あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

カブトムシ

2009-08-21 10:31:29 | 生き物

 夜、アトリエで作業をしていると、キキキ カリカリとなんだか金属をひっかくような音。 
 窓には灯りに惹かれていろいろな虫がきています。 小さな蛾をねらってヤモリも出てきます。 ヤモリが鳴いてるのかしら? カブトムシだったらドーンと大きな音をさせて網戸にぶつかるのだけどー。  


 何だろうと外に出てみました。 アトリエと言ってもね、単なる古いプレハブ小屋なんですよ。 その粗末な壁の上の方にいたのは



 まぎれもなく雄のカブトムシ。 ああ、小さい子どもでもいたら喜ぶのでしょうが。 
 手近な棒きれでつついて無理矢理下りてきてもらいました。


 捕まえてみると意外に力が強い。 隙間に角をつっこんでがむしゃらに指の間を突破しようとします。ところがひっくり返るともうそれまでで、足をじたばたさせるだけ。起きあがれません。ときどきカブトムシがひっくり返って死んでいるのを見つけるのですが、勢い余ってひっくりかえってしまい、そのまま起きられずに弱っていったのでしょうね。 
 
 元気なカブトムシは朝には土にもぐり込んでしまいます。
 以前勤めていた学校では、木のそばに街灯があって、そこにカブトムシが飛んでくるようでした。それをよく知っている悪童がいて、毎朝木の根っこを掘り返すものですから、ついに木が弱ってきました。 それで注意すると、今度は掘り起こしたあと、土をかぶせてくれるのはいいのですが、きちんと元通りにするわけではないのでますます弱ってくるのです。 
 こんな愛すべき悪童も、今では少なくなりました。 そして欲にくらんだ大人が、カブトムシの住む環境を破壊してまで捕らえていったりしています。 


 


 巨大カブトムシ!
  



 これ、カブトムシが大きいんじゃなくてスイカが小さすぎるんです。 
 もう枯れてしまった蔓に直径10センチほどのスイカがくっついていたので、取ってみたのです。 安定性の悪いスイカにしがみついて情けない格好に見えます。
 いえ、写す角度を変えて勇姿に見えるのもあるのですが、いかんせん、背景がねえ。 台所のごちゃごちゃがあまりにも見苦しいので、お見せできないのですわ。


  近くにクヌギ林もない田園地帯で育ち、カブトムシを捕るために夜中や早朝にでかけていったりしなかったよい子 のわたしは、カブトムシに対してはとりたてて思い出がありません。 話はそれますが、一度昼間に遠くの松林に出かけていってクワガタを捕まえたことはあります。 素手で持ち帰る途中に指を挟まれて、その痛かったこと。 だれもどうもできず我慢しながら歩いていると、どこかのおじさんがはずしてくれました。 平和な世の中でした。 


  それでカブトムシの顔なんてしみじみと見たことがなかったのですが、せっかくですのでじっくりと見せてもらいました。



  不気味なようでいて意外と可愛い顔ですね。垂れ目とたこ口がご愛敬です。 このあと、スイカごと外に出していたら、朝にはいなくなっていました。 
  
  スイカに少しかじった跡がありました。 ここからクヌギのあるところまではかなり遠いと思うのですが、無事にたどり着けたでしょうか。


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セミの歌

2009-08-20 10:04:45 | 生き物

セミ 「虫の絵本」 まどみちお作詞 吉岡弘行作曲 児童(女声)のための合唱組曲 より


 土の中から けさでてきて
 もうセミが うたえてる
 ならったことも ない
 きいたことも ない
 とおい そせんの うたを
 とおい そせんの ふしで



           


 たいよう ばんざい ざい ざい ざい
 たいよう ばんざい ざい ざい ざい 


 うたは もえて もえて 
 こずえへのぼり くもへのぼり
 くも つきぬけて そらへと のぼり



 


 たいようの てに すくわれて
 そのゆびに あそんで ちりこぼれ


 きらめき ながら
 ゆらめき ながら
 またふるさとの うみやまかわへと
 しんしん しんしん まいおりてきて
 つちのなかへと しみとおっていく


 子どもの頃の夏休み、夕方の日課はあなぜみ(セミの幼虫)をさがすこと。地面に空いた小さな穴を見つけ、棒をつっこんで中に何かが存在することを確かめます。 運が良ければぎらっと光る目が見えることも。
 それから、手で水をすくってきて穴の中に流し込みます。 すると、水攻めにあってはかなわないと幼虫が這い出てくるのです。
 捕まえた幼虫は家に持って帰ってタオルにとまらせます。 タオルのループがちょうどうまく足にひっかかって、無事に羽化ができるからです。 そうやって何度も何度もあきずに羽化をながめたものです。 殻を破って出てきたばかりのセミは薄緑色で、羽が透き通り、とてもきれいでした。


 羽化したセミは、電灯の光の下で夜中にも鳴き出すことがあります。 


 そのころ、クマゼミはこどもにとって貴重品でした。 大きくて、透き通った羽を持ち、 それこそ空へも登るような大音量で鳴いていました。 魅力的なセミでしたが、数が少なかったのです。 だから捕まえようものなら宝物を取ったようにうれしかったです。


 それが・・・・


 実家のハウスの中にいたらクマゼミが飛んできました。 黒い寒冷紗が安心感をさそうのかずっとじっとしていてくれました。 



 今ではアブラゼミよりもクマゼミの方が多いのではないかと弟はいいます。 朝から大音量で鳴くのでうるさいほどだと。 たしかに全国的にもクマゼミが増えてきたと聞いています。
 さらに、梅雨明けに真っ先になくニイニイゼミの声が少なかったような気がします。 この声をきくともうすぐ夏休み。夏が来た!と嬉しくなる声でした。 さらにアブラゼミはわたしには「休みだバンザイ」 と聞こえました。
 


 たいよう ばんざい ざい ざい ざい
 たいよう ばんざい ざい ざい ざい 


 たいよう ばんざい ざい ざい ざい
 たいよう ばんざい ざい ざい ざい


 たいよう ばんざい ざい ざい ざい
 たいよう ばんざい ざい ざい ざい


 セミの声は一日中響いていますが、なぜかうるさいと思ったことはありません。 逆にひぐらしのかなかなかな・・・・という声を聞くとさびしくなりますね。 「もう少し夏よとどまれ」と願います。
ところが、ここ2,3年梅雨明け頃にヒグラシの声を聞くのです。 セミの世界もなんだかおかしい・・・・・ 


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ささゆり会2009

2009-08-19 00:06:21 | くらし

 ささゆり会、今年の会場は砥部町にある「真砂屋本店」です。 ささゆり会は1年おきにここ、真砂屋と久万高原町と交互に行っています。


   2007年ささゆり会
   2008年ささゆり会その1 その2


 正面入り口そばの茅葺きの建物は、製麺所なんですよ。



 広い敷地には、すがすがしい庭や



 閑静な離れがあります。 



 美しいお料理の数々

 たこやきゅうりの酢の物を、薄く切った酢レンコンで巻いたもの。 



 2年前にも出た虫かご。 中身もあまり変わってないような・・・・ 見た目にもきれいし、いいのですけど2年前と同じ物というのもねえ。 わたし、ブログに書いたおかげでしっかりと覚えておりました。



  これも前にも出たと思います。 ただ、上にかけているあんが、味噌あんとはちがっていたような・・・・
 いちじくの水晶揚げです。 いちじくが丸ごと揚げてあるのですよ。



 そのほかマグロとアボカドのさしみとか、冷たく冷やしたちゃわんむしとか、見た目にも美しいお料理が次々とでてきました。


 1年ぶりの再会に話しもはずみました。わたしは、この会では末っ子です。 いつまでたっても末っ子のままなので、つい甘えてしまいます。 みなさん歳をとっても前向きに暮らしていらっしゃるようでした。


 お腹も満腹になったところで、今回のメインイベントです。 今日はそれぞれが頂いた色紙を持ち寄って改めて鑑賞を仕合ました。



  
  一人一人が色紙を手に思い出を語りました。 聞いていると若かった頃の思い出がじわりと浮かんできました。 あのころは確かに「ひたすらに教えの道を歩」んでいたのです。先輩方の世間話でさえ勉強になった時代でした。 
 色紙の絵をかかれたS先生は目を患い、もう絵筆を持たれないのだとか。わたしの色紙が最後だったようです。 こんな言い方は不謹慎ですが、間に合って良かった。


   


  ところで、今回わたしはプレゼントを持って行きました。 昨年立派な額を頂いたお礼のつもりです。 



 印鑑ケースなのですが、人数分より多めに用意して好きなのを取っていただきました。 歳をとっても小物は派手でもいいかなと思ったのですが、みなさん地味目のを選ばれたみたい。 鮮やかな色合いのが残りました。 作りながらこれはあんまり地味すぎるわねえ・・・と思っていたのを取る方もいれば、女性用にと作ったのを選んだ男性もおり、その逆もあったりして、なかなか興味深かったです。 自分の好みがベストなのではないとわかりました。 いろいろなタイプのを作っていってよかった。 皆さん喜んでくださいました。


 そして帰りにこんなお土産いただきました。 久万高原で採れたぴかぴかのトマト「アイコ」です。



 うちにも植えていたけれど、このトマトはおいしいんですよ。 一人で半分以上食べてしまいました。


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なたまめを食べてみた・・・

2009-08-18 09:40:19 | 野菜・果物・料理など

 巨大ななた豆。 比べるものがなくて分かりにくいですが、もう30センチくらいになっています。



 なたまめの粕漬けが食べ頃になってきました。



 さっそく食べてみました。 小さく切って食べたのですが、豆の実がしっかりとしまって、こりこり・・・・というよりは固い! 福神漬けに入っているこりこりしたのがなたまめだそうです。 でも、なたまめの入ってない福神漬けもありますよね。


 味は、ネットで調べたところでは、酒の肴にぴったりのおつな味、だそうです。 ふ~ん、こういうのをおつな味というのね。 よくわかりません。 味の良さは、わたしの酒粕の味付けがいいからだと思いますわ。


 もうひとつ、小さく切ったものを油炒めにしました。 湯がいてないので、かなり長く、表面がカリカリになるくらいまで炒めます。 するとー


 豆なんか一粒もできてないのに、つまりさやだけ食べているのですが、ほくほくした豆の味がするのです。 これはちょっとおもしろい味。


 どんなのを使ったかというと、



 こんなふうに包丁で切れるくらいの柔らかさならOK。 一番上にのっかっている大きいのはもう固くなってだめです。 
 それが、大きくなるのがやたらと早くてーちょうど食べ頃のがちょっとしかありません。


 おまけに、こんなふうに



 虫に食われてしまっています。 それも食べ頃のやわらかいのばっかり。
 そりゃそうでしょうね。 大きくなった豆の堅さには、さすがの虫も歯が立たないと思います。 そして、けしからんことにはー、


 虫食いの所だけ切って捨てれば食べられると思うでしょ? ところが!
切ってみると虫は穴から2,3センチも離れたところに潜んでいるのですよ。 豆の皮が固いため、表面には何の変化もみられないというわけなんです。 


 けしからん! 中で食い荒らすのはやめてくれ。


 けっきょく試してみたのは10本足らずです。あまりにも量が少なくて、味がどうのこうのいえるようなものではありませんでした。 あとは中の豆が大きくなるのを待って、なたまめ茶と白あんとを作ってみますかね。


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エンサイって・・・・

2009-08-17 14:16:41 | 野菜・果物・料理など

 知らなかった~

 エンサイって、蔓性の植物だったのね。 食べきれない葉っぱを放置しておいたら、サツマイモのつるのように伸びてきました。



 エンサイ
 空芯菜とも呼ばれる野菜です。 茎の真ん中が空洞になっています。



 栄養価がとても高く、一節にはビタミンやカルシウムなどほうれん草の1,5倍から4倍もあるそうな。
 初めてこれを食べたのは台湾の有名な飲茶のお店。 小龍包などと一緒に出されました。 ガイドさんが、黒くなるとおいしくないから早めに食べてくださいって。しゃきしゃきとしてくせのない味でした。 こういうのは、どんな食材とも合うんですよね。


 おと年畑の真ん中に植えたときは、がんがん日が照って、それでも細い葉がいっぱい茂りました。 とても丈夫で切っても切っても次々と芽を出してくるたくましい野菜です。それが、今年は雨がいっぱい降ったものだから、まさに水を得た魚のように活き活きと、葉っぱも広く大きくなりました。


 さつまいもの葉っぱとエンサイの葉っぱ。 どれがエンサイだか分かりますか?



 似ているのは葉っぱだけじゃなく、節々の所から根っこが出てくることもよく似ています。



  これは、固くなった茎を畑に捨てて置いたものですよ。 もう根を下ろして新しい葉っぱを出そうとしています。


 食べ方ですが、


 ごま油を熱して、ニンニクとしょうがをみじん切りにして香りを出し、エンサイをさっと炒めて醤油で味付け、さらにナンプラーを垂らせばベトナム料理みたいになるんですって。


  エンサイはほうれん草のように下ゆでがいりません。 ざくざくと切ってすぐ炒め、3,4分でできるその速さが魅力です。 さっとゆがいておひたしにもできますが、なんといってもおいしいのは油で炒めたものです。


 何にでも合うので


 エンサイとベーコン
 エンサイとちりめんじゃこ
 エンサイとソーセージ
 エンサイとハム
 エンサイと魚肉ソーセージ
 エンサイとちくわ
 エンサイと蒲鉾
 エンサイとジャコ天
 エンサイと牛肉
 エンサイと豚肉
 エンサイと鶏肉
 エンサイとえび
 エンサイといか
 エンサイとホタテ
   ・
   ・
   ・


 どの料理も同じに見えるので写真は載せません。 


 これで味付けを塩味、醤油味、みそ味、オイスターソースと変えてみて、 ニンニクあり、ニンニクなしにして、油をサラダオイル、オリーブオイル、ごま油、と変化をつけて・・・・・一ヶ月以上日替わりエンサイ料理が食べられますわよ。 
 


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暗闇の中で咲くからすうり

2009-08-16 00:09:27 | 植物

 近頃どこでも見かけるのが、しおれたカラスウリの花。 きれいに開いたところはなかなかみられませんが、 もうすぐ開きそうなつぼみがなかなかおもしろいんですよ。


 花はいつ開くのでしょう。 朝見たときはもうしおれているのです。 


 ちょうど我が家の庭の、それも低いところにつぼみがありましたので、観察してみることにしました。 これは実の大きな黄カラスウリです。


 6時30分



  7時 すこしほぐれてきました。



 ところが、


 7時15分には既にこんな状態! ああ、開きかけの所を見損なってしまいました。 あたりはもう薄暗く、やむなくフラッシュ撮影。 


 真っ白け



 


 全体としてはこんな感じ。 花の中心に丸いしべがあるのですが、全く見えません。


 


 カラスウリの花をきれいに写している皆さんはどうやって撮っているのでしょう。 暗くてもまだ明かりが残っている時間であればなんとかフラッシュなしで写せると思うのですが、こんなに暗くては無理です もっと日が長い7月頃だったら明るいうちに写せたのでしょうか。 いやいや、カラスウリは、いつでも日没後に開くのかもしれないし・・・・・・


 そして夜12時頃



 もうしぼみかけてる。


 風が強く、なんだか髪を振り乱した幽霊みたいで、暗闇でこんなのを見たらぞ~っとすることでしょう。


 次の日もまたつぼみがつきました。 再度チャレンジしましたが、撮った写真すべてボツになりました。


 今日の夕方、6時50分頃、偶然にも1枚だけ花びらの開いたのを見つけました。 しめた!まだ明るい。
 大急ぎでカメラを取りに行って、帰ってきたときにはなんと!



  ほとんど開いているではありませんか  わずか2,3分の間です。


  それからフラッシュなしで、連続で写真を撮りまくり
  その間のほとんどの写真を手ぶれとピンぼけでボツにして・・・・・・


  これが最後の1枚です。 まだ十分とは言えないけれどほぼ開き切った状態です。 そしてフラッシュなしで写すのはこれが限界でした。 ISOを1600まであげて、手ぶれしないように一生懸命がんばりました。 庭の植え込みの中なので、台になるものも置けなかったのです。 第一、そんなことしてる暇なかったし~。 三脚? 持ってません 



 開くときはあっという間に開いて、わずか3,4時間で閉じてしまう・・・・人目に触れないはずですね。 こんなに短い時間で受粉ができるんだろうかと心配になりますが、秋になってゴロゴロと実がなっているところを見ると、ちゃんと受粉できているようです。 いったい誰の働きなのかしら。 花にも我々の知らない夜の世界があるようです。


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いろいろなひまわり

2009-08-14 08:47:05 | 植物

 困った・・・・・突然ネットがつながらなくなりました。 混み合っている時間帯でもないだろうに。 パソコン2台ともつながりません。  使用しているブログライターは、文章は書けますが写真はUPできません。 とりあえず文章を書いていますが更新はいつになるかしら。


 春に行ったチューリップ園でひまわりの種をもらっていました。 大きいのや小さいの、しましまのや黒いのが混じった種です。多分でかいのからプランター用のミニまでいろいろなんだろうなあ。 このまま蒔いたのでは、ミニひまわりが埋もれてしまうと言うことになりそうです。 かといって厳密に区別するのもむずかしいし・・・・・


 とりあえず大まかに分けて蒔いてみました。


 よく見かけるしましまの大粒の種は、畑の後ろの方に直まきに。 これは大成功で、大きな黄色い花が一斉に咲きました。 これと同じ花で、もっと背が高くなりました。


 


  中くらいのと小粒のはポットに蒔いたのですが、苗のうちから特徴が現れてきました。 
 ひょろひょろと背が伸びてきたのは、まとめて大輪とおぼしきひまわりの手前に。 こんな花がまとまって咲いています。   茎だけで判断して、1本も間違えずに同じ場所に植えていたのがすごい!(自画自賛)



 ゴッホのひまわり? こんなのあったような・・・・・
 調べてみたら、下の方に描かれているのがこにれよく似ています。


 
 


 ゴージャスです。


 この花の良いところは、花期が長いこと。 大輪のひまわりはすぐに種になってしまいますが、これはけっこう長く咲いています。 1本の茎からたくさんつぼみが出て次々と咲いてくれるし、ひまわりらしくないと言えばそうだけどわたしは好きです。


 


 双葉の時から茎が紫がかっていたひまわり。 それもかなり色が濃いのと、薄いのとがあって、もしかしたら別々の種類かもしれないなと思いながらまとめて植えました。


 褐色のひまわりが咲きました。


 花びらが丸っこいのもありましたから、やはり2種類あったのかもしれません。 ぶじこは、ひまわりらしくないと不満そうです。


 またまたハチ発見。 ハチいわく「花色は関係ないのよ。 おいしい蜜と花粉さえたっぷりあれば。」


 


 よ~く見るともう1匹お客さんがいますね。 アオマツムシでしょうか。 そう言えば今年はアオマツムシのけたたましい鳴き声をまだ聞いていません。 


 ここで少々誤算が・・・・。 



 あまり大きくならないだろうと予想していた褐色のダリアが、遅ればせながらぐんぐんと伸びてきて、なんとすべてのダリアの中で一番背が高くなったのです。


 おかげで50センチくらいのミニひまわりが埋もれてしまいました。 ちゃんと一列に並んで咲いていたのですが、後から伸びてきた褐色のひまわりと、コスモスにうもれてしまっています。。


 というわけで、だいたいの勘で植えたひまわりですが、同じ種類でまとまって咲きました。 こうしてみるとひまわりもいろいろですね。 わたしの大好きな、種になる部分が真っ黒の小ぶりの花が混ざってなかったのが残念でしたけど。
 背丈も、花の形も、花色も、花期もちがうひまわりを上手に植えれば、夏中ひまわりが楽しめそうです。 なんといっても夏はひまわりですよ。
 


 もうすぐすごいこと種ができそうなのですが、これの始末に困りそうですね。


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同窓会

2009-08-13 00:26:09 | くらし

 大学時代の同窓会をするという電話をもらいました。
 わたしは後悔の多い人間なので、過去にタイムスリップするような集まりはどうも気が進みません。 でも、親しかった友人の熱心な誘いに負けて、とうとう参加することにしました。

 案内状には「カジュアルな服装でおいでください」とありましたが、カジュアルと言ってもねえ。まさかはやりの薄いチュニックにジーパンと言うわけも行きますまい。 同窓会ってなぜか服装にも気合いが入るんですよね。


 間際になって、スカートとおそろいのコサージュを作ってつけていきました。 花心にベージュのスウェードを巻き、花びらはタイシルクを使っています。



  バッグは、着せ替えバッグのグレーバージョン



 行ってしっかり宣伝してきました。 
 女性の皆さん(ほとんどが校長です)それぞれにすてきな恰好で・・・・ほらね~。

 参加者は20人ほどで、少なかったです。 卒業式以来一度も会ったことのない人もいて、誰だったか思い出せない人もというより、ほとんど思い出せなかった 


 今日はお料理の写真を撮るつもりはなかったのですが、次々と美しい料理の盛られたお皿が運ばれてくるのでブロガーとしましてはやはり撮らなくては気が済まなくなりました。


 途中からですが、


 夏野菜の炊き合わせ。 右側のは冬瓜を薄く切って海老をのせ、丸く巻いていったもの。 手間をかけています。



  手前のローストビーフだけが大写しになっちゃってー。
  きれいにもられた前菜。 写真の写し方が悪くて、後ろの方の黄色いパプリカの上にパスタを載せ、2食のズッキーニをあしらったものがちょっとしか写っていません。 見た目にもとてもきれいだったんですよ。 でもね、これ、ソースをかけ忘れたんじゃないでしょうか。 
 強烈な紫色はドラゴンフルーツです。



 溶けかけた薄氷の間から、野菜がのぞいています。 天ぷらの盛り合わせなのですが、ちょっとした演出でとても涼しそうです。



 トマトの中には、いくらや細かく切った野菜をゼリーで固めたものが入っています。 外のトマトまで全部食べてしまいました。



 まだ他にもあったのですが、とにかく野菜がふんだんに使われ、しかも手の込んだ調理がされていて、ヘルシーでおいしい。 残さず食べてしまいました。


 おいしい料理を味わいながら、一人一人の近況報告を聞きました。 ひとり1分だというのに1分で話し終える人は一人もおらず・・・・だいたい先生って自分も含めて話が長いのよね。 今に分かったことじゃないけど、やっぱり子どもは退屈してたんだろうなあ。
 そうするうちにだんだん、若い頃の面影を見いだして、共通の思い出を思い出して、それぞれが歩んできた道のりを思い浮かべて、歳月がどの人にも等しく過ぎていったことを実感いたしました。 


 わたしたちが大学に入った年、大学紛争が激化し、2ヶ月間の大学封鎖と警察による実力排除を味わいました。  過激な政治運動に走る者、既成政党の団体に入り政治活動を行う者、ノンポリと呼ばれる無関心派、政治に関心は持ちつつも行動にはいたらないシンパと呼ばれる人々、何もなかったら多分穏やかに仲よく過ごしたはずの大学生活は、この紛争で個々の学生の本性をあらわにしてしまいました。 だから互いに全く口をきかないばかりか露骨に敵対するクラスメートもいたりして、個人的には仲の良い友人もいましたが、全体としてはみんな仲良しの楽しい学生生活、とは言えなかったように思います。


 長い歳月を経て、もう、こうしたわだかまりは捨てる時期が来ているのかもしれません。 学生時代あまり話をしなかった人ともたくさんお話できて楽しかったです。


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金運アップの植物

2009-08-12 08:32:19 | 植物

  最近金運がアップするとかでよく売れている植物があるそうな。


  モンステラです。 


 


  手前にまっすぐつきだしています。 「お金ちょうだい」って手を突き出してるみたいに。


  同じ鉢の中のもう一本は、まっすぐ上向きに。



 このモンステラは、去年の秋、2メートル近くに伸びて、先端に1.2枚しか葉がついてなくてどうにも始末に悪いものをもらってきてハウスで冬越しさせたものです。
 春に思い切って短く切ってしまいました。


 こちらが根元の部分です。 



 1本に見えますが、実は2本あります。 もう根っこが絡み合って離れないのでそのままにしてあります。 みずみずしい新葉が出て、これから形を整えるといい姿になると思います。 モンステラ特有の切れ込みがありませんが、大丈夫かな?


 玄関に置いた鉢は、 切り取った上部をさらに3等分したものを土の中につっこんでおいたもの。 うまくいったらもうけものくらいの気持ちで、ほんとうに突きさしただけです。 根元に近い、茎の太いものでした。


 こちらは残りの先端近くの細い部分。 これはもう、捨てようかと思ったのを、せっかくだからと突きさしておきました。 世話も六にせず、水をやるだけの毎日です。 いい加減な気持ちが伝わるのか、一向に葉がでてきませんね。 やっぱりこれはだめかなあ。



 


 ところが、よく見るとー



  芽がでかかっているのですよ。


  こんなにもモンステラが増えたら、我が家は大金持ち
  ・・・・・・・なんて訳にはいくもんですか。


  我が家にある多肉植物ですが、これは金のなる木ではないのかな?



  ちょっとちがうようですね。 似てるだけでは金運アップにならないか。

  でも、これは



  千両です。 すでに青い実がついています。


  木蓮の木陰には



  万両です。 こちらも実がいっぱい。


  そして以前はクロガネモチの木まであったんですよ。 だからお金が有り余っているかといいますと・・・・・・

  いいえ 


  金運アップなんて信じられません。 
  


  ただ、信じなければそれまで。 信じるだけでもだめで、信じて努力すれば結果がついてくるということでしょうか。 モンステラを買ったから一生懸命働き、節約に努め、宝くじを買い・・・・・ 金運アップのお守りがあるんだからと信じて、何らかの行動を起こした人のところにお金はやってくるのでしょうね。 


  わたしも信じてみようかな~ さっそくモンステラを南側の玄関に置きました。 お金よ、いらっしゃ~い。


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完熟?パッションフルーツ

2009-08-11 00:12:37 | 野菜・果物・料理など

 たった二つ実のついたパッションフルーツが色づいてきました。 そろそろ写真撮っとかなきゃと思い、見に行きましたら、


 ああ~ 落ちてる


 写真撮るのを忘れて思わず拾い上げました。



 それも、後からできた小さいほうなんですよ。 まだほんのちょっと色がついただけだというのに。 しかたがないのでしばらく置いておくことにしました。 
 この苗を買ったときついていたラベルには、「表面がしわになったら食べ頃」と書いてありました。 置いておけばしわになるでしょうか。 
 先になった大きい方はまだ蔓にしがみついています。 これは完熟させなきゃ。 しわになるまで採らないつもりで居ます。


 ところが!


 2日後、これも落ちてしまったのです。


 


  左が先に落ちた方。 2日間でこんなに赤紫になってきました。 右が後から落ちた方です。 もうすでに赤紫色になっています。 でも表面はつるつるです。


  それから1週間たって



  なんと、皮にしわができてきましたよ。 もしかして、しわができるって「蔓についているときではなくて、収穫してしばらく置いてから」ということ?


  さっそく二つに割ってみました。 包丁を入れた途端、ほわ~っと広がる甘酸っぱいトロピカルな香り(ってどんな香りだ?)



 ちょっとマンゴーの匂いに似ています。 見た目は・・・・ごらんの通りです。


 味は期待できないかもね。 以前市販されているのを買って食べてみたのですが、すっぱくてあまりおいしくなかったような記憶があります。 このマンゴーも白いうちに落ちちゃったし。


 ところがどうして


 甘酸っぱくてなかなかおいしかったのです。あの白さでこの味か~。 それならばかなり色づいてから落ちたあとのやつはー。
 うん、さらに甘みがあっておいしかったです。 やはり若いうちに採って運ばれてくる途中で色づいたのとはちがうんですね。 どの状態を完熟というのかはわかりませんが、とりあえず、自ら落ちてきた実だったから、完熟と言っておきましょう。


 ただパッションフルーツはにわとりの卵よりも小さく(ラベルにはにわとりの卵より大きくなってと書いてあったのに~)、なかはほとんどが種で、果肉ってあったのかなあ。 種と汁だけのような・・・・  おなかがいっぱいになるには100個ぐらい食べないとー。 まあ、お腹いっぱいは食べなくてもいいけど、もうちょっと食べたいですね。



  くねくねと並べてみたらかえるの卵みたいでしょ? 種はしっかりしたゼリーのようなものに包まれていて、この部分はかなりすっぱいです。 そしてなかなか種が取り出せません。 だから普通は種も全部食べてしまうのだけど、わざと残しておきました。


 なぜって、来年はもっとたくさん食べたいじゃないですか。 この種を蒔いて増やすつもりです 
 乞うご期待。


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