
やっと春らしくなりました。
この写真は、校舎を背景としています。在校生ならどこだかわかりますよね。
今年はほんとうに遅い春であります。花がかわいそうです。
この写真は職員会議の直前でありました。
間に合うかなぁと思いつつ、急いでデジカメを。
こんなささやかな風景でも、好ましいものであります。
そしてささやかな息吹が、県銚を最もよく現しています。そして、その息吹のもとで広報をしております。ささやかだけれども、どこかに強靱さを持っている。日本的な美というものは、実にいい。清楚というものに憧憬します。昔から。
さて、一昨日の土曜日、スポーツジムの近くの書店で、ドラッカーの本を衝動買いしてしまいました。紹介するのを忘れておりました。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 岩崎夏海作 ダイヤモンド社
週刊文春でも話題になっていました。
最近の政治状況とからめて、です。
中正を守らねばならない教育公務員ですので、そちらの方はこれ以上話題にしませんが。
作者の岩崎夏海先生は、わたくしととてもよく似たヘアスタイルで、年の離れた弟のような風貌の方であります。最初わたくしは女性作家かと思いましたが、作品のイメージとまったく違いました。どこかでサイン会でもあったら、行ってみたいような味のある方だろうと勝手に思っています。
昨日の夜、読了しました。
ともかく抜群におもしろい本でした。
都立高校の野球部女子マネージャーが、ドラッカーを読んで、マネジメントをしてしまうという小説なのです。ブログから小説になったものだそうです。また、歌手のAKB48という方々のマネジメントに関わった方だそうです。作者は。
本の装丁がちょっと今風に過ぎてとても抵抗があったのです。しかし、これはおもしろかった。今風の高校生が、野球部女子マネージャーになって、改革をして行くのですから。
甲子園に絶対連れていくという野望。
都立高校でも相当のレベルにある進学校をです。
結末はここで述べませんが、友人関係のことやいろいろな蹉跌もあって、物語性としては実に楽しめます。
なんといってもドラッカーの実践版という感じがとてもよかった。
こういうところで、こういう風にドラッカーを応用すればよかったのだなと非常によく理解できたわけです。
野球にからめて、練習方法やキャプテンの人選方法、エースを鍛える方法、監督をいかにマネジメントするかということが書かれてありました。さすがにビジネス書専門のダイヤモンド社から出ているだけのことはありました。ついでに言えば、わたくしは、ツイッターでこの出版社の情報をチェックしています。
ジムでいろいろと運動をしてから、いつも柔道の稽古に土曜日は行きます。
この本を読みながら、自転車をこいでいました。
いつも20分くらいしかやらないのですが、終わってみれば30分もやってしまったのです。何台もあるからいいようなものの、これはひんしゅくを買いますね。
もっと読みたかったのですが、ちびっ子たちが待っていてくれると勝手に思っていますので、途中で止めて道場へ。
そしたら、なんと左手首を痛めてしまいました。
今日は学校で一日左手首をさすっていたのです。
職員会議で、ずっと左手をカバーしていたのを、先生方は誰も気が付かなかったですがね。当たり前です。
ま、笑い話のようなものです。
情け無いです。
まったく。
また明日!