クロモジオイル抽出体験の昼休みのことです。お弁当を食べたあと、その辺を散策しました。
川ベリに生えているオニグルミの木。

小さい実がなっていました。
おや? 誰かが葉っぱをかじっています。一体誰だ。

テントウムシみたいな虫がいました。

かじったのは君なの?

一見、葉っぱを食べているように見えたのですが、

移動した後にかじった跡はありませんでした。

これがテントウムシの仲間なら、アブラムシがいるはずです。

そこへ西条自然学校の男性スタッフ3人を連れて義妹が帰ってきました。誰か生き物に詳しい人を探しに行っていたのです。
ああ、これはカメノコテントウですね。
テントウムシによく似ていましたが、それにしても大きいです。ナナホシテントウの倍くらいはありました。
これは、ハムシの幼虫を食べるんですよ。
そういえばハムシの幼虫がいましたね。




オニグルミによく見られるハムシだそうです。確かに、この図体では、小さなアブラムシでは物足りないでしょう。
さて、帰り道でのこと。
わたしは5月の間に3回も黒瀬ダムに添ったこの道を通ったのです。何度通っても楽しいこの道。
朝来る時、とても素敵な景色を見つけていました。それは、堰堤を流れ落ちる水のように咲き誇るウツギ。
今年、桜三里ではウツギが少ないように感じていました。まだ咲くには早いのかと思っていましたが、こんなに咲いているとは。二人で感嘆しながら来たのです。
でも見る方向が逆だと、どこだったかわからなくて
ここだった?
いや、こんなものじゃない。

ここ?

これの倍くらいの幅
があったはず。
これもすごいけど、もっと高さがあった。

で、結局あのすごいウツギはみつかりませんでした。
子どもの頃、川の土手に一株だけあって、自分だけの秘密の花のように、一人で見に行っていました。

今だったら女の子一人で川の土手を歩くなんて、考えられませんね。この清楚な、それでいて華やかな…今でも大好きです。

これはクモかな?

虫も好きですが名前はなかなか覚えられません。下の丸いものは何だろう?

しばらく写真を撮って楽しんで、車に乗り込み、ドアを閉めようとしたところで、何かがひらっと動いたのに気がつきました。

虫も好きですが名前はなかなか覚えられません。下の丸いものは何だろう?

しばらく写真を撮って楽しんで、車に乗り込み、ドアを閉めようとしたところで、何かがひらっと動いたのに気がつきました。
ちょっと待って!

あれ、多分イシガケチョウよ。
二人でそっと近づいてはカシャ。近づいてはカシヤ。
だるまさんが転んだ、みたいね。義妹が言いました。
ここまでは近づけました。やはりイシガケチョウのようです。

嬉しいなあ。この前見たのはいつだつたかしら。わたしにとってはレアなチョウなのです。
と、こんなふうに道草を食いながらゆっくり帰ってきて、アウトドアショップのクロスポイントでお茶しました。
お弁当を食べて2時間もたってないけど、ケーキは別腹^_^

せつかく自然の中で遊んだので、飲み物も野草茶をチョイス。

小さなやかんで煮出してからいただきました。色々ブレンドされているみたいで、その気になればわたしにも作れるかな?ズバリ、草の匂いのするお茶でした。
たっぷりあったので、義妹にも飲んでもらいました。
うちに帰って、義妹と畑でわらびとり。都会育ちの彼女は、わらびをとるのは生まれて初めてなんですって。この間はわたしがあくぬきして持って行ったので、今度はあくぬきにも挑戦してみるそうです。
おまけ
我が家のサラサウツギ
山で花盛りだったから、もう終わっているかもしれないと気になって見に行ったら

やはり、まばらにしか残っていませんでした。
花の外側にピンクが混じるタイプです。




これもかわいいでしょう?