孤独防止の具体的手法を考えてみたよん
老後に怖いのは、なんだろうか?
ふとそう思った。
特に男。
組織に属してきて定年のある仕事をしてきた男。
こいつは、定年後に使い物にならないと言われるのが、現役時代の仕事にこだわっているヤカラ。退職しても現役時代の人間関係以外眼中にない奴。しかも、以前の職場の人間達からはウザイバカとムシされているのに気がつかない徹底的バカである。
退職者にとっても評価者はいる。むろん定年後の評価者は奥様である。管理職にあったヒトほど、奥様にも管理職ズラをしてしまう。家庭内管理職である。そんなアホなことはやめるべしである。
実は、奥様はそんな旦那の人間性をすっかりお見通しである。どんなにくだらない男だったか、わかってしまったのである。今さらである。今さら。
だって、なんにもできないからである。炊事、洗濯、掃除もなんもできないからである。むろん、ボキも他人のことは言えない。
奥様は、定年後にすっかり家に引きこもってしまった旦那が「ウザイ」のである。カネを稼いできた頃はそれでも我慢できたのである。それが、定年後にすっかりやる気をなくしてしまってテレビを見ることしかやることがないってぇのは、旦那の評価を下げてしまう。しかも、カネも稼いでこないのに酒だけは晩酌と称して飲んじまう。こりゃアカン。
アタシノ選んだ旦那はこんなくだらない男だったのかとがっかりしているのだ。しかも、不倫とかやった男なら最低である。ボキには縁がないが(⌒▽⌒)。
旦那も旦那である。さだまさしの「関白宣言」ではないが、あのパターンで仕事もできない男はろくなもんではないと考えてきたから、そのまんま定年後もやっちまうのだ。だから、家族内ゴミと化してしまうのである。
奥様は、旦那なんかいない方がいいと考えている。
生きていれば年金が来るから、それだけでいいのである。健康で生きていればいいだけである。病気になったらカネがかかるから、それだけは避けて欲しいと思っているだけである。その程度のものなんだなぁ・・・トホホ。
メシも作りたくない。当たり前である。カネを稼いでこないのに、メシだけは食うというのでは、やってられないではないか。しかも、うめぇだの美味くないだの文句を言う。ワンコより始末が悪い。こんなんじゃどっかに行ってくれぇ!と言いたくなる。
わかるような気がする。
だから、できるだけ家にはいない方がいい。
亭主元気で留守がいい。
これは実に優れた格言である。
だったらなにをすればいのか。
① 週に一度は、外に出かけるべし。
ボキのように大学院に行くのもよし。あ、ボキは中退したからエラそうには言えねぇなぁ。
古文書講座もよし。
中国語講座もよし。
② 趣味の範囲で、なにか稼ぐべし
塾がそうだ。
大学の非常勤講師もそうだ。
これまた今までやってきたことが役に立つ。
③ 老人大学のようなまるっきり仕事と関係のねぇ人間とつきあうべし。
これもまた楽し。
可能な限り、OBとして旅行クラブに出かけている。
以上である。
さらにボキは一人旅をしてみたいと思っている。故郷山形へである。月山、湯殿山である。Hotelなんか予約しないで、車中泊である。
狂ったか?と言われるかもしれないけど。
孤独なまんま生きて居るよりはいいじゃないか。
ご同輩!
わははっははははっははっはははっはははっはははは。