香川紀行の記事、今回で最終回です。
前日の見学の後、
夜は香川の野菜ソムリエの皆さんや若手農家さん(ボクも若手ですが)などと、
食事をご一緒させて頂きました。
お世話になりました皆様、改めて、ありがとうございました。
さて、2日目は高松の(有)ウイズの鈴木敏夫先生(社会保険労務士)が
ちょうど高松にいらっしゃるということで、
お会いすることに。
鈴木先生は御年73歳のバリバリ現役労務士。
2年前、初めてお会いしましたが、とても70代には見えません。
鈴木先生に「屋島」をご案内して下さいました。
この日は6月としては珍しい快晴!
さて、最初に到着したのが、「談古嶺」。
ここからの眺めです。
あの「壇ノ浦の戦い」の舞台、壇ノ浦をはじめ、
平家物語の屋島合戦の舞台を一望できるところです。
屋島三台展望の1つです。
つづいて到着したのが、「屋島寺」。
http://www.yashima-kanko.net/tera.htm
四国霊場88箇所の84番目です。
ちなみに屋島寺は奈良にある「西大寺」の末寺だそうです。
お店にたとえたら、「のれんわけ」したお寺。
このブログを書いていて、初めて気づきました。
「え~!」
「西大寺に参りに行かんと…!」
その中の「蓑山大明神」に手を合わせてきました。
四国狸の総大将「太三郎狸」と呼ばれる土地の氏神。
子宝、縁結びや家庭円満などの神さま。
鈴木先生曰く、
「ここで手を合わせたらモノゴトがうまくいく」とのこと。
今回、香川でお会いしました皆さんを初め、野菜ソムリエ仲間のご活躍を
お祈りしました。
続いてはこれまた絶景。
獅子の霊厳(れいがん)へ。
瀬戸内海を一望。絶景です。
あいにく瀬戸大橋は見れませんでしたが、
梅雨にこのお天気で大満足。
これ以上贅沢するとお天道様に怒られちゃいそうですね。
ここからの夕日は絶景だとか。
高松市内を一望。
夜景はこれまた最高だそうです。
屋島を散策した後、ご案内いただいたのが…。
うどん本陣 山田家
最後はやっぱりうどんです。
こちらのお店、昔ながらの和風建築。
しかも京都かと思うくらいの和風庭園があります。
目で癒されながら、うどんを頂くことが出来ます。
11時ころに到着したのに、駐車場はほとんど満杯でした。
観光バスもイッパイ…。
空腹のせいか(?)建物とお庭の写真を撮影し忘れました。
で、こちらの名物の「釜ぶっかけ」。
押し寿司もお願いしてしまいました。
うどんはやや細いのですが、コシがしっかりしていて、とてもおいしかったです。
うどんを食べながら、鈴木先生と野菜ソムリエのお仕事に関するお話。
ビックリしたのが、前夜にご一緒させて頂いた方々と
ほぼ同じ内容のお話だったのです。
「基本(本質)をしっかりしていないとダメだ」などというお話など…。
農産物の加工品の取り組みの落とし穴~
加工品に力を入れすぎて肝心の農産物の生産がクオリティが下がることも…など
鈴木先生ならではのさまざまな視点からのお話を聞かせて頂きました。
うどんを食べながら、香川を離れる時間が迫ってくると思うと、
だんだんと寂しく感じてしまいました。
とはいえ、とても充実した香川の2日間でした。
また、香川に行きたいと思います♪
最後にお世話になりました皆様、ありがとうございました!
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前日の見学の後、
夜は香川の野菜ソムリエの皆さんや若手農家さん(ボクも若手ですが)などと、
食事をご一緒させて頂きました。
お世話になりました皆様、改めて、ありがとうございました。
さて、2日目は高松の(有)ウイズの鈴木敏夫先生(社会保険労務士)が
ちょうど高松にいらっしゃるということで、
お会いすることに。
鈴木先生は御年73歳のバリバリ現役労務士。
2年前、初めてお会いしましたが、とても70代には見えません。
鈴木先生に「屋島」をご案内して下さいました。
この日は6月としては珍しい快晴!
さて、最初に到着したのが、「談古嶺」。
ここからの眺めです。
あの「壇ノ浦の戦い」の舞台、壇ノ浦をはじめ、
平家物語の屋島合戦の舞台を一望できるところです。
屋島三台展望の1つです。
つづいて到着したのが、「屋島寺」。
http://www.yashima-kanko.net/tera.htm
四国霊場88箇所の84番目です。
ちなみに屋島寺は奈良にある「西大寺」の末寺だそうです。
お店にたとえたら、「のれんわけ」したお寺。
このブログを書いていて、初めて気づきました。
「え~!」
「西大寺に参りに行かんと…!」
その中の「蓑山大明神」に手を合わせてきました。
四国狸の総大将「太三郎狸」と呼ばれる土地の氏神。
子宝、縁結びや家庭円満などの神さま。
鈴木先生曰く、
「ここで手を合わせたらモノゴトがうまくいく」とのこと。
今回、香川でお会いしました皆さんを初め、野菜ソムリエ仲間のご活躍を
お祈りしました。
続いてはこれまた絶景。
獅子の霊厳(れいがん)へ。
瀬戸内海を一望。絶景です。
あいにく瀬戸大橋は見れませんでしたが、
梅雨にこのお天気で大満足。
これ以上贅沢するとお天道様に怒られちゃいそうですね。
ここからの夕日は絶景だとか。
高松市内を一望。
夜景はこれまた最高だそうです。
屋島を散策した後、ご案内いただいたのが…。
うどん本陣 山田家
最後はやっぱりうどんです。
こちらのお店、昔ながらの和風建築。
しかも京都かと思うくらいの和風庭園があります。
目で癒されながら、うどんを頂くことが出来ます。
11時ころに到着したのに、駐車場はほとんど満杯でした。
観光バスもイッパイ…。
空腹のせいか(?)建物とお庭の写真を撮影し忘れました。
で、こちらの名物の「釜ぶっかけ」。
押し寿司もお願いしてしまいました。
うどんはやや細いのですが、コシがしっかりしていて、とてもおいしかったです。
うどんを食べながら、鈴木先生と野菜ソムリエのお仕事に関するお話。
ビックリしたのが、前夜にご一緒させて頂いた方々と
ほぼ同じ内容のお話だったのです。
「基本(本質)をしっかりしていないとダメだ」などというお話など…。
農産物の加工品の取り組みの落とし穴~
加工品に力を入れすぎて肝心の農産物の生産がクオリティが下がることも…など
鈴木先生ならではのさまざまな視点からのお話を聞かせて頂きました。
うどんを食べながら、香川を離れる時間が迫ってくると思うと、
だんだんと寂しく感じてしまいました。
とはいえ、とても充実した香川の2日間でした。
また、香川に行きたいと思います♪
最後にお世話になりました皆様、ありがとうございました!
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1日目、最後の見学先は、
(有)SSKの佐々木等さん。
いちご農家さんでもあり、いちごのスペシャリストだそうです。
その前に見学させていただいた、
「森のいちご観光農園」を手厚くサポートされておられます。
現在、女峰の収穫の真っ只中。
ボクも1つ頂きました。
独特の甘酸っぱさが口いっぱいに広がります♪
いろいろと面白いお話を聞かせていただきました。
特に素材の「ホンマもんの味」についてのお話は、興味深かったです。
「赤いいちご=甘いいちご は本当か!?」
一般的にそういわれています。
ただ、品種によってはそうでないものもあります。
例えば、うすく色づいたときがもっともおいしい品種もあります。
ところが、そういった品種は、見た目重視で十分色づかせたら、
おいしい時期を逃していることも…。
つまり、第一印象で味を判断してはいけないというお話も出ました。
確かに、現代社会で第一印象が大事です。
しかし、それだけで全てを判断してしまうと、
本質を逃してしまうことになりかねないと改めて感じました。
「規制が本質と楽しさを奪う!?」
焼肉店「○びす」の食中毒事件は、結局規制の改定にまで至りました。
生レバーの提供もダメになりましたし。
確かに、コンプライアンスの問題もあります。
ある程度の規制は必要でしょう。
しかし、何でもかんでも規制をかけてしまうと、
本質をうばうことになりかねませんし、食を楽しめなくなると思います。
規制を作っているのは、ほとんどその本質を知らず、
尚且つ生活者視点に欠けた人ばかりでしょう?皆さん。
とある国では、発酵食品を殺菌して流通させているそうです。
その発酵菌が、旨みだそうです。
ところが、殺菌するということは、発酵菌が死滅、
つまり旨みがなくなることでもあります。
ということは、その国の生活者は、味気ないその発酵食品を
ほんまもんの味と誤解していることになります。
日本に保存食があるのはおなじみですね。
ほとんどが漬物など、相当な発酵食品があります。
ところが、食の本質を知らない者によって規制をかけたら、
日本の食文化、日本のオンリーワンの崩壊につながるのではと感じています。
こういう規制が出来たら、よく、「時代だから仕方がない」と、
似合うはずがないのに王子様が座るような椅子に座って
口にする人も見かけますが、
それではますます本質は奪われ、アイデンティティはダメになると思います。
ちょっと辛口ですが…。
本質を追求し、それを伝えていく難しさについて、
考えさせられました。
ところで、最近のいちご。
写真のように高床で栽培されています。
(写真は佐々木さんの圃場の写真です)
奈良県の「あすかルビー」という品種の栽培でも、
急速に増えています。
この方式、実は香川県が発祥だそうです。
イチゴは腰をかがめての作業の連続。
しかも永年性作物であることから、年がら年中植えっぱなし。
苗の植え付け、手入れ、追肥、除草、収穫…など、
ずっと腰をかがめての作業です。
ボクも栽培しているから分かります。
そこで、ちょっとでもカラダの負担を減らそうと、この栽培方法が誕生。
雨の多いシーズンは、従来の土に直接植えて栽培する方法では、
いちごが根っこから水分をタップリ吸い込み、
水臭くて甘みの少ないいちごが出来たりしていましたが、
これなら地面とイチゴを栽培しているところが
離れているため、その確率も減少しますね。
とはいえ、日が沈んでいるのを忘れてしまうのでは…と思うくらい、
お話が盛り上がりました。
佐々木さん、ありがとうございました。
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(有)SSKの佐々木等さん。
いちご農家さんでもあり、いちごのスペシャリストだそうです。
その前に見学させていただいた、
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現在、女峰の収穫の真っ只中。
ボクも1つ頂きました。
独特の甘酸っぱさが口いっぱいに広がります♪
いろいろと面白いお話を聞かせていただきました。
特に素材の「ホンマもんの味」についてのお話は、興味深かったです。
「赤いいちご=甘いいちご は本当か!?」
一般的にそういわれています。
ただ、品種によってはそうでないものもあります。
例えば、うすく色づいたときがもっともおいしい品種もあります。
ところが、そういった品種は、見た目重視で十分色づかせたら、
おいしい時期を逃していることも…。
つまり、第一印象で味を判断してはいけないというお話も出ました。
確かに、現代社会で第一印象が大事です。
しかし、それだけで全てを判断してしまうと、
本質を逃してしまうことになりかねないと改めて感じました。
「規制が本質と楽しさを奪う!?」
焼肉店「○びす」の食中毒事件は、結局規制の改定にまで至りました。
生レバーの提供もダメになりましたし。
確かに、コンプライアンスの問題もあります。
ある程度の規制は必要でしょう。
しかし、何でもかんでも規制をかけてしまうと、
本質をうばうことになりかねませんし、食を楽しめなくなると思います。
規制を作っているのは、ほとんどその本質を知らず、
尚且つ生活者視点に欠けた人ばかりでしょう?皆さん。
とある国では、発酵食品を殺菌して流通させているそうです。
その発酵菌が、旨みだそうです。
ところが、殺菌するということは、発酵菌が死滅、
つまり旨みがなくなることでもあります。
ということは、その国の生活者は、味気ないその発酵食品を
ほんまもんの味と誤解していることになります。
日本に保存食があるのはおなじみですね。
ほとんどが漬物など、相当な発酵食品があります。
ところが、食の本質を知らない者によって規制をかけたら、
日本の食文化、日本のオンリーワンの崩壊につながるのではと感じています。
こういう規制が出来たら、よく、「時代だから仕方がない」と、
似合うはずがないのに王子様が座るような椅子に座って
口にする人も見かけますが、
それではますます本質は奪われ、アイデンティティはダメになると思います。
ちょっと辛口ですが…。
本質を追求し、それを伝えていく難しさについて、
考えさせられました。
ところで、最近のいちご。
写真のように高床で栽培されています。
(写真は佐々木さんの圃場の写真です)
奈良県の「あすかルビー」という品種の栽培でも、
急速に増えています。
この方式、実は香川県が発祥だそうです。
イチゴは腰をかがめての作業の連続。
しかも永年性作物であることから、年がら年中植えっぱなし。
苗の植え付け、手入れ、追肥、除草、収穫…など、
ずっと腰をかがめての作業です。
ボクも栽培しているから分かります。
そこで、ちょっとでもカラダの負担を減らそうと、この栽培方法が誕生。
雨の多いシーズンは、従来の土に直接植えて栽培する方法では、
いちごが根っこから水分をタップリ吸い込み、
水臭くて甘みの少ないいちごが出来たりしていましたが、
これなら地面とイチゴを栽培しているところが
離れているため、その確率も減少しますね。
とはいえ、日が沈んでいるのを忘れてしまうのでは…と思うくらい、
お話が盛り上がりました。
佐々木さん、ありがとうございました。
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