ビバさんのさんぽ道

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2017年青春18春の旅(3)仁風閣内部

2017-04-07 01:13:52 | 建物(鳥取県)
鳥取市の洋風近代建築・仁風閣の内部です。


一階正面の広い部屋。随員控室でしたが、今は仁風閣を取り巻く歴史などが展示されています。






仁風閣では鳥取県下で初めて電灯が灯されました。



カーテンボックスの装飾にも和洋折衷の技術が見られます。



各部屋にマントルピースがあります。






窓の外のベランダを通して庭が見えます。



一階玄関の右手の部屋。
明治40年5月、大正天皇が皇太子だった時に宿泊した際にお風呂場として使われました。部屋の中央に檜の大きな浴槽が置かれ、屋外で沸かしたお湯を運び入れて入浴しました。



持ち運び式のトイレ。

一階には他に県官出張所、事務室、御道具置場等があります。



塔に登る螺旋階段。支柱が無く、硬いケヤキを彫った厚板(ささらげた)で支えています。大工棟梁の見事な職人技です。



二階に上がる階段。



二階ホール。
「仁風閣」という額は、皇太子に随行していた海軍大将東郷平八郎が命名し書いたものです。



二階中央の謁見所。






家具には、池田家の家紋「揚羽蝶」を星型に収めた紋が彫られています。



御座所。



御食堂。



畳敷きの御寝室にも暖炉がありました。



二階のバルコニー。

二階には、この他に陳列所、侍従武官室などがあります。

鳥取県唯一の重要文化財の近代建築、贅を凝らした邸宅を内外をゆっくり堪能することができました。



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