wakabyの物見遊山

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ベランダガーデンー9・10月のようす(コガネムシとの戦い)

2021-10-23 07:20:54 | バイオフィリア(身近な生き物たち)

この春始めた、なかなか思い通りにいかないベランダガーデン。9・10月の苦闘のようすをお伝えします。

 

夏には花が咲くと思っていたゼフィランサスは、9月になっても元気がありません。小さい鉢に球根を植え変えようと思って、土を掘り返してみました。掘り上げてみると、球根は少し大きくなっているようでわりと元気そうです。

 

ところが、土の中からこんな甲虫の幼虫が3匹出てきました。一瞬、カブトムシか?と思いましたが、この手の甲虫の幼虫は姿が似ているので、種類がなにかわかりません。

 

とりあえず、虫かごに土を入れて幼虫を飼ってみることにしました。ところが、その後ネットで調べてみると、この虫は園芸植物の害虫として知られているコガネムシの可能性が高いことがわかってきました。そういえば、この夏、ベランダの反対側の廊下で、夜間照明に集まってきたコガネムシの生きてるのや死んでるのをよく見ました。どうやらコガネムシがゼフィランサスの鉢に産卵して、幼虫が成長していたようです。コガネムシの幼虫は植物の根を食べ、成虫は植物の葉を食べるそうです。コガネムシの幼虫に根を食べられたせいで、ゼフィランサスは元気がなくなり、花も咲けなかったのだなと納得しました。

 

植え替えたゼフィランサスは、1ヶ月でこんなに葉を伸ばし、10月なのに花も咲かせてくれました。やっぱり元気がなかったのは、コガネムシのせいでした。原因がわかってよかったです。

 

一方、はなかたばみラッキークローバーは6月のころ、少し元気がなくなってきて、

7・8月にはもうほとんど枯れたような状態になっていて、きっと真夏の半仮眠状態になっているので、秋には復活すると思っていたら、9月になってもごらんの通り。こちらも土を掘り上げてみたら、球根の中身がほとんど無くなっていました。つまり、完全に枯れていたのです。これは原因不明ですが、ベランダの強い日差しと風が当たる環境に耐えられなかったのかもしれません。

 

そしてこちらは、真夏の暑さと湿度から避難させるために、7・8月の間、部屋の中に移していたイングリッシュ・ラベンダー。ところが、部屋の中に移してから、どんどん枯れていき、9月になって外に出して、しばらくしても復活する気配がありません。掘り上げてみたら、枯れていますね。北海道や高原で生育するような種類ですから、ここのような暑い気候では無理だったのです。この種類も、二度と栽培することはないでしょう。

 

10月のニチニチソウはとっても元気。葉がエナメル質で光沢がありますよね。それによって、乾燥に強いのかもしれません。

 

8月に導入したジニア・プロフュージョンは、

なぜか、左の株だけ枯れてしまいました。

 

ハーブたちは、水さえたっぷりあげていれば元気に生育しています。スウィートバジルは、パスタ、ピザ、オムレツを作るときに重宝しています。

 

スペアミントは、ほふくして枝が伸びています。庭に植えていれば、株が分かれていくのかもしれません。



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