あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

カメムシめ

2022-11-26 01:41:59 | 生き物
友人にブロッコリーを持っていったらどっさりお返しをもらいました。


 太りすぎた大根、アブラムシのついた白菜(もちろんきれいに洗って)そしてカメムシに食われたパプリカ。
「ごめんよ、わかっている人じゃないと上げれんのよ。もらってくれてありがとう」
いえいえ、たくさんの野菜は大歓迎です。わたしは少々虫に食われていたって平気なの。
 
 以前「迷惑な虫」として取り上げたカメムシですが、収穫の秋を迎えてからは迷惑どころではないことがわかってきました。今年はカメムシの被害が大きいそうなのです。
 
  弟宅で見つけた、真っ赤なパプリカに鮮やかな緑のカメムシ。
 
 
 目立つことこの上なし。野菜の中でもパプリカはカメムシの大好物らしいです。
 
 果物の被害はもっと大きく
 
 
 でこぼこになったところがカメムシに吸われたところ。
 皮をむくと
 
 
 
 こういう柿は産直市や無人販売所では格安で売られていて、わたしはたくさん食べたいので質より量を選んで買いますが、さすがにこれほどの傷物は、ほとんどの農家は捨ててしまっているはず。売っても、無傷の正品の5分の1くらいの値段にしかならず、被害は農家の収入に直結します。今年は米も被害が大きく、カメムシに食われた米は等級が下がって値段が安くなるのだとか。 
 
 さらにはこんなものまで
 
 


 冬瓜です。
 かたい皮でも平気なんですねえ。
 
 そしてカメムシのもう一つの問題は、今までいなかった種類のカメムシが見られだしたこと。
 今年の夏、松山市の公園で見つけたキマダラカメムシ。
 
 
 それがうちでも、娘の家でも見つかりました。
 
 
 すでに死んでいましたが、どこにいたのかしら。柿の木などにも発生するそうですからこんなのが増えてくると、さらにさらに果樹園の被害は大きくなるでしょう。
 
 そして、先日の草木染教室で聞いた話では、めったに虫のつかないクスノキにもカメムシがいるのだそうです。クスベニヒラタカスミカメムシは2015年に初めて国内で見つかった新しい外来種で、その生息範囲を広げているとか。クスノキの葉に赤い点々がついていたらこの虫の存在が疑われるそうです。
 
 本題とは逸れますがおまけの画像
 
 こんな変なパプリカが見つかりました。
 
 
 パプリカの中にもうひとつパプリカ? 緑のを元通りくっつけてみると
 
 
 ボケてしまいましたが、小さなパプリカの形になりました。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (みーばあ)
2022-11-26 14:28:21
カメムシですか
大量発生なんですね
うっかり触ると臭い
あの匂いは閉口します
洗濯物についていたりするんですよね
カメムシも外来種が増えているんですね
大迷惑ですね
面白いパプリカ
パプリカの中に又パプリカ
中々ないですね~
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カメムシ (asateru0628(モコ))
2022-11-27 01:00:59
カメムシ臭いよね。
死がいも臭いよ。
ルーム清掃の時カメムシが窓から入って来たら大変なんだよね。
掃除機で吸い込むのが一番だよ。
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みーばあさんへ (あた子)
2022-11-27 22:30:21
あえて触ろうとは思いませんが、うっかり触ると臭いですよね。それ以外は特に害虫という意識もなかったのですが、今年は果物が軒並みやられて、果物好きとしては困ったものです。農家にとっては収入に大きく響きますから、外来種まで増えては深刻なもんだいですよね。
カメムシって種類も多く、なかなかカラフルなのも多くて見るだけならおもしろいんですけどね。
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モコさんへ (あた子)
2022-11-27 22:33:18
カメムシと言えばあのにおいですよね。
掃除機で吸い込むんですか。なるほど。振り払ってもつまんでも臭いますものね。いい考え。こんどやってみます。
だけどカメムシの本当の問題は、農作物をダメにしてしまうことなんですよ。
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