地元の菊名池でのカルガモの子育てを3年間見てきました。今年2023年はどうなっているでしょうか?まず、過去を振り返ってから、今年の状況をレポートしたいと思います。
2021年7月。このときは、4羽のヒナが母鳥のそばにいるのが確認できました。ただし、このあと何羽が無事成長できたかはわかりません。
2022年7月。1羽だけヒナを確認できました。
そして今年、2023年。5月21日はカルガモが1羽も見られません。この時点では、母鳥が茂みにかくれて営巣していた可能性はあります。
6月11日。この日もカルガモがいません。
7月9日、とうとういました、カルガモの子どもちゃんが。ヒナと成鳥の中間くらいの大きさの幼鳥が1羽いました。
親鳥も寄ったり離れたりして、子を気にかけているようです。
あと1羽、幼鳥が一瞬だけこの茂みから出てきて、すぐ戻ってしまいました。なので、幼鳥は少なくとも2羽いるようです。3年連続、カルガモは子育てができたようです。最終的に、成鳥にまで成長できたかどうかは確認できていませんが。カルガモは、10数個の卵を産むと言われていますが、その中から大人にまで育つのは、1、2羽程度というかんじです。たくさん産んで少なく育つという生殖戦略をとっていると言えるでしょう。
7月23日。おそらくカルガモの子がいますね。
この日は、成鳥も多くいて、幼鳥も合わせると5羽のカルガモを見ました。一時期いなくなっていたのですが、どこからか戻ってきたようです。
ぶん南にあるんですね。菊名駅は何度も
通過して、北側はずいぶん急な傾斜だ
といつも見ておりましたが、下車して
周辺を歩くという経験はないです。
カルガモの親子ってかわいらしいもの
ですね。有名なところでは、三井物産
の池から皇居への移動。七里ガ浜地区
から海へ注ぐ行合川でも見ることが
あります。でも行合川は流れが強く、
段差もあるので、ひなが海に流されそう
で、ちょっと怖いんですよ。
カルガモの親子の移動がときどきテレビに出ますね。なんで移動しなくちゃならないのか、いまいち理解できていないのですが。海に近い川だと、ヒナは流されそうですね。そうやって、最初は十何羽もいたヒナが、大人になれるのは1羽くらいになってしまうのです。可哀そうなのですが、これも自然の摂理ですね。