と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

川辺で水を飲む馬

2008年07月30日 23時13分47秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 川辺で水を飲みたくない馬に、水を飲ませることは出来ないとよく喩えで言われます。

 学問と、スポーツの王道でしょう。このことは。

 しかしながら、最近は水の飲ませ方にまで目くじらを立てている世論があって、苦笑を禁じ得ません。

 柔道を例にしますと、明らかに素人さんがその水の飲ませ方を口角泡を飛ばして言われる。高校時代にちょっとやったくらいでは、専門家とはとても言えませんから、的を得ない。だからわたくしは指導者面をしません。高校・大学で「ちょっと」やっただけですから(^0^)/

 学問でもそうでしょう。
 ちょっとやっただけではなかなかです。いつまでも修業です。稽古です。練習です。勉強です。時間などいくらあっても足りない。知らないことが、やりたいことが多すぎる。土・日遊んでいる時間がもったいない。だからゴルフもやらない。カラオケもやらない。麻雀も、パチンコもやらない。麻雀はやったこともない。新聞配達をしていた苦学生でしたから、大学生の時から遊んでいる暇がなかった。娯楽というものとはまったく無縁です。やりたくないし、時間がない。人の悪口言っておだをあげている暇もない。第一、関心がない。わたくしの関心のある人は、自分よりも実力のある、器量のある、デカイ人です。(^0^)/
 
 残された人生の時間が少ないという現実もある。いつ死ぬかわからないし。国語の分野でも、世界中の古典や小説を全部読破したわけではないですし。コンピュータでもそう。知らないことが多すぎる。覚えても覚えても時代に取り残されていく。校長室に2台のコンピュータがあって、一台は研究用です。そこには常に最新のソフトを入れて、情報教育研究用に使っています。multimediaとDatabaseをずっとやってきましたから、まだまだやらねばならないことは山ほどある。学校経営と法律。こちらの勉強もしなくては周囲に追いつかない。追いつかないとご迷惑をおかけする。交通安全教育では、実技にもっと磨きをかけないと指導者として失格です。
 
 やることがたくさんあってとってもしあわせなんです。

 しかし、慚愧の思いです。
 やることがあっても、やってないから慚愧の思いにかられるのです。このまま人生を明日終わっても後悔しないでいられるかと思うのです。

 川辺でおいしい水を飲み、効果的な走りをしたい。勉強して、努力して心意気だけは駿馬で生きていきたい。
 なんかあまりに八面六臂で生きていると、歳をとるのを忘れてしまいそうです。年齢を加えても、それでもわたくしは機関車のような馬でありたい。川辺で水をおいしそうに飲む馬力のある馬になりそうで、今から実は大いに楽しみでもあります。

 さ、在校生諸君!
 がんばりましょう。
 
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県銚はなにをしてくれるところなのか?

2008年07月30日 16時14分56秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 県立銚子はなにをしてくれるところなのか?

 こう聞かれたら、わたくしは即座に「勉強させて、進路を保証します」と答えます。ただし、川辺で水を飲む、飲んでくれる馬ならばです。(喩えです)

 進学に、就職に十分対応できる学校です。クーラーのきいた自習室までいくつか作って放課後開放しています。

 銚子駅にも近いから、通学に時間がかからない。したがって明るいうちに駅まで行くことができる。暗い山の夜道を通学に使わなくていい。銚子の街中は明るいですから、危険がない。それにほとんど平坦地です。急坂で自転車を押していくこともない。

 部活動も十分出来ます。十分過ぎるほど出来ます。やりすぎを心配しているくらいです。

 むろん、勉強中心です。学校生活の一番の最重要課題です。落ち着いて積極的に学習できる、そういう学校です。ざわついた授業などありません。

 学校行事もあります。文化祭、修学旅行等々です。わたくしの母校はこの二つともありませんでしたので味気ない生活でした。しかもほとんどが男ばっかり。(笑)

 休日は体を十分休めることもできます。土日はきっちりと休養をとって、勉強は一日10時間くらいやって、また来週からの英気を養うこともできます。夏休みもきちんとあります。夏期講習もありますから、体の方の休養をとりつつ、頭のほうまで休むことはありませんが。

 調和のある学校を目指しています。

 したがって、教職員はずいぶん躾も含めて丁寧な指導をします。

 体験入学が近づいてきました。
 どんな生徒が登校してくるのか、楽しみです。ワクワクします。

 ぜひとも、いい印象を持ってもらいたいものです。化粧なんかしなくても、県銚は正確な学校像をどんどんお伝えしていると思っていますから。
 
 
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リーダー学の極致・・伝国の辞(Photo有)

2008年07月30日 11時49分40秒 | 先公ごっこ2008年から2012年












 上杉鷹山のところに報告に行ってまいりました。日曜日でした。片道たったの397キロ。朝4時に千葉県を出て、延々6時間30分。高校時代は、下駄履きで毎日のようにここに遊びに来ていたものでした。

 個人的に非常に特別な感慨があります。わたくしの母校創立者であり、歴史的な人物です。茅屋の床の間に掲げてある吉田松陰と共に、精神的な支えであります。普通は公をつけるのでしょうけれども。それを在校生まで押し付けることはできません。

 この写真は上杉家の御廟です。大樹の奥の中央に謙信のものがあって、ずっと左側に10代鷹山のものがあります。鷹山は、実子に後を継がせず、養父の9代の子供に藩を任せました。そのときの鷹山のものの考え方もすばらしいものがあります。11代への教えが「伝国の辞」です。鷹山直筆を複製したものが、わたくしの校長室にあります。

 伝国の辞は、下記のような解説がされています。↓

 「伝国の辞(でんこくのじ)とは、鷹山が次期藩主・治広に家督を譲る際に申し渡した3条からなる藩主としての心得である。

内容は下記の通り。

一、国家は先祖より子孫へ伝(つたえ)候(そうろう)国家にして我私(われわたくし)すべき物にはこれ無く候
一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれ無く候
一、国家人民の為に立たる君にて君の為に立たる国家人民にはこれ無く候
右三条御遺念有るまじく候事

伝国の辞は、上杉家の明治の版籍奉還に至るまで、代々の家督相続時に相続者に家訓として伝承された。」
(Wikimediaによる 読みは外山の解釈)

 
  ☆

 一貫して流れるのは、「わたくし」から離れよ!ということです。
 誰しも、自分のことしか考えず、人のことはほったらかし、全部自分の幸せや立身出世、金儲けのことだけ。自分さえよければいい。自分の家族さえ幸せならばいい。他人のことは関係ない。(なんかそういうギャグで売っているタレントがいましたね)
 そういうことを戒めておるのです。
 究極のリーダーシップ箴言です。

 来年、NHK大河ドラマ「天地人」で、上杉家家老直江兼続が取り上げられます。この写真の場所にも、たくさんのお客がこられるでしょう。あなたがたも、もし行くことがあれば、校長が妙なことをブログで書いていたなと思い出してください。
 そのころには、もうこのブログは存在しないでしょうから(笑)

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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/