あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ほぼ0円料理 山菜編 追記しました

2024-05-01 18:01:00 | 野菜・果物・料理など
 娘と散歩していて気がつきました。
 遠目に見えるあの茂み。
 わらびじやない?



 今更驚くのもなんですが、うちの地所でして。数年前から少しずつわらびが生えていたのも知っていたのですが、まさかこんなになってるとは!



 まだ食べられるのもあるはず、と、探して見ました。
 葉っぱをかき分けて採ったわらび。


 鍋に入りきらないので、角形の洗い桶であくぬきしました。

 熱湯と炭酸をかけて冷ますだけ。
 あとは、透明な水になるまで何度か水を変えて晒しました。



さて、このころから、怒涛の「ほぼ0円料理」が続きます。
「ほぼ」
というのは、多少の買ったものが加わるからです。調味料などはもちろん市販のを使います。
 
 わらびのところにあったヨモギ
 





弟にもらった新玉ねぎ、
そして買った筍とで、春の天ぷら
別の日には、タラの芽もいただいて天ぷらにしました。
 よもぎの天ぷらって、カリカリに揚げると少し苦味があってよもぎの香りがして美味しいです。


 
 一回くらいたけのこも食べなきゃ、とわざわざ買ったのに…

 次の日、娘が知り合いのところで掘ってきたと、たけのこを持って現れ、

 次の次の日には友人からわらびとたけのこ要らない?とラインがあって、ありがたく頂くことにしました。
 というのも
 彼女のくれるわらびは、毎年、長さを揃えて、少しずつ束にし、あくぬきをしてくれているのです。全部ご主人がするんですって!
 もちろんたけのこもちゃんとゆがいてあります。



 無下に断れません。ちょうどうちのを配り終えたところだし、なんとか消費できるでしょう。

 その後、たけのこは3日おきに届いて、合計5回も食べました。もちろん二人の娘の家にもお裾分け。
色々使えるからいいものの
 多すぎた時は砂糖をまぶして冷凍
 食べきれなかったら、煮物のまま冷凍。
 少し残ったら短冊に切って他の山菜と一緒に混ぜご飯、山菜ずし、山菜おこわ
 
 孫たちに評判がよかった山菜ずし
 


 筍、わらび、イタドリ、買った人参、もらったえんどう
 三軒分を作るためにご飯を多めに炊いたら、

酢がちょっと足りない!

 そこで急遽、うちで採れた酢っぱめの伊予柑を絞って足しました。これがなかなか美味しいのです。ほんのり黄色味を帯びた、伊予柑のかおりのする寿司でした。ちなみに愛媛の学校の給食では、みかんジュースを使ったお寿司が出ることがありました。今は?当時はあけぼの寿司という名の献立でしたね。
 イタドリはー
寿司に入れたのは、忌々しくもうちの庭に生えて来たもの。2本しかなかったので寿司の具にしましたが、単独で食べてもとっても美味しいんです。これは溜池の土手でとってきました。(ワンちゃんの立ち入らないところ)



 手前に立っているのがイタドリ。
 
 いつのまにか生え出した我が家の庭は、抜いても抜いても生えてきます。


 食べるのはこんな状態の時。


 ほんの短い間しか食べられません。

 そして今日届いたのは?



 ウドでした。

               続く 


追記
 モコさんからご質問がありました、イタドリの食べ方。長くなるので本文に追記しました。興味のある方、トライしてみてください。ただ、うちの方では食べごろを終わっています。

 イタドリは、葉のないものを、手で折りとる。折れないものは筋張って不味い、というか食べたことないです。
1  皮を剥く
2  2.3センチにぶつ切り
 大きいものはさらに縦に切る(あまり細か
 く切るとくたくたになるので注意)
3  熱湯をかけ冷水で冷やす
4  かじってみて酸味がなくなるまで水を変えながら晒す(8時間以上)
5  軽く水気を切って油で削り節と一緒にさっと炒める
6  醤油、みりん砂糖で味付け。すぐ火から下ろす(煮込んじゃダメ)

 油との相性抜群です。シャキシャキした歯触りが美味しいので、短時間で調理します。
 水は必要なし。出し汁も使わずに、削り節で旨みを出す。ない時は顆粒の旨味調味料を使ってください。うちは顆粒のアゴだしを使います。
 削り節は、我が家ではいりこ削りです。
 味付けは各家庭の味でいいと思います。





コメント (8)
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