あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

青い花

2023-07-28 00:31:00 | 植物
 今年の暑さは一段と厳しい。何か涼しげな写真はないかと探してみました。

 ヒマラヤの青いケシ。


  
 もちろん自生ではなく栽培されたものです。
 皿ヶ嶺の麓に、風穴と呼ばれる、あたりの岩の割れ目から冷気の立ち上る場所があります。





 そこに、昔、養蚕のために利用していた、四角いむろが掘られていて、今は青いケシが植えられているのです。
 


 この日はあいにくの降ったり止んだりの天気。もう少し上まで歩いてみたかったのですが、いきなり大雨になって、大急ぎで車に乗り込みました。

 青い花二つ目
 へーべ ブルーなんとか
園芸種です。今年我が家の庭に仲間入り

 この、てっぺんの紫がかった葉っぱがなかなか面白い。

 
 初めは手のひらを合わせたように閉じています。

 それがパカっと開くと
花房が一対でてきます。それが伸びて花が開いて紫色になって



 真ん中にまた葉っぱができて

 そこが開くとまた花房が、今度は対角に出て来ます。


 そしてまた真ん中に葉っぱがでてきて…


 何段出てくるんでしょうね。桃太郎が両手を広げて出てくるみたいでかわいいんですけど。

 これも雨上がりに撮影。一雨欲しいです。

 最後に
 散歩道に置いてある水槽に水草が繁殖しています。


 ホテイアオイ


 とても綺麗な花です。


 けれど繁殖力が強くて問題になることも。ホテイアオイの花で池が薄紫になる場所があるのですが、それはそれはきれいです。でも、冬は汚いの。そしてこんなに、目の高さでは花は見られません。この小さな水槽を見つけてから、わたしはここで満足して、池には行かなくなりました。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
先ずは、蛍の件ね♪ (れんげ)
2023-07-28 07:18:18
ヘイケボタル?ヒメボタル? (れんげ)
2023-07-28 07:13:09
あたこさん
おはようございます。
ヒメボタルか?ヘイケボタルかはyくわからないのですが・・主人の帽子に入った蛍は本当に小さな蛍でした。ただ、飛んでいたのは確かですが、暗くなる初めは草の中で光っていました。
暗闇になって初めて飛び始めました。
また、来年行けたら出かけてヒメボタルかヘイケボタルか調べてみようと思います。
楽しい疑問符を有難う(#^.^#)
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青い花 (れんげ)
2023-07-28 08:05:24
今、「らんまん」を見終わってこれを書いています。
青い芥子は、何回か見たことがありますが、
実際のヒマラヤで見たら素晴らしい感動ものでしょうね!でも、風穴で青い芥子が栽培されているなんて!
それもまた感動ものですよ!
青い花の2つ目は園芸品のベロニカグレースですか?
青紫が綺麗な花ですね♪
ああ、ホテイアオイは育ちすぎて小さな池では、
魚が窒息します。私は好きですが増えすぎて我が家では育てられません。涼し気な青ですよね(#^.^#)ありがとう♪
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Unknown (ぴあ野)
2023-07-28 09:30:55
生糸は、ハマッ子のわたしのルーツと大きく関わるので
養蚕関係には、とっても興味があります。
(カイコのお話も楽しみでした)
今、富士山で入った風穴をイメージしていますが・・・
かつての養蚕のムロでヒマラヤケシ!
青いケシと養蚕とムロと幾重にもワクワクするお話です。
ホテイアオイは、あまりに可愛いので、
お寺さんから分けていただきましたが
どんどん増える割には、あっけなくダメになりました。
(私ではなく母が世話をしていたのに)
見飽きることのない花ですよね♥
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こんにちは (みーばあ)
2023-07-28 17:43:43
青いケシ植物園で栽培されていますが
風穴の冷気で栽培
良いですね
綺麗なブルーの花は良いですよね
ヘーベブルー・・・
面白い花ですね
次々葉が出て開いて咲いていくんですね
ホテイアオイの花好きです
でも近くに見られるところが無くなりました
繁殖力が旺盛らしいですね
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Unknown (あたこ)
2023-07-28 21:33:38
れんげさん、
ホタルはれんげさんの方にお返事しますね。
ヒマラヤのケシは2種類あります。色も少し違います。なので2ヶ月近く花が見られるんですよ。
二つ目の花はへーべ。調べてみたらなんと木でした! 何本も密植してしまいました。ベロニカはトラノオに似た草ですね。
ホテイアオイは、以前うちにもありましたが、家庭では困りますね。結局うちも処分しました。
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Unknown (あたこ)
2023-07-28 22:25:12
ピア野さん
こういう魅力もあつたのか。私にとっても発見です。ありがとうございます。
氷の保存のための氷室はよくありますよね。ここの室はただ地面を四角く掘っただけの穴のような場所です。下に降りる梯子があります。カイコの孵化の時期を計画的に調整したものと思われます。元は屋根か蓋があったのでしょうね。今は、冷蔵庫に保管して孵化を揃えるんだそうです。これは去年、野村シルク博物館で教えてもらいました。養蚕農家は、採卵孵化と、幼虫飼育繭の生産と二手に分かれるようです。それにしても、集落の入口から車で30分も走らないといけない場所なんです。日本の輸出産業を支えたのは山奥のこういう人たちなんですね。廃村の石鎚村にも養蚕組合がありましたし。
ホテイアオイは寒さに弱いのかも。冬にはかれますね。でもよく年も浮かんでいます。根っこなのか種なのか。これも探っていくと興味深いです。
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Unknown (あたこ)
2023-07-28 22:33:13
みーばあさん
ヒマラヤのケシは冷房ハウスで栽培されたりしますよね。使わなくなった室を利用するというアイデアは素晴らしいとおもいます。愛好家の皆さんがお世話しています。なのにわざわざ梯子を降りて盗掘する人がいるんですよ。
へーべ…調べたらブルージェムという名前でした。低木なんですって。いっぱい植えたのに。
ホテイアオイは増えすぎて駆除される場合もあるそうです。
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