と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

情けない、情けない

2010年02月08日 21時08分07秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 DVDもできました。

 明日以降コピーを開始して、各中学校にお送りしますね。
 待っていてください。なにしろ、校長室での手探り作業ですから、効率悪化は避けられません。

 それと、県銚ニュース。
 マガジン形式のです。これも正真正銘わたくしの2台のコンピュータで間違いながら、データを訂正しながら、カメのような遅々たる歩みで作っております。

 県銚の大学進学のことも記事にしましたから、楽しみにしていてください。

 
 思うに、やはり本校に来て勉強も、部活も一生懸命やった方がいい。
 文武も。
 文理も。(最近、文理両道という言葉を使っている方々を知りました。凄いものであります)

 こころも体も鍛えてください。

 そういう時期が大切ですよ。

 本当にそう思いますから。




 さて、この土・日は受験勉強の総仕上げでしたか?
 大変ですね。

 もう少しですよ。
 もう少し。
 

 なんかまことに申し訳ないようですが、わたくしは小林秀雄という碩学の本をずっと読んでおりました。新潮社から全集が出ていて、この土・日、古本で一冊250円くらいで入手できました。まだ全部をそろえたわけではありません。しかし、それらを手当たり次第に手に取り、A4のスケッチブックに、マインドマップ法で図解しながら、楽しみながら読んでおりました。

 土曜日は、とても寒くて、柔道の稽古どころではありませんでしたので、かつての教え子で、指導者をなさってくださっている先生に「ごめん!」とメールを送って雲隠れ。まったく情けない。これでもかつては先生ぶって寒稽古をしていたというのですから、信じられません。情けない、情けない。年取ったら、弱音を吐かない指導者になろうと思いましたが、ちゃんとした指導者になる前に挫折してしまいました。

 その代わりと言ってはなんですが、いつも行っているジムで、カロリーを消費してまいりました。

 自転車で100、ウオーキングで100。これが目安でした。たわいもない話です。ジムは生涯続けていくのでしょうから、やるっきゃない!と自分自身を叱咤激励であります。

 ところが、歩きながら機械の前のテレビを見ていたら、なんとダイエットコンクールみたいな番組をやっていたのです。

 出演者がダイエットに真剣に取り組んでおられる。
 
 わたくしも、真剣にやっているわけです。むこうとこっちで。

 そして、機械の上にいなければ、笑い転げて転倒しそうでありました。つまり誰かがわたくしのしていることを見ていて、皮肉のつもりで、テレビを見せているような気がしたのです。ほんとうに諧謔であります。

 小林秀雄の書籍も、そうです。

 文学なんかわかっていて、読んでいるのかね?と問いかけていただいているようで、まことに居心地がよくない。

 すべてわかっていて、読んでいるわけではありません。
 途中途中の段階で、いろいろ気がついたことをノートにしたりしているだけですから。少なくとも、法則性をそこから見つけようとは、小林先生も言っておられるとおり考えてもおりません。

 「逆説というものについて」という一文で、実に笑いました。
 
 「何らかの結論に到達しようと思索するな、これが思索というものの極意である」というルナンの言葉を引きながら逆説的言辞というものを考察されています。

 実にわさびのきいた文章です。

 芥川龍之介の「道徳とは左側通行と似たものである」という文章や、「将軍」という作品で乃木将軍を扱って、「彼の方が、人世を渡る辛労においても、確信においても、描いてくれる当の作家よりも遥かにうわ手だからだ」とありました。

 笑いました。
 実に久しぶりに小林秀雄先生のような碩学の書籍で。

 最後に弁証法が真の意味での逆説だというところには、大いに考えさせられるものがありました。これについては、あえてふれませんが。


 
 今日も、家に帰ってからは読書三昧であります。
 本当にありがたいものであります。

 尽きせぬ碩学たちの実績があり、それに接することができます。
 安価な本ではありますが、月報までつけて古書店に売ってくださった方に感謝しております。ちなみに、小林秀雄先生に何冊も本を貸してくださった辰野隆先生は、貸した本に小林先生の毛髪が残っていないと、(本を読みながら頭をかきむしる癖があったそうです)「読まなかったな?」と言われたそうですから、これもまたなんという壮絶な、うらやましいような師弟関係でしょうか。


 また、あした。
 

 
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ご苦労様でした

2010年02月05日 20時14分23秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 特色化試験に来ていただいた中学生のみなさん、ご苦労様でした。
 ほんとうに、ご苦労様でした。

 来週早々に、また県銚ニュースを各中学校様にお送りしますからね。

 学級数くらいはお送りしますので。
 直接お伺いしたいのですが、先生方との面接がたくさんありますので、時間が取れません。郵送でご勘弁ください。

 得点はとれたのかなとかいろいろなことを考えておりました。

 また、会場風景を写真にとって、専用のソフトでマガジン形式で作成をしました。

 さらに間に合えばDVDも今月号を送付したいと思っています。
 これから土日で作成しますが、こちらは間に合えばというところです。

 それにつけても、元気で、マナーもしっかりしていてすばらしい皆さんでした。

 ほんとうに全員入学していただきたいくらいです。

 まだまだ学力検査の入試もあります。
 
 大変ですね。

 がんばってくださいね。

 高校生と比べたら、まだまだあどけない皆さんが、一生懸命に勉強されている姿に、今日は本当に感心をしてきました。

 ご苦労様でした。
 
 
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明日はいよいよ

2010年02月04日 20時53分19秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日は寒かったですね。
 中学生の皆さんも、登下校、大変だったでしょうね。
 歩いたこともない雪道で。
 逆に楽しかったですか?

 こういう日は、雪国生まれのわたくしの活躍です。
 家族全員のクルマを面倒見て、それから学校に参りました。

 明日はいよいよ特色化試験であります。
 天候も含めて、無事平穏に終わりたいものであります。

 どうか天候にも恵まれますようにと、思っておりました。待っていますね。体調を万全にしていただいて。


 
 さて、中学生の皆さんも受験で忙しいでしょうけれども、世の中にはものすごい人もおられます。
 
 銀行員で、京都にある誰しも知っているような大学の工学部と大学院を出られて、それからが八面六臂の大活躍。仕事をしながら、1つの大学でMBAというのですか、そのライセンスを取られました。さらに、2つの大学院で修士をとられ、今度はまた別の大学院にも挑戦中。わが千葉県にある放送大学大学院も当然やっておられました。日本には学位授与機構というのがありますから、単位をとればとるほど、楽しみな成果をあげることができるのだそうです。海外勤務をこなし、銀行員としてもすばらしい大活躍。40代だそうですが、ほんとうに勉強熱心であります。

 直接お会いしたいくらいであります。もしかしたら、ほんとうにもしかしたらですが、その機会が与えられるかもしれません。かなえていただきたい願い事であります。勉強法、読書法、情報収集法などなどお聞きしてみたいものです。さらに、どこにそんなパワーがあるのかということもです。

 日常の生活法が、優れているのでしょうね。
 銀行員ですから、つきあいもあるのだそうです。断るわけにもいかないのだそうです。よほど時間の使い方が上手なのでしょう。
 
 こういうことはなかなかできません。
 懶惰なわたくしではとてもとてもできない相談であります。

 生涯学習の権化みたいな方であります。

 その方のホームページもすばらしい。

 毎日見ています。

 激励されます。

 まだお会いしたこともない方ではありますが。



 また明日。
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元女学校

2010年02月03日 20時37分45秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日はいろいろありまして、銚子に着いたのが15:39分。

 16:00から会議でしたので、タクシーを飛ばして学校に。私費です。当然。

 まったく千葉県内を西から東から移動の連続。

 綱渡りはしたくないのですが、時間的な制約はどうしようもないのです。

 やはり落ち着いて考えることがないといけません。考えるより、行動が先という方がいますが、それはいかがなものか。走りながら考えるという方を何人も知っていますが、ま、あえて批評は避けます。あまり感心しないというのが正直なところであります。

 今朝は新聞に高校受験の志願者数の記事が掲載されておりました。
 コメントは避けますが、非常に関心のある記事であります。
 当然のことであります。

 考えるからこそ、深刻に受け止めております。数値のことについて。今までわたくしのやってきたことがなんであったのかという思いもあります。反省もしていますし、来年度何をすべきかもよく理解できました。少なくとも傲慢にはなっておりません。

 具体的にはまったくここには書きませんが。

 これも走りながら考えていたのでは失敗します。

 大阪冬の陣と夏の陣でなぜ豊家は失敗したのかという本を銚子に向かう電車の中で読了しました。

 世の中には失敗学という学問すらあります。

 本当にいろいろと考えさせていただいた一日でありました。



 しかしです。
 
 タクシーの運転手の方が、わたくしが「県立銚子高校までお願いいたします」と申し上げたら「元女学校ですよね」と仰られたのには感動いたしました。ありがたい限りでありました。

 感謝であります。

 ようやく「元」が入ってまいりました。認知していただいていると感じたからであります。

 ほんとうに、感謝申し上げます。



 また明日。

 

 
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自分なりのテーマ

2010年02月02日 21時01分42秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 自分なりのテーマを持って、ある課題に挑戦することは大変大事なことだと思っております。

 できればそれに師匠がいるともっといいのです。
 独善では、方向性を見失います。
 師匠というのはそういう意味ですばらしいのです。

 資格をいろいろと取るのもまたいいものです。
 事実、わたくしもいろいろ持っています。
 そういう時期がありましたから。

 ライセンスを持っているとある意味心強いでしょう。

 しかしながら、長いことやってきた仕事からはもっと大きな影響を受けています。

 このところ、レポートをいくつか書いてきてしみじみ思いました。やっぱり、教育がもっとも好きなんだということです。柔道教室もそう。実力は病気をしたせいで、格闘家としてはまったく通用いたしません。それでも、おさなごたちの一生懸命稽古している姿に涙してしまいます。

 ある意味、計算づくの世界から離れているから、おさなごたちの姿に感動しているのかもしれません。

 しかし、それも人生の前半期だからこそであります。

 教育というものが、人生の前半期だけのものであったとしたら、これはなんという底の浅いものでありましょうや。

 そんなものではないと思うのです。

 今日は、休暇をとっておりました。わたくしでも病院に行くときはあるのです。笑い話のようですが、30年間歯医者にも行ったことがないのですが、ね。

 そして、帰り、実に寒々しい思いになりました。

 ある私立中学校の入学試験に出くわしました。
 難関大学への進学率の相当凄い中高一貫校であります。

 母親と一緒に小学生が、携帯電話で予備校の先生にできばえを歩きながら報告していました。わたくしはただの通行人。どんな通行人にも聞こえるように大声で、「早**、合格していますから、なんということも・・・」と、今受検してきた学校のことを言っているのでした。小学生がですよ。そんなことは道路でわざわざ携帯で言うことなのでしょうか、ね。わたくしなら、携帯と言えども、他人に聞こえるようなところでのご報告は致しかねます。マナーもなにもないのですねぇ。

 学校に入るだけがテーマなのでしょうか。

 学歴というのは、会社にいる時だけの、働いているときだけのものでしかないのでしょうか。生涯を俯瞰した発達社会学という学問があるということを教えていただいたのも、こういう現実があるから貴重なのです。人生はスタートだけで勝負できるほど甘いものではありませぬ。

 人生をトータルにとらえていくことはできないのでしょうか。

 論文まがいの駄文をいくつか書き始めております。
 
 こんなわたくしにも、指導してくださる師匠がおられるからです。

 わたくしは、人生役割喪失期のことを高校生のころから考えてきました。倫理社会という科目の先生を師匠と慕い、古代印度哲学に憧憬しました。師匠のご専門であったからです。しかしながら、その師匠は、遙か彼方のスーパー秀才。隠者的なお人柄ではありましたが。高校の先輩でもありましたし、本当に大好きな先生でありました。ついて行けなかった我が身の浅学非才を恥じております。

 今日も、帰りの電車の中で、大阪の淀川病院のドクターが書かれた書籍を読みながら帰ってまいりました。ホスピスの先生であります。死生学と、老年学とドッキングしたところの発達とか教育というものを考えておりますので、本当に涙ぐんでその本を読みました。(「NHKブックス 死を看取る医学」)

 ある意味、わたくしの生涯教育になるのかもしれません。

 
 また明日。


 

 
 
 
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/