは
ミゾソバ でした。 これもかなり広い範囲に広がっています。
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白い塊とピンクの塊が交互に続いて、陣地争いのように見えました。
ただ、ミゾソバはところ選ばずどこにでも見かけます。ほかの草に交じってちらほらしている場所もあります。緑の中の花はなかなかかわいいのですけど、とげがあるのよねえ。
ヒレタゴボウも一枚目の写真の右上にちょこっと写っているのですが、実際は群生しています。これは水田でも見かけますから、水を好む植物ではないでしょうか。 乾いた土地の我が家の周辺では見かけません。
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手前に写っているのはガマなのですが、これも、川の一部を占領しています。これは少し離れたところにガマ畑があって今は放置されていますから、多分そこから来たのでしょう。今後どうなっていくかな?
川の中の群生を見ていると、野の花は勢力争いが熾烈なのかもしれないと思います。塊になって、しのぎを削っているように思えます。
この川底、いずれは底の土砂ともどもきれいにさらえるのでしょうがー
実際上流の方は川底が見えていました。去年までシャクチリソバがいっぱいだったのに。で、その土砂はどこへ行った?
運ばれて行った場所で、白い花が咲いているかも。
川から広がると言えば、先日気になる記事を見つけました。侵略的水草が県内で2か所、今治市と西条市で見つかったというのです。繁殖力が強く、他県でも排除に苦慮しているとか。2ミリの根っこでも再生するというから脅威です。(写真は新聞記事から)
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地球上最悪の侵略的植物と言われ、繁殖して水路を妨げたり、田畑に侵入して農作物を覆ったり、在来種の植物を圧迫したりするそうです。
早速その川へ行ってみたのですが、見つかりませんでした。川って長いんですもの。でも、この繁殖力からいうと、立て札でも立てて、摘み取ることのほかにも川に入って泥をかき混ぜる行為(魚とりなど)にも注意喚起すべきではないかと思うのですが、どうでしょう。
土手では、
コセンダングサ。
この繁殖力にはかないませんねえ。
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うちに生えているのは見つけ次第引き抜きます。一本たりとも見逃すと、衣服がくっつき虫だらけになって取るのに苦労しますから。放っておくと畑全体支配されます。
川はこれくらいにして、運動公園で見つけた、ヌスビトハギ
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この間まで薄ピンクの可憐な花をつけていたのですが、これが園内どこにでも広がっているのです。
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ネジバナは大丈夫かなあ。カワラナデシコも大丈夫かなあ。特定の植物が広がると、力を持たない植物が消えてしまいますから心配です。ここの運動公園は管理が追いつかないようで気になっています。
とある耕作放棄地で見つけたマルバルコウソウ
ただ、我が家の周辺では見かけません。そのうちこのあたりにも? そうなるとピンクのホシザキヒルガオと競争になるかもしれません。
畑一枚覆いつくそうとしています。
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かわいいのですが、この色褪せた赤はちょっと・・・私好みではないです。
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ひところ、花粉症の原因になるといわれ目の敵にされたセイタカアワダチソウ。他の植物の繁殖を阻害するとかで大々的に退治されていましたね。どうも花粉症は濡れ衣だったみたいです。道端で見かけてもだれも引き抜く人はいません。ただ、耕作放棄地では畑全体が黄色くなるほどこれで覆われます。
今咲き始めたところです。
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咲き始めはきれいなんです。
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これは道端のを写しました。
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小さな黒い虫がたくさん来ていました。
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セイタカアワダチソウはある程度繁殖すると、自ら繁殖を抑制するんですって。でも大きい植物ですから結局は足元の小さな植物はなくなっていくんですよね。