昨日は銚子のコミュニティセンターにおりました。五市大会という総合体育大会があり(社会体育系)、柔道の試合を応援(ちょっとばかり審判も)に行っていたのでした。団体戦専門で、成田市、香取市、銚子市、旭市、匝瑳市と闘うわけです。この時期は高体連の大会も目白押しでいろいろな種目があちこちで大会を開催しております。我が県銚も、陸上や、バスケットボールが県大会に参加しておりました。結果は生徒のプロフですぐ知ることができました。頑張っています。皆、それぞれ頑張っています。
五市大会終了後、社会体育ですので、成人の方といわゆる慰労会をしていました。柔道の話とか、それこそ四方山の話をしていました。そしたら、柔道教室で教えた生徒が、我が校に入っているということでした。まったく知りませんでしたので、驚いたわけです。今日は、本人に会いにいこうと思いましたが、よしました。担任の先生から写真だけ見せてもらって、大きくなったなぁと独り合点しておりました。そっと見守っていこうと思っています。
影響ということをふまえて行動しないといけないと思う事しきりです。会いたくないかもしれませんからね。
先週の金曜日に銚子駅から夕方電車に飛び乗りました。発車まであと10秒くらいでした。千葉市に出かける用事があったのです。ぷいっと電車の中に入ったら「あ、校長が乗ってきた」という声がしました。苦笑しました。他のお客様に聞こえるではないかという思いと、わたくしの顔を覚えてくれていたのだという安堵感です。笑い話のようなものですが。
わたくしなぞ実に平凡な風貌をしておりますから、生徒たちの印象に残らないのではないかと密かに思っていたのが、払拭されました。もっとも、ヘアスタイルがちょっと変わっていますから、少しは記憶にのこるのかもしれませんが。
電車の中ではまたまた藤沢周平の文庫本を出して読み始めました。最近、ほんとうにこの作家が好きになっています。「海鳴り」(上下)です。この作品も、老いてゆく主人公のわびしさを扱っていて、まったくわが心境をずばり書いて下さっている。だから夢中になっているのでしょう。ケアに関連している書籍もあちこちあたっておりますし。
そして、この二つの日の出来事が、結びつきました。金曜日の電車の中での体験と、日曜日の柔道五市大会の出来事です。
柔道の大会で審判のまねごともさせていただいたのですが、高校柔道部顧問時代ならいざ知らず、一年に一回しかやらないようでは、それこそ足下が不安という状態でありました。つまり、誤審の可能性もあり得ると自覚させられたのです。そろそろ潮時だなぁと、しみじみ思いました。自慢の世界とは完全に無縁の生活を送ってきましたし、名誉とか妄執とかもこれまで以上に無縁でありましょうから。読んでいる小説も良くなかったのかもしれませんが、ね。
祖父もそうでしたが、剣道は長いことできます。現役生活が長いわけです。柔道は反対です。体力がかなりの要素になります。所詮、素人柔道です。いい加減にせいという天の教えなのかもしれません。大けがをしないうちにという点での。
失ったものの重さと、これからの生き方と、健康。さらに年をとっても知識は吸収できると思っていますから、バランスのとれた生涯学習・健康生活を送りたいものです。電車の中で、「あ、校長が乗ってきた」と言っていた生徒たちにも負けないくらい勉強しますよ、わたくしでも。
がんばりましょう!
お互いに。
五市大会終了後、社会体育ですので、成人の方といわゆる慰労会をしていました。柔道の話とか、それこそ四方山の話をしていました。そしたら、柔道教室で教えた生徒が、我が校に入っているということでした。まったく知りませんでしたので、驚いたわけです。今日は、本人に会いにいこうと思いましたが、よしました。担任の先生から写真だけ見せてもらって、大きくなったなぁと独り合点しておりました。そっと見守っていこうと思っています。
影響ということをふまえて行動しないといけないと思う事しきりです。会いたくないかもしれませんからね。
先週の金曜日に銚子駅から夕方電車に飛び乗りました。発車まであと10秒くらいでした。千葉市に出かける用事があったのです。ぷいっと電車の中に入ったら「あ、校長が乗ってきた」という声がしました。苦笑しました。他のお客様に聞こえるではないかという思いと、わたくしの顔を覚えてくれていたのだという安堵感です。笑い話のようなものですが。
わたくしなぞ実に平凡な風貌をしておりますから、生徒たちの印象に残らないのではないかと密かに思っていたのが、払拭されました。もっとも、ヘアスタイルがちょっと変わっていますから、少しは記憶にのこるのかもしれませんが。
電車の中ではまたまた藤沢周平の文庫本を出して読み始めました。最近、ほんとうにこの作家が好きになっています。「海鳴り」(上下)です。この作品も、老いてゆく主人公のわびしさを扱っていて、まったくわが心境をずばり書いて下さっている。だから夢中になっているのでしょう。ケアに関連している書籍もあちこちあたっておりますし。
そして、この二つの日の出来事が、結びつきました。金曜日の電車の中での体験と、日曜日の柔道五市大会の出来事です。
柔道の大会で審判のまねごともさせていただいたのですが、高校柔道部顧問時代ならいざ知らず、一年に一回しかやらないようでは、それこそ足下が不安という状態でありました。つまり、誤審の可能性もあり得ると自覚させられたのです。そろそろ潮時だなぁと、しみじみ思いました。自慢の世界とは完全に無縁の生活を送ってきましたし、名誉とか妄執とかもこれまで以上に無縁でありましょうから。読んでいる小説も良くなかったのかもしれませんが、ね。
祖父もそうでしたが、剣道は長いことできます。現役生活が長いわけです。柔道は反対です。体力がかなりの要素になります。所詮、素人柔道です。いい加減にせいという天の教えなのかもしれません。大けがをしないうちにという点での。
失ったものの重さと、これからの生き方と、健康。さらに年をとっても知識は吸収できると思っていますから、バランスのとれた生涯学習・健康生活を送りたいものです。電車の中で、「あ、校長が乗ってきた」と言っていた生徒たちにも負けないくらい勉強しますよ、わたくしでも。
がんばりましょう!
お互いに。