第33回マレーシア料理教室その1 擂茶

こんばんは。

2015年2月のマレーシア料理教室に行ってきました。
今回は八丁堀のマレーカンポンで開催されました。
記事にしそびれてますが、ほぼ毎回料理教室には参加しています。
今回で33回目なので、2015年5月で3周年になります!
継続していくことの大事さを感じます。


なにこの野菜の量?…(;゜д゜)ポカーン
マレーシア料理って、肉や魚(油も)を使うことが多いように感じます。
これだけ野菜をたくさん使うメニューは、初めてかもしれません。

今回は擂茶(るい茶)という料理です。
客家料理で、お祝いのときに出されることが多いそうです。
初めて見る料理ですが、マレーシアの客家料理レストランでいただけるそうです。


今回、イカンビリス(小魚)も使うのですが、マレーシア帰りの参加者が密輸持ち帰ってきてくださいました!
マレーシアのイカンビリスは日本の煮干しと違って、身がもう少し固くてしっとりした感じです。
煮干しのような苦味もないですね。
こんな小さいのに頭とワタを取って、2枚開きにしてありました。

 
ミントも2種類(スイートバジルとミント)をたっぷりと使うようです。
これをどうするかというと、ピーナッツとゴマを合わせてミキサーにかけます。


ミキサーにかけたバジルペーストに緑茶を合わせて、抹茶のような鮮やかな色のスープになりました。

 
 
そして刻む刻む刻む!Σ(゜Д゜)
大量の野菜や押し豆腐をとにかく参加者全員で刻みました。
これは自宅で1人で作ったらかなり時間がかかりますね。
それに2~4人分とかちまちま刻むのは、あまり効率的ではありません。
そういう意味でも、お祝いのときに出される料理というのは納得です。


大量の刻んだ野菜などは、個別に薄味で炒めました。
サンバルイカンビリスだけは、素揚げでカリカリになっています。
これだけ見ると、まるで精進料理か台湾の素食ビュッフェです。

 
ご飯はニンニク、タマネギと一緒に軽く炒めてから炊いてあります。
これを器によそって、先ほどの野菜炒めを盛りつけていきます。
ますます素食ビュッフェにしか見えなくなってきました(ノ∀`)タハー
イカンビリスと砕いたピーナッツをトッピングして、完成です!


ミントがたっぷり入ったお茶と一緒に、いただきました。
それぞれの具は、単独でいただくよりも混ぜていただくと、また違った味わいになっておいしいです!
これはまるで南インド料理のミールスみたいな、新鮮な発見でした。

さっぱりしたミントのお茶は直接飲んでもいいのですが、お好みでご飯に少しずつかけて食べると味がまた変わります。
お茶漬けのようにして食べるのもお薦めで、この擂茶という料理は、ひつまぶしのように味がどんどん変わって、楽しくておいしかったです!

私の中でマレーシア料理は見た目が真っ黒や真っ赤という印象です。
それに比べるとこの擂茶は見た目こそ地味ですが、とても手間がかかっていて感動しました。
これ、マレーカンポンのパーティーメニューで提供したらおいしくてヘルシーだし、女性客には絶対に人気が出ると思います。
作るのは大変だと思いますが、要予約メニューでも検討してもらいたいです。

マレーシアには、まだまだ知らないおいしい料理がたくさんあるんだと思うと、とても嬉しくなりました。
この日は擂茶の他にも鶏肉料理を習ったのですが、長くなるので分けます。

それでは、失礼します。

【過去記事】

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