野菜ソムリエPro. AndyのBlog

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「タネの少ないスイカ」の盲点

2012年06月19日 22時26分13秒 | 野菜&果物
最近、「タネの少ないスイカ」が、よく出回るようになりましたね。

種苗会社のカタログ、直売所などでも、
タネの少ない品種のスイカが出回っています。

しかし、ボク自身、気をつけて頂きたいと思うことがあります。
異論、ご批判があるかもしれませんが、
それは、「絶対にタネが少ない」わけではないこと。

タネはいわば子孫。
スイカも植物でもあり、生き物でもある以上、
私達人間と同じく子孫本能があり、子孫を残します。

野菜&果物には、天候不順のときや異常気象のときに危機感を感じて
子孫本能が強く働くことも少なくありません。

ボクの栽培の経験上、天候不順のときに実ったスイカは
全般的にタネが多めです。
(特に在来種や固定種にその傾向が強い気がします。)
理由は、スイカ自身が「自分の過ごす環境でない」と思い、
子孫本能に力が入るためです。

つまり、タネの少ない品種といっても、天候不順のときは
タネがどうしても多めになりがちと考えています。

家庭菜園で、タネの少ない品種のスイカを植えたけど、普通のスイカよりも
タネが多かった。というケースや、

お店でタネの少ない品種のスイカやて聞いて買ったけど、
中を切ったらタネだらけだった。というケースも出てくると思います。

これらのケースが発生する理由は、
「異常気象(天候不順)時に子孫本能が強く働くため。」と
お考え頂いたほうがいいでしょう。


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