連休中、横峰寺のシャクナゲを見に行きました。
横峰寺は高い山の中にあります。行き方は何通りかあります。遍路転がしと呼ばれる険しい山道を登って行ったのは3年前。参拝専用のバスで行くこともできます。今回はヨウコ一家と車で。狭い山道だけど有料道路です。
駐車場に着きました。 思ったより広かったです。が車でいっぱい。

ここから山道を下っていきます。新緑がすがすがしい道でした。

が、傾斜がすごい。 ジグザクに、3段に折れ曲がった道。

帰りはここを登らないといけないのよねえ、と早くもうんざりしながら下りていくと、おいなりさんがありました。

???
興味はあったけれど先へ行きました。連休の混雑を避けるため(車一台やっと通れるほどの狭い山道を走るので)敢えて午後に来たものですから帰りが遅くなるといけません。
まっすぐに伸びた杉を見上げるとなんだかありがたい雰囲気。お寺が近いかも。駐車場からここまで約15分

、
シャクナゲのピンクが見えてきました。

太師堂に着きました。約20分で着きました。もっとかかるかと思っていましたが案外近かったです。


その下は?
山なので狭い敷地に建物が段差で建っています。
素敵なお庭のようだけど、多分そばでは見られないと思います。

肝心のシャクナゲは?


残念、ちょっと遅かったみたい。 こんなきれいな花は少なかったのです。

3年前来た時はいろいろな花が咲いていましたが今年は
山シャクヤクは散ってしまっていました。

スズランはちょうどいいとき

そばに行くととてもいい香りがしました。
と、このあたりでトカゲがウロチョロ。

この子は何でこんなに人のいるところに出てくるのかしら。普通は人の気配がするとさっと隠れてしまうものなのに。何度も何度も姿を現すのです。
階段を下りるとオダマキがたくさんありました。ちょうどいい感じに咲いています。

斜面にへばりつくようにたくさん咲いていました。

斜面の下にはクリンソウ


オダマキもクリンソウもなんだか前に来た時より増えているような気がします。
山門が見えてきました。実はこれ、裏側。

表は、山の中の遍路道を上がってきた人がくぐるようになっています。つまり、その山道が本当の参拝道なんです。

私たちは山門を出て奥の院、星が森へと向かいました。

傾斜の緩やかな広々した道です。
途中で降りてくるトラオたちに会いました。彼らはふもとから遍路道を登ってきたのです。残念、ちょっと時間がずれました。あまり話すこともなく分かれて、さらに行くと

多分弘法大師の座像
お大師様はここで厄除けや開運を星に祈る「星供養」を行ったとされています。

ここには鳥居があって、その向こうに石鎚山が見えます。これ、西から見えるお山の姿なんですって。 なんで石鎚が東に? 方向音痴の私には位置関係がさっぱり?

実はこの鳥居、こんなに小さくて金属でできています。


鳥居の中にお山を入れてみました。大きい鳥居に見えるでしょう?
下に白く光っているのはお賽銭としておかれたコインです。
お金がある! 拾っていい?とケイタ
ダメダメ。慌てて大人たちが制止しました。
仏教と石鎚信仰が融合した、パワースポットだそうですよ。

さて、三年前ここに来た時は、色々な植物がみられて楽しかった記憶があるのですが、今回はなぜか変わったものが見つかりませんでした。トラオ母が言うには、テンナンショウの仲間がいっぱいあったろ?と写真まで見せてくれたのですが、そんなものどこにあった?
目立ったのは

ホウチャクソウ?
これは?

帰りは登りばかりです。
この階段あたりが一番きれいなところ

階段を上ったところでまたまたトカゲに。お寺のトカゲは人を恐れないの?

真正面から見つめることができるなんて。
帰り道は当然のことながら登りばかり。子どもたち、アイスを楽しみに頑張りました。