◇ 異邦人 (1979)
オリエント好みの当時の私、その心の琴線に触れた曲。久保田早紀。
これは、カラオケでも私のリクエストに応えていただけます。
♪ 時間旅行が 心の傷を
なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 ♪
2番のこの部分が大好きなのです。
(エグランタイン Masako ER) (ジュビリー・セレブレーション ER)
当時私は、シルクロードに想いをはせていました。
ちょうど、次第次第に体調が思わしくなくなってくる頃。
遠くの見知らぬ土地、人、歴史、そうした少し現実から離れたところに
身を置いていたかったのでしょう。
時間旅行ができたなら、どんなにか慰めになることか、なんて・・・・。
後ろ姿ばかり、過去の栄光ばかりを追い求めていました。
・・・・と、まあ、でも、今はこの歌の心が、少しは理解できる気がしています。
♪♪♪
もう一つ、実は異邦人にするかどうするかで迷いました。
この曲も、結局、私らしいドジな思い出とともに・・・・。
(ヘリテージ ER) (スカボロ・フェア ER)
◇ 未来予想図Ⅱ (1990)
今でこそ、バス通勤の行き帰りのウォークマンの中身は、いつも英会話かイタリア語会話ですが、もう少し若い時分には(それでも若くなったりはしないのですが)、たまに歌を聴くことがありました。たとえば、ドリカムの私なりのベストを作って、ぼんやり聴いてたこともあったんです。
いつもの私のクセなんですが、少々はずれてるのも気にせずに、男声部分をハモろうとします。学生時代の合唱団員の名残りなんでしょう。
当然、声なんかは出さずに、心の中でハモるんです。
それが、そのときはどうしたわけか、少しだけ、音というか完璧にハモりの声が出てしまったのです。他のお客さんに聞こえたよな・・・・。
そう思ったら、急に無茶苦茶恥ずかしくなって、次の停留所で降りたりして。
これは、かれこれもう10年くらい前の話です。
♪ きっと何年たっても こうして変わらぬ気持ちで
過ごしてゆけるのね あなたとだから ♪
思いが届いて、心からこう言えたとしたら、どんなにいいでしょうね。
この歌を初めて聴いたときからの気持ちです。
(レオナルド・ダ・ビンチ AT/CL) (シャルロット ER)
さて、切りがなくなってきましたので、また別の機会にできたら・・・・。
それにしても、こうした歌までも、ずっと彼方に遠ざかりつつあります。
黙っていては、ほとんどみんな、遠ざかっていくものばかり・・・・。
自分でひたすら追いかけなくては・・・・だから、それは、情熱。
※ 女性ボーカルの歌、大好きな3曲はおしまいです。
次は、薔薇の開花に合わせてでも更新して行けたらと思います。
連休の残り、皆さん、思い思いに楽しんで下さい。