と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

来月ブログを閉じられる・・

2010年05月06日 20時41分37秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

 今日は机の上に毎日新聞があり、本校の書道部の活躍が載っておりました。マーカーで色をつけてある部分です。
 写真を掲載させていただきました。

 また、陸上部は10種目県大会に出場するということが、朝の打ち合わせて披露されました。

 ほんとうに喜んでおります。
 陸上部の活躍は生徒のプロフで当日の夜には知っておりました。生徒の喜びにこちらもじわっときました。あまり個人情報を出すようですと、直接指導させていただきますけれども。それはそれです。

 他の部活動も頑張っております。
 期待していてください。

 さて、本ブログでもブックマークさせていただいている大阪國學院中高の理事長校長先生が、来月先生のブログを閉じられると、昨日の記事に書いておられました。

 前にも書いたことがあったのだそうですが、意外でありました。3年たったからだそうです。

 それを知って、わたくしも引き際を考えなくてはならないと感じました。いつまでも拘泥していてはみっともない。時間的な制約からは、どうあがいてもあと1年10ヶ月。後任の先生に託して行かなければなりません。ご迷惑でないうちに、そういうことも考えなくてはならなくなりました。やりやすい環境も大切ですからね。

 自分だけやりたいことをやっていたのでは、申し訳ありませんから。物事はバランスが大切です。

 大阪國學院中高の理事長校長先生も仰っていましたが、まことに教育界というのは、ハードなところです。部活動も休み無しであります。本校の先生方にも心から感謝しております。わたくしですら、この35年間土日も無く、生徒と接してきました。また、部活動の顧問ができなくなってからは、社会体育で実践をしてきました。ですから、たまに和歌に出て来るような花が咲くと、ちょっとの時間をそれに割くわけであります。

 世の中には社会的な位置関係や、名誉に多くの方々が拘泥されています。あるポジュションをいただくとそれにすがりつきます。武道をやっていて、しみじみそう思いました。病気で体力を失ったにもかかわらず、段位にすがりついていてはならんぞとわたくしは自分を戒めて参りました。簡単に言えば、要するに実力が無くなったのです。ですから指導者面をしない。幼子達とのコミュニケーションだけを楽しみに生きて参ります。
 
 拘泥してはならんのです。
 まだまだ露骨に書きたいことはたくさんありますが、これくらいにしておきましょう。人生経験はたくさんしておりますので。

 本当に公立高校に在職しているとまったく何も書けません。中立を守らねばなりませんから。一番熱心に学んでいる分野についても、わたくしは一切明らかにできません。周囲をぐるぐる回っているだけです。情けないですが、これもまた運命。諦めるしかないようです。

 知人の奥方様の通夜に行ってから、まことに歯の抜けるようなということを感じました。わたくしは、全部自分の歯ですが。知人の感じ方はまた別なのであろうと思います。

 桜花爛漫という言葉がありますように、見事に咲く花は散り際もまた見事であります。

 一瞬の光輝にすべてを託すか、そうでないかということは個人的な問題になるのでありましょう。


 ずっと読むことを課題にしてきたテキストでお気に入りの文章があります。「老年学の視点」ILCの「虫の眼から」です。

 リタイアした老人が、地域からも受け入れられず、どの集団からも歓迎されていなかったという現実と、機能によって分割された全体の中の一部分ではなく、独自の理想と原理を持つ個として、海に山に向き合っていた・・・という文章です。それを虫の眼から大きなシステムとして明らかにしていくというものです。

 わたくしもまたちっぽけな虫でしかないのですが。
 虫は虫で、もう少しだけ、このブログをやってみようと思っております。
  



 また明日!
 

 
コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/