生徒諸君!
期末試験終了しましたね。
ごくろうさまでした。
できばえはどうでしたかな?
結果を気にしすぎるのも困りますが、まったく悠然と構えているのもいかがなものかと思っています。
それなりに、努力しましょう。
今日の放課後から部活も始まりました。
雨が降っていたので、校舎内で練習している部活もありました。
ご苦労様です。
まさに「君は川流を汲め 我は薪[たきぎ]を拾わん」の世界です。
尊敬している広瀬淡窓先生の漢詩です。
これでこそ学舎であります。
18日(土)午後1時から、市役所のわきで、小学生低学年に、銚子市内NPO BeCom様主宰の日本語暗唱教室でお話をさせていただくことになりました。(ボランティアです)
広瀬淡窓先生の日本漢詩を扱います。
相手が童子です。
できるのでしょうか・・・・。
不安だらけです。
わたくしの海坊主のような顔を見て、泣き出されたらどうしようと思っています。
優しい声に生まれなかったことを悔いております。
朗読もひと工夫をしてみました。
詩吟も取り入れてあります。
ゆるキャラの紹介もしてあります。
さらに、目玉おやじも登場します。
プレゼンソフトの中でです。
視点論での国語授業は低学年では中学生までしかやったことがありません。
生徒の実態把握ができていないまま突入するのは、冒険であります。
それでも楽しみ、楽しみ。
基本的に童子たちと接しているのが大好きです。
柔道もそうです。
ある意味人間好きでないと教師は務まらないのではないでしょうか。
ニヒリストにはできないと感じてきましたが、たぶん当たっていると思います。
そしてその夜は、ここのところ多忙で稽古に行けなかった柔道をしに夜出かけます。
やはり相手は童子たち 。
おもいきり投げられて、褒めまくります。
こんな半生を送ることになろうとは、思ってもみませんでした。
東北の山奥で、小学校の分校教師として生涯を過ごした亡母が見たら、笑われてしまうなぁとしみじみ思います。
亡母の生き方に反抗をして、高校生期にある種の慢心を持って決別をしてきたつもりでした。先祖代々のように地元の師範学校を出て、教師になっていたという血の流れに逆らったつもりでありました。
ところが、辿り来て、亡母の手のひらの上を泳がされたというだけであったと、向老期になってつくづく感じているのです。
結局のところ、亡母が一番わたくしの適性を知っていたのでありました。
ほんとうにありがたきことでありました。
これから教職を希望するかもしれないという在校生から4人(男子2、女子2)、アシスタントとして手伝いをしていただくことになっています。ボランティアです。これもまたいい経験になることでありましょう。
今日、広瀬淡窓先生の日本漢詩を渡して、土曜日まで暗唱してきてくださいねと頼みました。4行しかありませんから。
当日は、動画も自分で撮るつもりです。教室後方に自分で三脚を用意していれば、流し撮りで十分です。こんな機械音痴のわたくしでも後で編集可能ですからね。
生涯最後の授業になります。
そして、生涯最後の記念碑に。
楽しみです。
全く楽しみ。
また明日!