今日から新入生はオリエンテーションであります。
校舎内を移動しながら、見学をしておりました。
自分の高校の時を思い出しました。
こういう親切な企画はなかったからです。
校舎内のことは、放課後、髭面の恐ろしい上級生が待ち構えていて、教えてくれました。
半分以上強制的にです。聞きたくないのに、教えてくれるわけです。
強制的な部活の勧誘でもありました。
参りましたっけ。
それが運命の分かれ目でした。
とうとう柔道をやることになってしまいました。
それと、意外でしょうが、文芸部。
こちらもおもしろかったのです。
さらに花の応援団。
あれだけ嫌だと言ったのに、中学の先輩から噂が伝わっていて、
強制的に入団させられていました。中学でもやっていたからです。
今では笑い話のようなものです。
どこのクラスかわかりませんが、クラス単位で校長室の前を通っていて、一年生で校長室をノックした生徒がいました。
返事だけしたら、どっかに行ってしまいました。
誰かにそそのかされたのでしょう。
入室して、わたくしとにらめっこしていても、なにもおもしろいことはないでしょうが、ね。
かわいいものです。
頑張っていただきたいと本当に思います。
在校生諸君と接しているとついつい年齢を忘れてしまいます。
しかし、着実に加齢はしている。
この事実は忘れてはなりません。
老年学という分野の書籍をずっと読んできたのですが、その中に藤沢周平の作品を是非とも読みましょうとありました。ある大学の先生が論文で書いておられたのです。
「三谷清左衛門残日録」という文庫です。
これはまさにわたくしのような加齢を重ねている人間向き。
どう年を取っていったらよいか、老人の生き方や、大きく言えば福祉にも通ずるかなぁと思って読み始めています。読了していないので、感想は書きません。それでも何をわたくしが求めているかは、ぼんやりとわかってきました。
藤沢周平さんは、同郷です。作品の背景が目に浮かんできます。雪国の重たい雰囲気も分かりすぎるくらい分かっております。しかも、亡母の大学後輩にあたります。だからでしょうか、実はあまり好きではありませんでした。世間で騒がれているほどは。
しかし、この作品は違います。
自分に覆い被さってくるからです。
若い人たちを見て、そして自分を見つめてみる。
これもまた一興です。
明日はまたどんな出来事が若い人たちには待っているのでしょうか。
太陽のような明るい明日であってほしいものです。
では、また!
校舎内を移動しながら、見学をしておりました。
自分の高校の時を思い出しました。
こういう親切な企画はなかったからです。
校舎内のことは、放課後、髭面の恐ろしい上級生が待ち構えていて、教えてくれました。
半分以上強制的にです。聞きたくないのに、教えてくれるわけです。
強制的な部活の勧誘でもありました。
参りましたっけ。
それが運命の分かれ目でした。
とうとう柔道をやることになってしまいました。
それと、意外でしょうが、文芸部。
こちらもおもしろかったのです。
さらに花の応援団。
あれだけ嫌だと言ったのに、中学の先輩から噂が伝わっていて、
強制的に入団させられていました。中学でもやっていたからです。
今では笑い話のようなものです。
どこのクラスかわかりませんが、クラス単位で校長室の前を通っていて、一年生で校長室をノックした生徒がいました。
返事だけしたら、どっかに行ってしまいました。
誰かにそそのかされたのでしょう。
入室して、わたくしとにらめっこしていても、なにもおもしろいことはないでしょうが、ね。
かわいいものです。
頑張っていただきたいと本当に思います。
在校生諸君と接しているとついつい年齢を忘れてしまいます。
しかし、着実に加齢はしている。
この事実は忘れてはなりません。
老年学という分野の書籍をずっと読んできたのですが、その中に藤沢周平の作品を是非とも読みましょうとありました。ある大学の先生が論文で書いておられたのです。
「三谷清左衛門残日録」という文庫です。
これはまさにわたくしのような加齢を重ねている人間向き。
どう年を取っていったらよいか、老人の生き方や、大きく言えば福祉にも通ずるかなぁと思って読み始めています。読了していないので、感想は書きません。それでも何をわたくしが求めているかは、ぼんやりとわかってきました。
藤沢周平さんは、同郷です。作品の背景が目に浮かんできます。雪国の重たい雰囲気も分かりすぎるくらい分かっております。しかも、亡母の大学後輩にあたります。だからでしょうか、実はあまり好きではありませんでした。世間で騒がれているほどは。
しかし、この作品は違います。
自分に覆い被さってくるからです。
若い人たちを見て、そして自分を見つめてみる。
これもまた一興です。
明日はまたどんな出来事が若い人たちには待っているのでしょうか。
太陽のような明るい明日であってほしいものです。
では、また!