と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

十三年ぶりの

2008年07月23日 21時34分39秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 十三年前に幕張の情報教育センター(現総合教育センター)というところに転勤を命ぜられてから、以来研究指導主事、教頭九年とそれこそ多忙な時期を過ごさせていただきました。三十代で亡くした両親の墓参りになかなか行けなくて、実はこの土日に故郷に墓参に行って参ります。

 県銚に来ることができたということを報告に参ります。
 なんと十三年ぶりです。

 親不孝者だと思います。
 こころから思います。

 父母に感謝できずして、なんの道を説く資格があるだろうかと自責の念にかられます。

 否、感謝はしているのですが、墓参もできないほど多忙だったかというと、時間は作れば作れたはずであったのです。公務と、私事の対立的概念があって、はなはだ困難な時期を確かに過ごしてはいたのでありますが。

 しかし、それはわたくしのこころの中にある言い訳です。

 「吾亦紅」という歌があります。あの歌詞がわたくしの怠けこころをずばりと言い当てています。本当に父母には申し訳ないと思います。

 小さな町です。特に、歌のように母親はそこしか知らない人でした。亡くなる前の年に銚子に小旅行に来て、それが最後でした。犬吠灯台も生まれて初めて見て、いいところだと連発して喜んでみちのくまで帰って行きました。そしてすぐ脳梗塞で倒れました。

 ★

 在校生諸君に申し上げたい。

 保護者の方をはじめ、お世話になった方には、恩返しをせよとは言わないまでも、せめて御礼を申し上げましょうと。まごころからです。実は、言葉ほど大事なものはないからです。伝統的な日本文化の中には言霊という言葉もあるくらいですから。

 伝統文化が軽視されている現代日本ではありますが、恩と敬愛の心情、信ずるこころを大切に思う価値観はなくなっていないと思うのです。

 あまり私的なことを書いてはいけないのでしょうけれども、勉強の傍らそういうことをも考えていただきたいと思ったからです。

 知・徳・体のすべてを高める。
 そういう生き方をしていただきたいと思っております。

 

 
 
 
 


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おすすめ本

2008年07月23日 20時19分39秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 このブログを見ていただいておられる中学生から、ドストエフスキーについて書き込みがありましたので、びっくりしました。秋田県の中学生の方だそうです。まさか、県銚に入学していただければ、文学の指導もしますよとはいくらなんでも書けません。一家転住なら、入学試験受験可能ですが。

 前任校は国際空港を控えていましたので、そういう方もけっこう多かったですが、銚子は、隣がアメリカとはいえ、ちょっと遠い(^0^)/

 このブログに、少しだけ文学作品について感想文みたいのなら書けるのかなと思っています。作品の紹介をするってことなら。

 なにも学者じゃありませんので、論文みたいに書くこともないですし。論文みたいには書けませんし。

 で、紹介。

 「自得」ということ。

 論語に出てくるんですが、自分をいかに見つめて、普段から探求しているかってことです。

 これ、けっこう大事だと思いますよ。就職試験で、「なぜこの会社を志願したのですか?」って聞くと、たいていは「***部で**の仕事をしたい」とか言う学生が多いそうですが、実は自己を見つめている学生は、まったく別の回答をするそうです。聞いた話ですが。

 表層的な一面だけを見ていると、軽い話しかできません。もっとも、これはわたくしも人のことは言えませんが。

 内面を深く見つめた人は、行動も違います。

 「論語」

 これがわたくしの一番のおすすめです。
 祖父から、正座させられて、素読という暗記専門のスパルタ学習をさせられて、しかも床の間にほんものの日本刀を背負ってやられたものですから、ちょっとわたくしには、恐怖心があったのですが。(^0^)/

 論語は、文庫でも、訳本でもいろいろ出ています。渋沢栄一も、かなりの論語通で、講談社から文庫で出ています。

 こんな話を書いていると、つきないですね。実は、銚子市内のNPOの方で、(国際教育推進プロジェクトBe Com)日本語の暗唱教室を開いておられる方が来校されまして、銚子の文化会館で論語をはじめとして、竹取物語、宮沢賢治等々の指導をされているとのことでした。嬉しくなりました。伝統文化廃れず、であります。

 もうこのへんで止めましょう。

 明日は、このブログ書けないかもしれませんので。出張で。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日もいい環境で

2008年07月23日 10時19分30秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日も順調に夏期講習が行われております。さきほど、廊下から全部の教室を見てきました。

 真剣です。
 本当に真剣です。
 たいしたものです。
 
 プリント主体の講習もあれば、講義主体のもありました。こういうところから向上が図られていくのです。

 ただし、どんなに暑くても集中力でというのもまたわたくしは捨てがたいと感じております。環境がよくないから勉強しないという言い訳にもなるからです。

 環境云々は武道には許されない発想です。誰が、暑いから稽古をやりたくないと言えましょうか。反対に寒いからストーブたいて稽古しようとも言えませんでした。当たりまえです。ただし、米沢の冬は厳しい。4メートルも雪が積もっている。柔道場はグランドのかなたにあったから、雪の中に道場が埋まっている。信じられないでしょうけども。

 ま、本校の生徒はわたくしなんかに比べたら「しあわせ」です。



 どうか、順調にこのまま夏休みが過ごせるよう、祈ってばかりです。
 心配性のわたくしとしては。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/