ヒルズデビュー

こんばんは。

昨日は公開初日の映画「SAYURI」をヨメがどーしても見たいと
言うので見に行きました。

今は窓口に並ばなくてもネットで座席を予約できる時代です。
いつもは新百合ヶ丘のワーナーマイカルで予約して行ってたのですが、
新百合ヶ丘のカレー屋はチェリーブロッサムしか知らないので
もう行き尽くしたなぁ、と思ったり←映画に集中しろ

そんな訳で別の映画館を探した結果、六本木ヒルズヴァージン東宝シネマ
行く事にしました。
ここもワーナーマイカルと一緒でネットで座席を予約できます。

公開初日の席を前日にとろうとしても、良い席は難しいかな、と
思いながらアクセス。
残席状況は「△」で、良い席は無理か。と思ったら通路を挟んだ
最前列がとれました!

ちょっと不思議に思いながら、都内在住のくせに初めての六本木ヒルズへ。
六本木という場所に行く機会が少ないのもありますが、新しいスポットは
避けて行く天の邪鬼体質が今までヒルズへ行かなかった理由です。
あと3年くらいしたらTOKIAに行ってみようと思います(遅

さて、ヒルズですが夜景が綺麗ですね~。



他の人に混ざって夜景撮影しまくっちゃいました←おのぼりさんか
そして映画館も綺麗でオサレですね~。
AppleがiPodを展示して映画の予告編を流していたり、劇場への通路が
iPodの広告だったりで、Macユーザーとしてはホクホクでした。

館内を進み、予約した観賞券を発券。
ワーナーと違って発券手数料がかからないのは嬉しいですね。
(ワーナーは1枚100円)

そして劇場内に入りました…前だ。通路を挟んで最前列ですが、
その前は座席が3列しかなかったです。
スクリーンまでかなり近く、斜め前方を見上げるような形で見るので
首と目がかなり疲れました。
また、後ろの座席は段差が大きく、前の席に座っている人の頭が邪魔で
見えない、という事もほとんど無さそうです。
これなら多少後ろの席でも差し支えなさそうでした。

そんな事もありつつ、SAYURIを見ました。
私は原作の翻訳版を読んでいなく、予備知識ゼロで見ました。
そんな中、思った事をあげてみます。

まずは言葉が英語という点について。
わかってはいましたが、日本人が英語で話していくのはかなり違和感が
ありました。
そして「オネェサン」「オカァサン」とかいきなり日本語で入るのもなかなか
違和感がありました。
まぁこれは芸者の世界の言葉だからですが。

そして全体的に「陰」の空気が多いです。
それは人と人の嫉妬や憎悪の感情だったり、芸者になるための世界の特殊な
タテ社会だったり、貧困からの人身売買があったり、女郎屋があったりと
さまざまです。

序盤はかなり激しいカメラワークが多く、前列の方で見たのもあって
酔いかけました。これは中盤以降の芸者の緩やかで洗練された動きの為に
メリハリを付ける狙いもあったのかもしれません。
あとは京都という舞台なだけあって、とても景色が綺麗でした。
その美しい中で、女の感情がからみ合うのは何とも言えないものがありました。

キャストもろくに知らないで見たのですが、渡辺謙はさすがにたたずまいが
自然体です。
そして役所広司の演技が光っていました。すばらしかったです。
どうやらハリウッド初作品のようです。

そして最後はあれ?というところで終わりました。
Sma-Station4 8/22放送分で中村喜春さんの生涯を特集で取り上げてました。
その中で彼女が渡米して、海外の芸者への偏見(娼婦が着物を着ている)
などを正して、日本の伝統文化を伝える為に尽力している部分を
見たので、渡米するところも上映されると思ったのですが、
人違い(というかさゆりはフィクションだったんですね)。
喜春さんとごっちゃになってしまってました。

とまぁ、あれこれ考えなくても単純にチャン・ツィイーの美しさを
見るだけでも劇場に足を運ぶ価値はあると思います。

それでは、失礼します。
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