ダカーポのおとうさんへ

ダカーポ

こんばんは。

さる2008年9月2日22時12分、ダカーポのおとうさんがご逝去されました。
2008年8月1日から1ヶ月間お店を夏休みにして、手術の為に入院されていました。
9月7日(日)のお通夜と8日(月)の葬儀に参列して参りました。

7月末営業最終日頃に、1ヶ月間お休みの間を何とか食いつなぐ為にたい焼きを20匹買い占めました。
その時の模様はぢゅんさんに目撃されてました
人間、どこで見られているか分かったものではありませんねm(_ _;)m

ダカーポ

自宅の冷凍庫はたい焼きでビッシリです。
いつもあんこがたっぷりで、たい焼きのお腹から溢れてくるほどの量です。
まだ残っていますが、勿体な過ぎてなかなかいただけません。
本日の葬儀の際にダカーポのおかあさんにお願いして、たい焼きを棺に入れさせてもらいました。

手術が終わったと聞いた時は9月1日からの再開は難しくても、また戻ってきていただけると能天気な私は考えてしまいました。
いつも黙々とたい焼きを焼いている背中が「男は黙って」という昭和のガンコ親父のような雰囲気を感じさせてくれました。
帰り際に出入り口からたい焼き機側の窓に回って、おとうさんにご挨拶をしてから帰るようになりましたが、それももうできないかと思うととても悲しく、また残念でなりません。

おとうさんがお亡くなりになって、一番悲しいのはおかあさんで次は親族の皆様だと思います。
それなのにうちのヨメさまが大泣きしてしまい、おかあさんに励まされてしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。

この年になって、ここ数年で身の周りの訃報が多くなりました。
親しくさせてもらっていた間柄の方が亡くなるのは、とても辛い事です。
それだけに今を精一杯生きなくては、と思うようにもなりました。
ヨメさまも自分の命を粗末には考えなくなったと思います。

とても短い期間でしたが、知り合いの面々と「鯛うどん」誕生の瞬間に立ち会えた事、そして素晴らしいたい焼きをいただけた事をこの上なく幸せに思います。
おとうさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
おかあさんには今はただゆっくり休んでいただきたいです。

合掌

2008年9月8日 USHIZO
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