1972_あおり運転をする人の特徴は?【精神科医・樺沢紫苑】
ジジイなのに、よくまぁ雇ってくれる会社があるなぁと友人たちから言われたことがある。聞いてくる理由はなんでだかわからないけど。バカにしたいからかもしれない。そんなボキだが、電話で求職活動をすると最初に年齢で断られる。あたりまえである。定年でクビになったからだ。還暦もとうに過ぎている。
それでもそこから、ボキのトークが始まる。粘りである。ぺらぺらよくまぁしゃべるのだ。世間話から始める。で、だいたい面接まで行ってしまう。情熱から語り始めるからである。明るさもあるだろう。イジイジとしていない。からっとしているのじゃよん。
それで面接までいくと、必ず聞かれる。ワードやExcel、パワーポイントができますか?って。即答である。全部できますと答えるのである。相手は、ボキの顔をシミジミと見て不思議そうな顔をする。そんなはずはないだろうという思い込みが伝わってくる。そうなのだ。ボキは、幕張で情報担当のセンセイたちを研修で苦しめていたくらいだったのじゃよ(^0^)。それでメシを食っていたのだから、今ではお笑いぐさである。ありがたかったけどねぇ。月給貰いながら、コンピュータの勉強をさせてもらっていたのだから。
しかも、後にセンセ方の服務管理、出張管理をACCESSでやっていたのだ。これは今でもボキの誇りにもなっている。こんなことをやっていたのは、あまりいなかっただろうから。
今では、どうでも良いような話ではあるが。
つまり、仕事のノウハウは未だにさび付いていないのじゃ。
わははっはははっははっははっはっはははっははっはははっはははは。
だから9つも、バイトをやっていられるのだろう。おかげで、手帳が真っ黒になってしまっているけど。一つのことに集中できないんだろう。ボキの最大の欠点である。
落ち着いてやってられないのだ。でも、方向性は同じだ。つまり、実践人だということである。学者とか研究者とは違うのじゃ。憧れてはいるけど。まともな論文一つ書いたこともないからだ。博士になりたいという大望を持ってしまって、挫折しただけのジジイである。大笑いである。
それにボキは、ヒトが好きである。人間関係も大事にする。営業なんかをやったら向いているのかもしれない。今となってはもう遅いけどねぇ。
それでも偉そうにふんぞり返っていないから、コミュニケーションだけは大事にしている。威張らない。謙虚である。マジに。自分で言うかだけど。ホントに、ボキは謙虚である。
なぜか。
それは、ボキのこれまでの半生は悪行三昧だったからだという認識があるからだ。まったく他人の悪口なんか言えない。言う資格もない。だからハゲだと言われてもまったく腹が立たないのである。事実だし、認めるしかないではないか。
ハゲもそうだが、人間、あきらめが肝心である。あきらめてしまうと、実に気が楽であるからだ。深刻に考えないほうがいいでっせ。マジに。
BYE-BYE!